こんにちは!Study For.編集部です!
この記事では
「漢文早覚え速答法ってどんな参考書?」
「レベルってどれくらい?」
「自分に適した参考書かな?」
「どう使うのが効率的かな?」
「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」
といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。
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漢文早覚え速答法の評価やレベルとおススメの人
前提となるレベル:返り点(レ点・一二三点・上中下点・甲乙丙点)といった漢文の基本中の基本は知っていること
対象となる人:センター試験を含めて漢文を受験する人全員
マスター後の到達レベル:センター試験で安定して8割以上、私文漢文や東大2次で合格点が取れるようになる
漢文早覚え速答法は「漢文を受験で使う全ての受験生に絶対に使ってほしい“神参考書”」(神参考書たる所以は次のセクションで説明します)ですが、これに取り組むための前提条件があります。
それは「返り点などといった漢文の読み方の“順番”」(訳し方は早覚えで覚えるので覚えてなくてOK)を知っているということです。
これに関しては「漢文ヤマのヤマ」を使って学習するといいですよ♪
↓こちらも参考に!
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【東大生おすすめ】漢文ヤマのヤマの使い方・勉強法・評価・レベル
次に「漢文早覚え速答法」を使う対象となる人についてですが、「センター試験を含めて漢文を受験する人全員」です。
この参考書は神参考書ですので「センター試験」、「私文漢文」、「国立2次漢文」の全てに対応しています。
最後にこの参考書をマスターすれば、「センター試験では安定して8割以上を取れるように」なりますし、「早稲田などの私文の漢文や、東大などの国立2次の漢文で合格点をとれるように」なりますよ♪
またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。
内容が足りないという方も多くいるようですが、センター試験レベルならこれで十分通用します。
模試で15点付近をさまよっていた得点は、これを始めてから徐々に伸び始め、本番では45です。足りないと言うよりは必要最低限の重要ポイントをしっかり押さえているといった印象で、漢文を後回しにした理系の人など句形理解などもしていない人には知識レベルを一気に引き上げることが可能な良い本です。
文系2次にも使うという方には少し少ない気もします。
そういう方は別の参考書を買うべきかも知れません。
Amazon
漢文早覚え速答法の特徴・メリット・学習効果
ここからは「漢文早覚え速答法」の良い点・悪い点といった特徴について紹介していきます。
概要としては以下のようになります。
・受験で本当に必要なことだけを効率よく覚えることが出来る仕組み
・問題数が豊富
・漢文初学者はまずは「漢文ヤマのヤマ」をやってから!
・別冊もかなり使える!「速読」・「センター・私大・記述の対策」
では早速、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
受験で本当に必要なことだけを効率よく覚えることが出来る仕組み
まず本書の冒頭で著者は以下のように述べられています。
受験漢文なんてチョロイものだ。なぜなら、出るところは決まっているし、覚えることはわずかなのだから。キミ達は「基本句形と呼ばれるパターン化された表現10と漢文特有の漢字92」になれるだけで、漢文の問題でカンタンに点を取ることが出来るのだ。
漢文早覚え速答法
「ほんとか?」と思われた人も多いでしょうが、本当です!
実際にこれだけ覚えれば漢文が読めるようになり、問題が解けるようになるのです!
ではここで言われている「基本句形」と「漢文特有の漢字」について簡単に説明します。
まず「基本句形」とは本著で「いがよみ」と呼ばれており、漢字以外の読み(略して、いがよみ)のことです。
この「漢字以外の読み」についてですが、例を使って解説しますね。
例えば「使役の句形」では「使」という1文字だけで「~をして…使(し)む」と読みます。
この時「使(し)む」というのは漢字の読み方そのものですが、「~をして」という読み方は漢字の読み方ではないですよね。
でも、漢文で読むときは必ず「~をして」をつける必要があります。
このように漢字の読み方ではないけど、読む時につけないといけない「読み(~をして等)」を「漢字以外の読み」=「いがよみ」と本著では読んでいます。
そしてこれは、受験で重要な10パターンだけを覚えればよいのです♪
次に「漢文特有の漢字」というのは「英単語や古文単語」と同様に、漢文特有の「漢文単語」だと思ってください。
例えば「道」という単語は「いふ」と読み「言う」と訳すといった具合です。
この漢文特有の漢字は92個覚えればいいのです♪
そしてこれらを覚えやすいように様々な工夫がされています!
解説が丁寧なことはもちろんなのですが、この「10の漢文句法」と「92の漢文単語」の全てが1つに構成された長文が収録されているのです!
これを完璧に理解し、読めるようになり、暗唱できるようになれば漢文をマスターすることが出来るという最強の長文です!
しかもなんとこの長文「10分で読めて、60分で暗唱できる」のです!
まさに神長文です!
問題数が豊富
次に挙げる特徴として「問題数が豊富である」という特徴が挙げられます!
本著には「例題」・「練習問題」・「入試問題」の3つ問題があり、これらすべてに対して、かーなーり丁寧な解説がついています。
句形を理解した直後にこれらの問題を解くことで、句形をより正確に理解し、すぐに覚えることが出来るようになりますよ♪
漢文初学者はまず「漢文ヤマのヤマ」をやってから!
