こんにちは!東大理科2類1年のファッフォイです!
この記事では「化学重要問題集」について、
「どんな参考書?」
「レベルってどれくらい?」
「自分に適した参考書かな?」
「どう使うのが効率的かな?」
「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」
「いつから取り組むべき?」
「A問題とB問題の違いは?」
「解説はわかりやすい?」
といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。
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目次(項目をクリックするとジャンプできます)
参考書の概要と問題数
化学重要問題集は、数研出版から刊行されている問題集です。
各項目は、要項と問題の2つから構成され、問題としてはA問題とB問題があります。
A問題では各項目の重要な問題を扱っており、B問題では少し難易度の高い問題を扱っています。
問題総数は275です。
学校で配布されることも多く、たくさんの人が使う参考書であり、評判はかなり良いです。
出版社では下記のように商品説明がされています。
受験生必携のバイブル
本書は,長年,大学入試のためのバイブルとして,多くの受験生にご利用いただいて参りました。化学の受験対策には,必須の問題集です。毎年,一部の問題を最新の入試問題と取り替えていますので,最新の入試傾向に沿って演習することができます。
チャート式の数研出版
またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。
20年以上の高校や塾・予備校などでの指導経験から感じることですが、教科書傍用問題集のレベルは終えたけど、入試問題がなかなか解けないのは、知識不足なのではなく、概ね基本の応用経験の圧倒的な不足と、問題文の読解力不足です。
本書は、そうした実戦演習の不足した受験生で、志望校がまだ明確でない受験生の、取敢えず総合的な実戦力を付けるための問題集です。
はっきりとした明確な志望校が決まっていれば、本書ではなく直接志望校の赤本などの過去問集に進むのが良いでしょう。しかし、それ程明確な目標が定まっていないであろう多くの受験生にとっては、本書は最適の入試問題演習書です。
Amazon
難易度やレベルおよび対象者
難易度やレベルとしては、化学の基本的な応用問題といったレベルです。
簡単すぎず、難しすぎず、適切な難易度となっています。
対象者は、化学の基礎を固め終わった人です。
いつから取り組むべきか?
この参考書は、学校で配られた問題集が終わり次第始めましょう。学校のテスト期間にやるのも良いと思います。
学校の問題集では、応用問題も収録されていますが、基本問題が多いです。
基本問題では、語句を聞く問題なども含まれています。そのため、計算問題が相対的に少なくなっています。
入試では、計算問題が圧倒的に多いです。大学としても計算能力を見たいからです。
そのため、学校の問題集だけでは計算問題の経験が足りません。もっと色々な問題を解いて慣れる必要があります。
そのために、この問題集を利用しましょう。
センターにも2次試験にもおすすめ
この参考書では、各項目でよく問われる、典型問題が多数収録されています。
難関大ではあまり典型問題は出ませんが、化学の問題として典型的な問題や、センター試験の問題などは、この参考書をマスターすればほとんど解けるようになると思います。
この参考書によって典型問題を覚える事により、問題への着想のスピードが早くなります。
センター試験では時間が余って見直しも出来るようになりますし、2次試験では難しい問題へ多くの時間がかけられるようになります。
この参考書の典型問題が入試で出たらラッキーだと思って解きましょう。
A問題とB問題の違い
先程も述べましたが、A問題では各項目の重要な問題を、B問題ではやや難易度の高い問題を扱っています。
B問題は、ここまで出来れば万全と思われるような問題なので、余力があるときに解きましょう。
解説はわかりやすいか?
人にもよると思いますが、僕はあまり解説が丁寧だと思いません。
そのため、化学が苦手な人にとっては、解説が理解出来ない時がよくあるかもしれません。
無機化学や有機化学などの、暗記だけで解けるような問題の解説は、おそらくわかりやすいと思いますが、計算問題の解説では、基本的には計算過程が書いてあるような形式なので、どうしてそういう計算をするのかはわからないと思います。
そういう時には、学校の問題集でやった似た問題の解き方と比較するか、その問題がわかる人に質問をしてみるようにしましょう。
また、自分で解説を見て考えることもかなり勉強にはなると思うので、入試まで時間があるならやってみましょう。
使い方・勉強法
この参考書は、1問を解くのにあまり時間がかからないので、効率的に勉強する事が出来ます。
それをさらに効率良くするために、次のような方法をオススメしてみます。
1周目ではA問題のみを解く。
2周目以降は、すぐに解けなかった問題を解く。
A問題がすぐに解けるようになってきたらB問題を解いていく。
また、この参考書には、「必」という印や、「準」という印もあるので、それらを指標にして、周回しても良いと思います。
この参考書の次に取り組む事は何か?
この参考書で入試に必要な学力はかなりつける事ができるので、この次には、さらに難しい問題を扱う参考書をやるか、過去問演習に入るかのどちらかにしましょう。
前者の例としては、化学標準問題精講などがあります。
過去問演習では、受験する大学の傾向を掴めるようにしましょう。
↓こちらも参考に
-
【東大生が書く】問題集「化学標準問題精講」の使い方と勉強法
特徴
この参考書の良い点と悪い点についてまとめてみましょう。
良い点
・難易度が丁度良い
・化学の典型問題をほぼ網羅している
・問題の難易度が印によってわかりやすい
悪い点
・解説がわかりにくい
まとめ
化学重要問題集は、大学入試前に多くの人が使う参考書です。
君達のライバルとなる受験生は、この参考書で扱われる典型問題はマスターしていると考えて良いでしょう。
それらのライバルを倒すためにも、この参考書をマスターして、化学の実力をつけましょう。