国語

【東大生おすすめ参考書】古文上達の使い方・勉強法・評価・レベル【基礎編 読解と演習45】

2021年10月19日

こんにちは!Study For.編集部です!

この記事では

「古文上達 基礎編 読解と演習45ってどんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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目次(項目をクリックするとジャンプできます)

古文上達 基礎編 読解と演習45の概要と使用目的

参考書の概要

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今回紹介するのは「古文上達 基礎編 読解と演習45」です!

この参考書は古文の文法を基礎から応用まで一冊に盛り込んだ参考書であり、初学者でも取り組める参考書であるため「古文の伝説の参考書」と呼ばれています♪

本書には問題演習として45題の古文長文が付いており、解説がめちゃくちゃ丁寧であるため、文法だけではなく、古文読解の参考書としてもかなり有用です!

ですので、本書の使用目的は「古文文法の理解」と「古文の読解力向上」の2つといえます。

古文上達 基礎編 読解と演習45の難易度・レベルは

本書の難易度・レベルとしては「基礎~応用」と言えます。

本書では古文初学者でも取り組めるように、「歴史的仮名遣い」(古文の「あはれ」を「あわれ」と読む等)の解説から始まっています。

このような基礎的なことから、受験で必要な古文文法の全てまで扱っているため、本書と単語帳を一冊マスターすれば、センターで安定して9割を取ることや東大の古文で合格点を取ることが可能です♪

古文上達 基礎編 読解と演習45の対象者は

対象者

ここからは「古文上達 基礎編 読解と演習45」を使う対象となる人について紹介して行きます。

古文初学者

さきほども紹介したように本書は古文初学者でも取り組めるようになっており、解説もわかりやすいため非常に取り組みやすい参考書です。

しかしこの参考書をやる前に「マドンナ古文」に取り組むことをお勧めします。

なぜかというと、基本的に古文文法の勉強は非常に退屈なものです。

本書がいくら優れた参考書だからといってもそれは変わりません。

しかしマドンナ古文では楽しみながら古文文法の導入を学習することが出来ます。

そこで古文文法を学ぶ重要性や古文の楽しさを知ったあとに、本書に取り組むことで、退屈な古文文法の勉強にも取り組みやすくなるからです!


↓マドンナ古文 パワーアップ版について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
【東大生おすすめ】マドンナ古文 パワーアップ版の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生必読】マドンナ古文 パワーアップ版のおすすめな使い方

東大などの難関国公立やMARCHや関関同立・早稲田などの難関私立受験者

本書は古文初学者だけでなく、難関国公立や私立を受験する人にもお勧めできる参考書です!

文法の内容が分かりやすく解説されていることはもちろんなのですが、なんといっても45題収録されている古文長文の解説が素晴らしいのです。

これは後でも説明しますが、「古文長文の全訳+一文一文の文構造の説明(英語で言う英文解釈のようなもの)」がついているため、読解の教材としてもかなり有用なのです!

そしてこの読解力は上記の大学の合格にとって欠かせないものです。

なぜなら上記の大学では、文法と単語を知っているだけではダメできちんと文章を読解できないと点が取れないからです。

ですので、ぜひとも上記大学の受験者にお勧めの一冊なのです♪

またAmazonにて皆さんの参考になりそうなレビューを見つけたので引用しておきますね。

5つ星のうち5.0

古文の中で一番良い問題集

投稿者愛知県在住塾講師2015年4月17日

Amazonで購入

本の内容
・文法ごとの知識確認とそれに対応した長文読解の問題がセットになった本

良い点
・各項目ごとに対応した問題が出てきて知識の確認ができる
例 助動詞「る」の単元なら「る」に関連した問題が出てくる

・解説が別冊であり、しかも全文訳+品詞分解(全てではないが)がされていて非常に使いやすい

・解説に「作品のあらすじ」があり短時間で本文の内容を把握できる、

・読解のアプローチが秀逸:「ある人が上の句を読んだら、さっと下の句を返さなければならない」など、知っておくとためになる情報が満
載である

悪い点
・全文訳が赤シートで隠すことができればよかった。そうすることで文章の内容が理解できたかどうかをより把握しやすくなる。

まとめ
・古文単語や古典文法を覚えた後に使うべき1冊。解いて終わりではなく、繰り返し音読(最低10回、理想は30回)をすることで力は確実についていく。高3の夏休み辺りに一通り終えておくと良い。
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古文上達 基礎編 読解と演習45の特徴