ここで本著の欠点を挙げるとしたら、それはこの記事の冒頭でも説明したように「完全なる漢文初学者向けではない」ということです。
本著は「返り点」といった「漢文の読む順番」を知っていることが前提で書かれています。
ですので、漢文初学者の方はまず「漢文ヤマのヤマ」をやったあとに本著に取り組むようにしましょう♪
↓こちらも参考に!
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【東大生おすすめ】漢文ヤマのヤマの使い方・勉強法・評価・レベル
別冊もかなり使える!「速読」・「センター・私大・記述の対策」
最後に挙げる特徴して「別冊がかなり使える」ということです!
別冊抜きでも十分、神参考書なのですが、別冊を使うことで「速読」・「センター対策」・「私文と記述の対策」を学ぶことが出来ます!
この記事の一番最後でも述べますが、本著をマスターした後にセンターや志望校の過去問を繰り返し解くことで、確実にそれらで合格点が取れるようになりますよ♪
漢文早覚え速答法の使い方・勉強法
ここからは「漢文早覚え速答法の効果的な使い方・勉強法」について紹介していきます。
概要としては以下のようになります。
1、ゴールを決める
2、「10」の「いがよみ」を例文暗唱と演習で覚える
3、「92」の「漢文単語」を例文暗唱で覚える。
4、「これだけ漢文」を毎日10回音読
5、センターや志望校対策として別冊を活用
それでは1つ1つのステップを詳しく説明していきますね。
ゴールを決める
最初にやることはゴールを決めることです。
ゴールを決める前にいきなり参考書に取り掛かってはいけません。
ここでいうゴールとは、「いつまでに偏差値をどれくらい上げるのか」ということです。
そしてそのゴールを決めてからそれを達成するために、何をいつまでにやるのかという、日ごとの、週ごとの、月ごとのスケジュールを決める必要があります。
もしこのゴールを決めなければ、あなたの勉強はダラダラしたものになりいつまでたっても終わらないでしょう。
ですので、まずはゴールを決めて、「それを達成するためには何をいつまでに終わらせたらいいか」のスケジュールを立ててください。
短期間の独学で英語の偏差値を30→70に上げる勉強法と参考書・本
「10」の「いがよみ」を覚える
まずは、「10」の「いがよみ」を覚えていきます。
手順としては、解説を読んだ後に練習問題と、入試問題を解いて、それらの解説をしっかりと読み、例題を暗唱するだけです。
解説はかなり分かりやすいので、理解出来ずにつまづくということはなく、練習問題もしっかりと取り組めるはずです。
この「いがよみ」をマスターするために、問題を解く際は以下の勉強法を行ってください。
「参考書を読む→問題を解く」
というのを最初のページから最後のページまで1周したあとに、また同じように2周、3周と行います。
この際に、問題を解いて正解した問題にはレ点をつけていきます。
そして全ての問題に正解の証であるレ点が“3個”つくまで、何周も解きます。(3個付いたものに関してはそれ以上解く必要がありません)
例えば、仮に問題が3問しかなく、5周目が終わった時に次の状態になっているとします。
「問題1レレレ」 「問題2レ」 「問題3レレレ」
この時は問題2だけをレが3個になるまで6周目、7周目と解くということです。
自力で3回解けるようになった問題は、あなたの知識が確実なものになったという証です。
周を重ねるごとに増えていくレ点の数を眺めることで自分の成長が実感でき、勉強が楽しくなっていきますよ♪
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問題を一通り読み終わったら、例文を暗唱しましょう!
暗唱の仕方はとにかく音読をしまくるだけです!
本著の著者も音読による勉強を絶賛しております。
目で見て、頭で理解するより、
目で見て、口に出して、耳で聞いて、頭で理解する方が、効果は2倍
漢文早覚え速答法
「92」の「漢文単語」を覚える
「10」の「いがよみ」のページを1周やり終えたらそれの2周目と並行して、「漢文単語」を暗記していきましょう。
覚え方としては英単語と同じ要領で毎日繰り返し覚えていくといいです。
単語の下に例文が載っているのでこれを必ず音読しましょう。
「これだけ漢文」を毎日10回音読
「いがよみ」と「漢文単語」を一通り終えた後は、それらをすべて一つにまとめた長文である「これだけ漢文」を音読しましょう。
これを行うことで、「いがよみ」と「漢文単語」の暗記がぐっと前進します!
音読は毎日欠かさず最低10回はやるようにしてくださいね!
いつまで音読するかというと、本著を見なくても暗唱できるようになるまで音読しましょう♪
センターや志望校対策として別冊を活用
別冊も必ず活用するようにしましょう!
別冊では「速読」・「センター対策」・「私文と記述の対策」について書かれているので、自分が必要な個所は必ず活用してください!
こちらも練習問題がついているので、全ての問題において、正解の証であるレ点が3つになるまで繰り返し解きましょう♪
漢文早覚え速答法の次に使いたい参考書
この参考書をマスターしたのであれば、後はセンター試験や志望校の過去問を解くことで漢文に関しては高得点を取れるようになりますよ♪