国語

【東大生おすすめ】入試現代文へのアクセスの使い方・勉強法・評価・レベル【基本編・発展編・完成編】

こんにちは!Study For.編集部です!

この記事では

「入試現代文へのアクセスってどんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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目次(項目をクリックするとジャンプできます)

“入試現代文へのアクセス”シリーズの概要と使用目的

参考書の概要

今回紹介するのは「“入試現代文へのアクセス”シリーズ」です!

シリーズには「基礎編」・「発展編」・「完成編」(難易度順)の3つがあります。

“入試現代文へのアクセス”シリーズの概要としては、「実際の問題演習を通して、“読解のポイント”と“解法のポイント”と“語彙”と“頻出テーマの内容”」を学ぶ参考書となっています。

またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。

現代文の読み方なんて、授業ではやらないわけで。つらつらと一つの話を解釈するだけの授業もなんとなく受けてる人は、得点できないのは自然なことです。

私はとにかく、現代文においての着眼点や、マークの仕方、消去法のコツなどを知れたら勝ちだと思いました。

なのでこの本を買いましたが、上記をかなりのレベルで網羅してある本で、素晴らしいと思いました。

現代文単語も同時に覚えられるように解説があり、図式化した内容要約、記述問題の必要なワード、またどうしてそれが必要なのかという経緯、もちろん選択問題には丁寧な解説がついています。
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本書はあくまでも「問題演習がメイン」ですので、「読解法だけを重点的に」学びたいのであれば、“入試現代文へのアクセス”シリーズに取り組む前に、それに焦点を置いた「田村のやさしく語る現代文」または「船口のゼロから読み解く最強の現代文」に取り組むことをお勧めします。

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↓田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
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“入試現代文へのアクセス”シリーズの難易度・レベル・対象者は

対象者

ここからは本書の「難易度・レベル・対象者」について紹介していきます。

これはシリーズそれぞれによって異なるのでそれら1つずつ紹介してきますね♪

入試現代文へのアクセス“基本編”

【難易度・レベル】基礎~標準

【対象者】偏差値40~55の人

まず最初に紹介する「基礎編」についてですが、これは同シリーズで最も難易度が低い参考書です。

これを使う対象となる人は「国語の偏差値が40~55の人」と言えます。

先ほども述べたように、この参考書は「読解法を初めて学ぶという人向けではない」です。

本書の“読解”についての解説は分かりやすく書かれていますが、「短い言葉で明確に解説」されているので、「初めて読解法を学ぶ人」には親切な解説とは言えません。

そのような人は先ほど紹介した「田村のやさしく語る現代文」または「船口のゼロから読み解く最強の現代文」に取り組んだ後に本書に取り組みましょう

入試現代文へのアクセス“発展編”


【難易度・レベル】標準、中堅大学レベル

【対象者】偏差値55~60の人

「発展編」の難易度・レベルとしては、センターや中堅大学(MARCH・関関同立など)レベルです。

収録されている問題のレベルはまさにこのレベルですので、「センター現代文で7、8割を目指す人」・「中堅大学を受験する人」におすすめです♪

入試現代文へのアクセス“完成編”