ここからは「古文上達 基礎編 読解と演習45」の良い点・悪い点といった特徴について紹介していきます。

概要としては以下のようになります。

・基礎から始める万全の入試対策参考書

・「まとめ」+「集中講義」という解説が分かりやすい構造

・文法の練習問題が少ない

・45題の実践古文長文問題と解説が優れもの

では早速、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

基礎から始める万全の入試対策参考書

本書は著者の仲光雄氏が「基礎から始める万全の入試対策」と題打った参考書であり、まさにその通りの参考書である。

この本は、読者が古文の文法を体系的に学び、それを実践で使えることを目標としている。

本書の構成としては以下の4つから構成されている。

基本事項確認の「まとめ」

それの詳しい説明である「集中講義」

そこで学んだ知識確認のための「練習問題」

古文長文の中で、先ほど学んだ文法事項の確認と読解力が身につく「実践問題」

そして「実践問題」は章が進むにつれて内容が難しくなっており、この参考書を終えるころには万全の入試対策が出来上がっているのだ!

「まとめ」+「集中講義」という解説が分かりやすい構造

本書では初学者でもわかりやすいように、そして復習がしやすいように構成されている。

それが「まとめ」と「集中講義」の2構成から成る文法事項の解説だ。

「まとめ」では学校の板書のように、文法事項の要点だけを簡単にまとめている。

これは復習の際に要点だけ見ることが出来るので復習の時間短縮が可能だ。

次に「集中講義」は、「まとめ」の内容をかみ砕いて説明したものであり、先生が黒板ではなく口頭で説明している内容だと思ってほしい。

これがあるから初学者でも本書の内容が理解できるのだ。

古文文法で有名な参考書として「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」があるが、こちらは「まとめ」しか載っていない。

なのでステップアップノートを使って古文文法に挫折した受験生も多いであろう。

しかし本書ではしっかりと分かりやすい解説がされているので、初学者の人も安心して取り組んでほしい♪

文法の練習問題が少ない

本書の欠点を唯一挙げるとしたら、学んだ文法事項の確認のための「練習問題」が少ないという点だ。

その代わりに「実践問題」が豊富に収録されているが、やはり「練習問題」の量は十分とは言えない。

そこで先ほど紹介した「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」を使ってほしい。

これは先ほども言ったように文法の解説自体は「まとめ」程度しか載っていないが、練習問題の量が多いので、問題集としてはかなり有用だからである。

使い方としては本書を読んで文法事項を理解したら、「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」の練習問題を解くという流れになる。


↓こちらも参考に!
【東大生おすすめ】ステップアップノート30の使い方・勉強法・評価・レベル【古典文法基礎ドリル】
【使わない手はない!】ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの使い方・勉強法・評価・レベル

45題の実践古文長文問題と解説が優れもの

最後に挙げる特徴として「45題の実践古文長文問題と解説が優れもの」ということが挙げられる。

そもそも45題も古文長文を収録している参考書は少ないのだが、この参考書はそれだけにとどまらずその解説が優れているのだ。

具体的には「長文の全訳」+「一文一文の品詞分解」が解説されているということだ。

とくにこの品詞分解は英語で言う英文解釈(SVOCの振り分け)のようなものであり、これをしっかりと理解しながら文章を読まなければ、読解することは出来ない。

そして古文が苦手な人にとっては、解説無しで自力で品詞分解をするのは困難を極める。

しかし、これは次の「本書の効果的な使い方」のセクションでも説明するが、英語長文と同様に古文長文も音読が一番読解力を上げるのに効果的であり、特にその際に品詞分解を意識しながら読むことが効果的なのである。

そして本書ではその品詞分解が一文一文解説されているため、これを参考にしながら音読を行うことが可能なのだ!

