化学

【東工大生が書く】おすすめ問題集「化学の新演習」の使い方と勉強法

2021年3月15日

こんにちは、2017年東工大7類に後期で合格したイキリ関西人です。

今日は化学の問題集『化学の新演習』のレベルや使い方について紹介したいと思います。

この記事では

「化学の新演習ってどんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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問題構成とレベル

問題は高校化学基礎・化学全範囲で331問収録されています。

構成は理論化学166問,無機化学47問,有機化学118問です。

また難易度が3段階に分かれており、⭐️,⭐️⭐️,⭐️⭐️⭐️と星の数が1〜3個が各々の問題の横に書かれており星の数が多いほど難しくなっています。

また解説がとても詳しく、各問題に付属して視野を広げながら学習できます

東大・京大・東工大・医学部などの理系難関大学志望で過去問に入る前に全範囲を満遍なくこなし、得意科目にしたい方向けだと思います。

『化学の重要問題集』や『化学標準問題精講』などの基本的な問題集を終わらせた後に取り組むと効果的です。

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またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。

東大現役入学者です。化学の模試の偏差値は75~85あたりでした。

化学の新演習には高校化学のほぼすべてが詰まっています。(新しい物質を扱う問題などは別)amazon

東大慶應医学部狙いの方は是非やるべきです。
よく理Ⅲ狙いなら100選をやるべきだといわれていますが、そんなことありません。

実際、理Ⅲレベルになると、どの問題集をやったかということより、どれだけ自分の頭で考えたかが重要になってくるので、新演習と100選どちらをやっても結局は自分次第ということです。
個人的には、東大化学は重問程度でも通用するので、いたずらに難しい100選よりもこちらをお勧めします。
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この問題集の評価:最高!

この問題集に取り組んで得るものはとても大きいと思います。

後で述べますが、量・質共に難関大の理系には適していますし解説が豊富なのでいわゆる「広がった勉強」ができます。

取り組んだ時期

取り組む時期

僕は受験学年の6月あたりから本格的に取り組みはじめました。

『化学の重要問題集』を2周していたため星1つの問題はほぼ自力で解くことができる状態でした。

しかし星が2個,3個の問題は時間がかかったり、解説を読みながら理解したりと苦労しました。

一日4問程度ずつのペースで解いていたので2ヶ月と半月ほどで一周できました。

夏休みに2周目を終え志望校の過去問を秋から解きました。

おすすめの使い方・勉強法

使い方・勉強法

オススメはこの問題集にできるだけ早く取り組めるように基礎的な問題集をさっさと終えて、これを3周ぐらいやるのが良いと思います。

この問題集を何回か繰り返すと過去問をやった時、「新演習の何番くらいにあったあの問題と似てるな」というように問題のパターンのようなものが見えてきます。

特にやっておいたほうがいいと思う分野

無機化学全部(47問)と難易度⭐️⭐️⭐️を除いた化学の構造決定・高分子はやっておいたほうが良いと思います。

無機化学や高分子はセンター対策にもなりましたし、難関理系大学の二次試験に必要な最低限の知識を確認することができます。

構造決定はやりがいのある問題が多く、最初は時間がかかりましたが問題文の検出反応からどれだけ情報を引き出し整理できるかという視点で解き進めていると過去問や本番で解答スピードが上がりました。

なので、自分が確認したい分野、得意にしたい分野に絞ってこの問題集に取り組むのもありだと思います。

実際の効果

僕は東工大の後期試験では120/200点,センター試験は97/100点でした。

東工大の後期試験では難しい問題と解ける問題をはっきり分けることができたため、解ける問題を確実に解くことに専念しました。

自分ができるかできないかの判断ができたのはこの問題集をやっていたからだと思います。

この問題集を終えた後にすべき問題集

次に取り組むべきこと

先述の通り過去問だけです。

過去問で間違えた問題に類似した問題をこの問題集でもう一度復習するなど過去問とこの問題集を併用して知識や解法を確実にしていくことをオススメします。

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