こんにちは!東大文科二類一年のあっぷるです。
私は高校1年生の頃まで、とにかく数学が苦手でした。
それもあって、文系の道に進んだのです。
しかし、高2の夏に克服することができました!
東京大学の二次試験では80点中71点という高得点を出すことができ、そのおかげで合格できたと言っても過言ではありません。
克服の過程、おすすめ参考書などお伝えしていきますので、是非最後までお付き合いください。
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偏差値が上がりやすい科目、文系数学
当たり前ですが、文系の中で数学が苦手な人は多いです。
英語で差をつけられることはありますが、国語は差がつきにくいですし、社会はそもそも配点が少なく設定されていることがほとんどです。
ですから、文系で数学が有利であれば、他の人に差をつけやすく、受験でも非常に有利に戦えることになります。
実際に、私の高校の先生は合格発表後に「数学ができた人が受かっているね」と言っていました。
文系の方こそ、数学からは逃げずに得意教科にする勢いで勉強に臨んでください。
苦手な数学を克服したステップ
高2の夏休み、なんとかして数学を克服したいと思っていたけれど、勉強法がわからなくて苦手になっている自分が、うまい勉強法を思いつくはずもなく、学校で買わされていた、かの有名な参考書にとりあえず手を出しました。
問題を二日で1単元を目標に、最初から解いていったんです。
それはもう高校に入学して最初でやるようなたすき掛けから。
普通のノートに解いていっても良かったんですが、書店で見かけたこれを活用しました。
白紙に青チャートの問題が書かれているだけなのですが、チャートは問題のすぐ下に答えが書いてあるので、それが目に入らず、効果的でした。
ただ、問題を解くといっても、教科書をいつも参照しながら、教科書に書いてある公式や定義を理解することから始めました。
この勉強をして良かった点は3つあります。
1つ目は、基礎の基礎から勉強して、今まで抜けていた公式、やり方がスラスラと使えるまで身についたこと。
数学の問題を解くときに「この公式ってどうだったっけ?」と立ち止まっていましたが、その時間がなくなり、他の、自分で考えなければならないポイントに時間を割けるようになりました。
2つ目は、いわゆる典型問題、頻出問題の解法を理解し、スラスラ解けるようになったこと。
これは1つ目と同じで、他の人よりも問題の応用的なところに時間を割けるようになりました。
ただし、注意しておきたいことは、問題の解き方を丸暗記しては意味がないということです。
なぜこの方法を使って問題を解くのかな?と、よく考えましょう!
3つ目は、公式を理解するためにやった公式の証明が、実際に入試対策になっていたこと。
実例を見てみましょう。
まずは、かの有名な1999年東京大学(理系)の入試問題です。
(2)なんかみたことのある式ですよね?
教科書にも載っている、加法定理の証明をしろという問題だったのですが、入試でも出来が恐ろしく悪かったそうです。
また、これが第一問にあったために、できなかった人はパニックになって、残りの問題も落としてしまったとか…
大阪大学でも2013年には点と直線の距離の公式の証明が出題されるなど、入試問題では度々見かけます。
また、2018年のセンター試験ではラジアンの定義を問う問題が出題されました。
センター試験数学2018年一部抜粋
これも問題の最初にあり、パニックになった人がたくさんいました…
ここからわかるのは、出題者は、数学の基礎の基礎を重要だと思っているということです。
青チャートは1Aを解いただけなのですが、秋以降、数2Bも一緒にぐんぐんと成績が伸びていき、苦手な数学を克服することができました。
センター試験ⅠA&ⅡB対策 そのコツとは??
これに関しては残念ながら経験、つまり解いた問題数によって左右されると思います。
どちらもかなりの計算量、スピードを必要とされますし、計算スピードの遅かった私にとっては大変辛かったです。
ただ、言っておきたいのはあまり早くからセンター対策をしないことです。
センター試験後に記述問題を解くと、解けなくなっていることがわかります。
配点にもよりますが、導出のあるセンター試験よりも、自分で考える記述問題を大切にしてください。
1Aに関して、大問3〜5は確率、整数、図形となっています。問題をみてから二つ選ぶのではなく、あらかじめ2つ決めておきましょう。
おすすめは、二次試験でよく出る単元を選ぶことです。
東京大学であれば図形はあまり出題されないので、私は確率と整数を必ず解くようにしていました。
二次試験対策:東大生の勉強法&おすすめ参考書
過去問の対策をとにかく重要視してください。
当然ながら大学によって問題の出し方、よく出る単元は全く違います。
それを前提とした上で、おすすめの勉強法や参考書をいくつか紹介すると、
安田亨先生の著書には、大変為になるものが多く、これは確率が苦手な方必見の良著です。
また東京大学の入試対策に限定した話になりますが、「東大数学で1点でも多く取る方法」には一番お世話になりました。
生徒目線で問題の解き方を教えてくれる良著です。
問題を解いて、そこから何を学べるかを教えてくれます。
『東大数学で1点でも多く取る方法』の欠点は、25ヵ年と比べると問題数が少なく、最新の問題も欠けていることです。
問題数の多さではこれが1番でしょう。余裕のある方は解いて見てください。
二次試験には、教科書にも、センター試験にも、よくある問題集にも載っていない内容がよく出題されるものがあります。
逆像法/逆手流はその1例です。
このようなトピックは、高校数学の美しい物語や受験の月などのサイトを参照してください。
まとめ
苦手科目の克服に必要なのは、基礎の基礎から固めていくことです。
最初はとても辛いですが、粘り強く取り組んでください!
みなさんが数学を得意科目にして、合格を掴むことができれば幸いです。