まさに読解力を磨くために最高の参考書といえるだろう。

古文上達 基礎編 読解と演習45の使い方・勉強法

使い方・勉強法

ここからは「古文上達 基礎編 読解と演習45の効果的な使い方・勉強法」について紹介していきます。

最低「7周」繰り返すことを心得よ

まずは参考書を使う大前提として1周するだけでは、その内容の2割ほどしか身につかないということです。

1周しただけで10割すべて身につく人はよっぽどの天才です。

実際に、東大をはじめとする難関大学合格者は一冊の参考書を何度も何度も繰り返して学習しています。

これは難関大学に合格する彼らであっても、参考書を1周するだけではその内容の全てを身に着けることが出来ないからです。

では何周すればいいかというと、私の指導経験から言うと
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】

「古文上達 基礎編 読解と演習45は最低7周」やれば、ほぼ完ぺきに内容を身に着けることが出来ます。

ですので必ず「7周」やるということを念頭に置いて、勉強のスケジュールを立てましょう。

「まとめ」→「集中講義」→「まとめ」の順番で読む

スケジュールを決めた後は、さっそく本書を開いて読んでいきましょう。

読み方としては「まとめ」→「集中講義」→「まとめ」の順番で読むのが良いです。

まず最初に「まとめ」を読んで、「ふーんこんなことを学ぶんだー」というのをざっと確認した後に、

まとめの内容をかみ砕いて説明した「集中講義」を読んで、「なるほど」となった後に、

また「まとめ」を読んで、「ふむふむ大事なポイントはここだな」という確認をします。

これが一番良い読み方ですよ♪

「練習問題」とできれば「ステップアップノート30」を解く

文法の内容をざっと理解した後は、「練習問題」を解いて文法の理解を深めていきます。

この際に本書の練習問題だけだと数が少ないのでできれば「ステップアップノート30」を併用して、解く練習問題の数を増やすことをお勧めします。


↓こちらも参考に!
【東大生おすすめ】ステップアップノート30の使い方・勉強法・評価・レベル【古典文法基礎ドリル】
【使わない手はない!】ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの使い方・勉強法・評価・レベル

「実践問題」を解いて解説を理解した後は音読

練習問題を解いた後は「実践問題」を解いていきます。

古文文章の読み方が分からないという人も、頑張ってチャレンジしてください!

はじめの章のうちはそんなに難しくないので、今まで学んだ文法事項をひとつひとつ着実に確認しながら読めば読めます。(単語に関しては長文の下に訳がついていますよ)

また実践問題の解説をしっかりと理解していれば、徐々に読解力も身についていくので、章を進めるにつれて徐々に難しくなる実践問題にも対処できるようになります!

ですので実践問題を解いた後はその解説をしっかりと読みましょう。

また実践問題を解き終わった後は、英語長文と同様に古文長文を音読するようにしてください。

なぜなら古文は現代人にとっては英語と同様、もはや“外国語”であり、外国語を習得する際は“音読”をすることでその言語に“慣れる”のが一番効果的だからです!

音読は欠かさずに、最低でも一回解いたら10回は同じ長文を音読するようにしましょう!

2周目以降はスピーディーに復習

さて1周目を終えた皆さんはこのように思うのではないでしょうか?

「1周するのに結構時間かかった。。。これを7周もするのか、、、」

と。

でも安心してください!

2周目は1周目の約3分の2の時間で読み終わることが出来ますし、周を重ねるごとにどんどん短い時間で読み終えることが出来るようになります。

なぜなら1周目はどうしても書かれている理解するのに時間がかかりますが、2周目以降は1度理解したものを読むので、1周目よりも早く読むことが出来るからです!
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古文上達 基礎編 読解と演習45の次に使う参考書は

次に取り組むべきこと

次に使う参考書としては以下の三つがおすすめです。

「ステップアップノート30」
→本書だけでは文法の練習問題が少ないので、もっと数をこなす必要がある。そこで問題数が豊富な「ステップアップノート30」がおすすめ♪

「古文解釈の方法」
→本書で文法と読解を一通り学んだあとは、読解力をより一層高めるために「古文解釈の方法」を使うのがおすすめ。これを習得できれば東大だろうが京大だろうが早稲田だろうがどこの古文でも合格点が取れるようになる♪

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「センターの過去問」
→本書で文法と読解を一通り学んだあとは「センターの過去問」を使って、その両方の演習を行うのもいいですよ♪

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古文上達 基礎編 読解と演習45のまとめ

・伝説の古文参考書

・基礎から始める万全の入試対策参考書

・45題の実践古文長文問題と解説が優れもの

・最低でも7周は繰り返し復習する必要がある

今回紹介した古文上達 基礎編 読解と演習45

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