【難易度・レベル】難関、難関大学レベル

【対象者】偏差値60~の人

「完成編」は同シリーズで一番難易度が高いです。

難易度レベルとしては、東大・京大を始めとする難関国公立や上智・早稲田といった難関私立レベルです。

このレベルの現代文の問題集は少ないので、上記の大学を受験する人は過去問を解く前に取り組むといいでしょう♪

“入試現代文へのアクセス”シリーズの特徴

ここからは「“入試現代文へのアクセス”シリーズ」の良い点・悪い点といった特徴について紹介していきます。

概要としては以下のようになります。

・「読解のポイント」と「解法のポイント」を分けて解説

・「本文の解説」と「設問の解説」を分けて解説

・「現代文の重要な語句」を解説

では早速、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

「本文の解説」と「設問の解説」を分けて解説

本書の特徴として一番初めに挙げるのは「“本文の解説”と“設問の解説”を分けて解説している」ということです。

これは他の現代文の問題集との大きな違いといえます。

他の参考書では「設問の解説」のみが扱われていますが、本書では「設問の解説」をする前に「本文の解説」をしているのです。

この本文の解説というのは、本文を意味段落ごとに分類し、それぞれの段落の持つ意味や主張している内容をまとめたものです。

これを読むことで、

「あっ、1~3段落と4段落は“対比”の関係になっていたのか」

といったように読解の上で重要なことに気づく手助けとなり、「文章を読む力」を養うことが出来ますよ♪

「読解のポイント」と「解法のポイント」を分けて解説

次にあげる特徴としては「“読解のポイント”と“解法のポイント”が分けて解説されている」ということです。

先ほど紹介した「本文の解説」と「設問の解説」に、それぞれ「読解のポイント」と「解法のポイント」が付いています。

ここでいう“読解のポイント”とは

「難解な表現や用語であまり立ち止まらず、先に読み進もう」

「同じような内容の言いかえに注目しよう」
入試現代文へのアクセス 基礎編

といった、「文章の内容に関わらず、現代文を読むときにはいつも意識しておきたいポイント」のことであり、

“解法のポイント”とは

「傍線や空欄の問題では、その傍線や空欄の前後の文脈(文の流れ)をよく確認し、解答の方向を見きわめよう」

「“・・・の違いを述べよ“という問題では、二つを対比させて答えよう」
入試現代文へのアクセス 基礎編

といった、「文章の内容にかかわらず現代文の設問を解くときにいつも意識しておきたいポイント」のことです。

これらをしっかりと把握しておくことで、どんな文章が出ても、どんな設問が出ても常に対応できる力を養うことが出来ます♪

「現代文の重要な語句」を解説

本書では「現代文でよく登場するけど、意味が分かりにくい重要な語句」についての解説が充実しています。

例えば

「啓蒙主義」

「概念」

「理性、合理主義」

「近代」

といった現代文ではよく出てくる単語ですが、

「意味はなんとなくしか分からない」

「あまりよく分からない」

という人も多いでしょう。

このような人たちでも単語の意味が分かるように、本書では「現代文特有の重要な言葉」について、時には1ページ丸ごと使って解説するなど、かなり丁寧に用語を解説してくれています。

そしてこれらの意味を正確に押さえていると、文章の理解度も格段に増すので必ず押さえておきましょう♪

“入試現代文へのアクセス”シリーズの使い方・勉強法

使い方・勉強法

ここからは「“入試現代文へのアクセス”シリーズの効果的な使い方・勉強法」について紹介していきます。

最低「3周」繰り返すことを心得よ

まずは参考書を使う大前提として1周するだけでは、その内容の2割ほどしか身につかないということです。

1周しただけで10割すべて身につく人はよっぽどの天才です。

実際に、東大をはじめとする難関大学合格者は一冊の参考書を何度も何度も繰り返して学習しています。

これは難関大学に合格する彼らであっても、参考書を1周するだけではその内容の全てを身に着けることが出来ないからです。

では何周すればいいかというと、私の指導経験から言うと
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】

「“入試現代文へのアクセス”シリーズは最低3周」やれば、ほぼ完ぺきに内容を身に着けることが出来ます。

ですので必ず「3周」やるということを念頭に置いて、勉強のスケジュールを立てましょう。

使い方は本書の推薦法を実践すべし

さてスケジュールを決めた後は実際に本書に取り組んでいくわけですが、ここでどのように取り組むかは本書に書いてある「使い方」を参考にしてください。

この「使い方」の概要は以下の通りです。

STEP1:まず自力で本文を読んで内容を把握し、設問を解く

STEP2:「語句の意味」で基本語句の意味を押さえる

STEP3:「本文の解説」を読み、自分の読みをチェックする

STEP4:「設問の解説」を見ながら解答をチェックする

STEP5:しばらく時間をおいてから、復習する

となっており、ここで特に大事なのはSTEP“1と5”です。

まずSTEP1についてですが、“かならず”自分で問題を解いてから解説を読みましょう。

ここで自分でじっくりと考えて答えを出すことで、その後の解説を読む際の“理解度・定着度”が抜群に向上するからです!

