こんにちは、2017年東工大の後期で合格したイキリ関西人です。
東工大後期は東大後期がなくなって以来、後期工学部の中では最難関ですが対策方法など書いてくれている記事は多くありません。
ここでは
「東工大後期出願に迷っているけどどんな人たちが受けるの?」
「東工大後期ってどんな対策をすればいいの?」
「センター試験はどのくらい取っていればいいの?」
などなどの疑問にお答えします。
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イキリ関西人について
「怪しい名前だな」と思われるかもしれませんが、東工大7類に在籍している正真正銘の現役東工大生です。
前期は東大理科I類を受験し数点足りず落ちました。
東工大では珍しく関西の高校出身です。
センター試験は874点/950点でした。
東工大後期の配点・合格点について
東工大後期第7類の配点は次のようです、
- センター試験
英語 50点(リスニングを含めた250点を圧縮)
数学 100点(数学I・Aと数学Ⅱ・Bの得点の平均)
理科 100点(選択科目2教科の得点の平均)
合計 250点の配点
- 二次試験
総合問題 200点の配点
合計450点満点の配点
東工大後期の合格点ですが東大後期がなくなって以来の合格最低点は
2016年 385.73点
2017年 350.17点
のようになっています。
これはあくまで私の見解ですがこのように最低点数にブレがあるのは二次試験の難易度によるものと思われます。
なぜなら、センターリサーチの結果からわかりますがセンター試験の英語・数学・理科の難易度は2016年と2017年ではほぼ同程度でした。
つまり合格者のセンター試験の得点は両年度さほど変わらないように思われるからです。
東工大後期の受験層は?
私が東工大に入って知り合った後期合格者は私を含め、前期東大(主に理科一類・理科二類)を受験した方々です。
京都大学や東工大を前期受験した方もいらっしゃるかもしれませんが、私の知っている限りではいらっしゃいません。
東工大後期対策について
センター試験について
東工大の足切りは非常に高く少なくとも英語・数学・理科の計5教科で9割近い得点が必要です。
実際、私の点数を上げておくと
数学 99点/100点
理科 98.5点/100点
英語 48.80点/50点
合計246.30点/250点で駿台のセンターリサーチでは3位でした。(判定はA判定)
点数配分的にもセンター試験の方が大きいためセンター試験をきちんと取っていれば取っているほど有利なことは間違い無いです。
一概には言えませんが、2017年だと240点以上の得点であればほぼ合格圏内のように思われます。
二次試験対策
「東大受験を前に後期なんて勉強していられるか!」と思う気持ちはよくわかりますし、実際私も前期受験までは何もしていませんでした。
基本的には前期試験までは前期二次試験への対策に全力注いでください。
後期対策は前期が終わってからで十分でしょう。オススメの参考書は以下のようです。
オススメの参考書
この2冊を中心に勉強していました。
前者の良いところは東工大後期頻出である化学に関する英文の穴埋めなどの英語・化学の融合問題を章末に小論文として阪大医学部や薬学部の後期試験の過去問を載せてくれていることです。
化学の英文に触れることで単語など自然に覚えられると思うので目を通すことは有効だと思います。
また記述問題に対応しており、当たり前だろと思っている反応や原理を自分の言葉で表す練習は必須です。
後者は東大受験生なら言わずとしれた問題集かもしれませんが、特に有機化学など基本的な問題を元にした応用問題が出題されるので新演習でもう一度基本的な検出反応・高分子の知識などを確認しておきましょう。
また、過去問は現在の形式(化学基礎・化学を中心とした総合問題)になったのは2年前からであり過去問は圧倒的に少ないので2年分(2016年・2017年)を終えたなら上記の参考書・問題集で基本的な復習をすることをお勧めします。
二次試験でもっとも怖いのは周囲の人が解ける問題を間違えることです。
ほぼ全員が解けない問題も含まれているので簡単なところで取りこぼさないことに邁進してください。
私の体験談
東大不合格を知った私はもちろん悔しかったですが、国立に行きたいという気持ちはあったので後期試験まで頑張れました。
後期試験では、条件の不斉炭素の数を読み間違えており試験が終わる直前に間違えたことに気づきましたが、間に合わず不正解だと思いながら答案を回収されました。
大きなミスでしたが、センターが取れていたからこそ救われました。二次試験の結果は120/200点でした。
まとめ
何よりも前期で受かることがもっとも大事です。しかし前期試験でうまくいかなかった、受かってるか不安だと思っていて後期試験が残っているなら必死に頑張ってください。ご健闘祈っています。