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今回は、StudyFor.ユーザーのサトシさんが、独学で英語を勉強し大手企業へ転職した話とその勉強法ををご紹介します。
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はじめに
日本でも近年、英語はできて当たり前と言われるようになってきましたね。
社会人となって英語を勉強している人、やったほうがいいと思いつつなかなか手をつけられていない方も多いのではないでしょうか。
本記事では私の経験をもとに、社会人が英語を勉強するにあたって押さえておきたいポイントをまとめます。
在宅義務や外出自粛ムードの今だからこそ、将来の自分のために英語の勉強に一念発起してみてはいかがでしょうか。
今の自分の人生が変わること、間違いなしです！
まずは英語学習のゴールを設定しよう
社会人の英語の勉強の目的というのは、多くの場合「話せるようになりたい」というものが多いでしょう。
実際には話す必要性だけでなく、メールや文書を読み書きしたり、相手の話を聞く必要もあるので、結局「四技能」全てを伸ばさなければなりません。
とりあえず片言でもなんとかなればいいという場合は除外して、語学をある程度ビジネスの場面で使い物にするためにはそれ相応の努力が求められます。
具体的にはTOEIC800点以上を１つの目安にするのが私のオススメです。
テストを勉強の軸にすることで、試験日に向けて勉強計画を立てやすいし、スコアが数字で出るので自分の現在地を把握しやすいからです。
また、TOEICテストはビジネスの場での基本的な英語運用能力を測る試験なのでビジネスの現場で使われる表単語や表現が凝縮されています。
TOEIC800点というのは、実例として社内公用語を英語にした楽天が正社員に求めるスコアで、英語をビジネスの場でアピールするには最低限取得しておきたいレベルです。
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社会人英語の基礎は、何から始めれば良いのか
さて、では何から始めればよいのかということになるが大きく分けて2つあります。
それは「単語を覚えること」と「文法を覚えること」です。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、基礎を疎かにして真新しい学習法に飛びついても本当の実力は養成されません。
TOEICはテストなので、対策としては本来「TOEICの参考書」をやりつつ、「TOEICの模試」を解くのが大定番だ。
しかし基礎があやふやなままいたずらに問題演出をこなしても英語力は養成されませんし、スコアもいずれ頭打ちになってしまいます。
そこで、一般的な社会人は単語の知識量が少ない(忘れている)のでまずは徹底的に単語力を強化するのが大事です。
英単語を学習するのに効率的な参考書２冊
具体的に2冊あげると、
TOEICに向けて手っ取り早く頻出単語を覚えたい場合は、
「TOEIC L＆R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
総合的な英語力を大学受験レベルから強化したい場合は、
「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」鉄緑会英語科編
がそれぞれおすすめです。
「金のフレーズ」は、とにかくTOEICに良く出る単語がコンパクトにまとめられており言わずと知れたベストセラーですね。
TOEICまでの期間があまりない場合やスコアメイキングを優先したい場合のベストチョイスと言えます。
一方、「鉄壁」は本来は中堅〜難関大学受験対策用の単語帳ですが、一般〜社会人の学習者層の中でも密かに知られる名著なのです。
意味別ごとにカテゴリー分けにし、語源やイメージなどを駆使して覚えやすい紙面になっています。
セクションごとにあるCheck!やReview TESTなどの問題が大変秀逸で、覚えたと思っていても、実は定着していない知識を洗い出すことができる構造になっているのが魅力的です。
余裕がある場合や本気で英語力を伸ばしたい場合は、「鉄壁」からの「金のフレーズ」への接続がおすすめだ。
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社会人向け英文法にオススメの参考書２冊
さて次に文法についてですが、文法とは文の作り方そのもの。
ここの全体像が体系的に整理できていないと、いつまでも同じ論点の問題を間違えたりと応用が効かなくなります。
また英語を話す際にも、文法知識がベースになければ自由な言語表現はできません。
こちらもニーズに応じて2冊ご紹介します。
基本レベルからきちんと整理して覚えたい場合は、
「Mr.Evinの中学英文法を修了するドリル」
基本レベルはある程度身についており、英文法の理解を深めたい場合や、疑問が生じる度に調べるレファレンス的なものが欲しい場合は、
「ジーニアス総合英語」
がおすすめです。
「Mr.Evinの〜」はドリル形式で問題演習をこなしながら文法を定着されることができるのでオススメです。
ジーニアス総合英語は、高校生向けの文法書であるがかゆいところに手が届く本質的な解説で、通読にも参照にも適しています。
ここまで紹介したような書籍を使ってしっかりとベースを固めれば、あとはテスト用の対策を行えば確実に得点へとつながるでしょう。
最終的に英語ができるようになるためには、「急がば回れ」でまずは基礎を徹底強化しよう。
いつやるの？
どのように時間を作るのか。おそらく多くの社会人の皆様の悩みですよね。
社会人は忙しい。仕事や家庭でなかなか思うように時間を取れないのが現実です。
基本的には通勤時間や日常の細切れ時間を活用することになるものの、可能な場合は「朝活」がおすすめです。
私も平日は朝5時30分に起きて、朝会社に一番について始業まで勉強している。
朝は頭もスッキリしており、また終わりの時間が決まっているので集中力が高く効率的に学習できます。
会社では難しい場合は、朝カフェで勉強するのもありですね。
また単語などの暗記物は夜寝る前がおすすめ。
寝ている間に記憶が整理され、記憶への定着が良くなるそうです。
単語は基本的に継続が大事なので毎日取り組むことがポイントです。
単語だけひたすら長時間やるのは、モチベーション的にも難しい。
そこでおすすめは10分〜15分程度をスマホのタイマーでセットしてその間集中するという勉強法。
そのかわりセットしたタイマーが鳴ったらすぐやめて次の勉強に移る。
終わりが決まっているとダラダラせずに集中力を保ちやすいし、こうして継続しているうちに徐々に勉強する習慣が身についてくると思います。
勉強する習慣が身についてくれば、だんだん勉強するのが全く苦ではなくなるので、そうしたらしめたものであとは時間も体力の許す限りがむしゃらに勉強してみましょう。
きっと頑張れば、皆さんも成功が掴めると思います！
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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