次にSTEP5についてですが、

「えっ、同じ文章の問題を解きなおして意味あるの?」

と思われる方も多いかもしれません。

ですが、同じ問題を解きなおすことは「意味があります、ありすぎます、ありまくります!」

同じ問題であっても、解説を読んだ後にもう一度解きなおすことで、読解法が身につくようになるからです。

実は解説を読んだだけでは読解法は身につきません。

これだけだと、「読解法は分かったけど、いざ文章を読むと出来ない」という状態に陥ります。

なぜならスキルを習得するには「スキルの理解」と「慣れ」が必要だからです。

そして解説を読むというのは「スキルの理解」に該当し、

それを身に着ける「慣れ」のために、もう一度問題を解くということが必要になってくるのです。

ですから必ず解説を読んだ後に同じ問題を解きなおすようにしましょう。

2周目以降はスピーディーに復習

さて1周目を終えた皆さんはこのように思うのではないでしょうか?

「1周するのに結構時間かかった。。。これを7周もするのか、、、」

と。

でも安心してください!

2周目は1周目の約3分の2の時間で読み終わることが出来ますし、周を重ねるごとにどんどん短い時間で読み終えることが出来るようになります。

なぜなら1周目はどうしても書かれている理解するのに時間がかかりますが、2周目以降は1度理解したものを読むので、1周目よりも早く読むことが出来るからです!
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“入試現代文へのアクセス”シリーズの次に使う参考書は

次に取り組むべきこと

さて本書が終わった後は、「漢字」・「現代文キーワード」・「読解」の学習をお勧めします。

漢字の学習をしていない人は「漢字マスター1800+」を


↓こちらも参考に!
【東大生おすすめ】漢字マスター1800+の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】漢字マスター1800+の使い方・勉強法・評価・レベル

現代文キーワードの学習をしていない人は「ことばはちからダ!」を

読解は各自が目指すレベルによって使う参考書が異なります。

ここでは、受験生を以下の2つに分けることにします。

中堅大学(偏差値50~60前半)を受験する人やセンターで8割以上取りたい人

難関大学(偏差値60後半~)を受験する人

ではそれぞれどのような参考書を使うべきか紹介していきます。

中堅大学(偏差値50~60前半)を受験する人やセンターで8割以上取りたい

このような人は「入試現代文のアクセス“発展編”」までやった後は、「現代文読解力の開発講座」に取り組んで読解力のさらなる向上を図りましょう。

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その後は、実際に「志望校の過去問」や「センターの過去問」に取り組むといいでしょう。

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難関大学(偏差値60後半~)を受験する人

このような人は「入試現代文のアクセス“完成編”」までやった後は「現代文と格闘する」に取り組んで読解力のさらなる向上を図りましょう。

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↓現代文と格闘するについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
【東大生おすすめ】現代文と格闘するの使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生徹底レビュー】現代文と格闘するの使い方・勉強法・評価・レベル

その後は、実際に「志望校の過去問」に取り組むといいでしょう。

“入試現代文へのアクセス”シリーズのまとめ

・シリーズには3部作あり、難易度順に「基礎編」・「発展編」・「完成編」

・「設問の解説」だけでなく「本文の解説」もついている。

・「読解のポイント」だけでなく「解法のポイント」もついている。

・語句の解説が1つの用語に対してMAX1ページ丸ごと使うなど、解説が充実している。

今回紹介した“入試現代文へのアクセス”シリーズ



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