慶應義塾大学

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大学の特色

慶應義塾は1858年、福澤諭吉が江戸に開いた蘭学塾から始まりました。創立から150年を超え、現在は小学校から大学・大学院までを擁する、日本で最も長い歴史を持つ総合学塾として幾多の人材を輩出しています。学問、とくに「実学」の重要性を説いた福澤の志と理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通じた社会へのさらなる貢献を目指します。

福澤がいう実学はすぐに役立つ学問ではなく、「科学(サイエンス)」を指します。実証的に真理を解明し問題を解決していく科学的な姿勢が、義塾伝統の「実学の精神」です。
福澤諭吉は学問を修める過程で、「智徳」とともに「気品」を重視し、社会の先導者にふさわしい人格形成を志しました。福澤が門下生たちにその志を託した「慶應義塾の目的」と呼ばれる一文があります。

「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」

これは慶應義塾の真に目的とするところを最も簡明に言い表した一文として知られています。

文学部

学科・専攻一覧

哲学系:哲学専攻、倫理学専攻、美学美術史学専攻
史学系:日本史学専攻、東洋史学専攻、西洋史学専攻、民族学考古学専攻
文学系:国文学専攻、中国文学専攻、英米文学専攻、独文学専攻、仏文学専攻
図書館・情報学系:図書館・情報学専攻
人間関係学系:社会学専攻、心理学専攻、教育学専攻、人間科学専攻

特色や教育内容

文化や社会のあり方、人間の本質を追究
現代社会はめまぐるしく変化、それに対応して大学の在り方も問い直されています。しかし、そのような状況であればこそ、人間と人間が生み出した文化の本質に目を向ける文学部の学問の重要性はより高まっています。協調性を持ちつつも、周囲の状況に振り回されない落ち着いた視座を獲得することを文学部の教育は目指しています。

長い歴史の中で多くの逸材を輩出
慶應義塾の文学部は、125年の歴史を誇り、多くの足跡を残してきました。永井荷風に始まる『三田文学』からは、久保田万太郎、佐藤春夫、山本健吉、西脇順三郎、安岡章太郎、遠藤周作、江藤淳、村松友視、荻野アンナ、鈴木光司など、多くの作家や評論家を輩出しています。また、哲学、史学、文学、図書館・情報学、人間関係学の全分野において、多彩な教授陣、卒業生達が国内外で様々に活躍しています。

統合的な思考力を養成
文学部の特色は17専攻・2部門(自然科学・諸言語)があり、多様な学問分野に展開していることです。そして専攻の必修科目に加えて、自分の専攻以外の科目を各人の興味に応じて自由に履修できるよう配慮してあります。スタッフも、専任教員の他、多彩な講師陣をそろえています。こうした環境のもと、専門分野に根ざしながら、広い視野に立った統合的思考力を養う教育を実践しています。

歴史

1890(明治23)年創設。1910年文学、史学、哲学3専攻に。1920年大学令により文学部に。1951年図書館学科増設。1984年社会学、心理学、教育学、人間科学専攻が、人間関係学科に。2000年5学科を人文社会学科に統合。

定員

3200

経済学部

学科・専攻一覧

経済学科

特色や教育内容

世界経済をリードする次代に合った指導的経済人を育てる
我が国の経済学は、慶應義塾の創設に始まり、本学部の前身である理財科により体系化されました。それゆえ、「慶應経済人」と称された卒業生たちは、明治以降、日本経済の発展に指導的役割を果たしてきました。そして今日、日本の経済人に期待されているのは、国際的に通用する学識と同時に、地球規模で生じている課題に対して、痛みを共有し、世界のリーダーシップを担える能力です。経済学部は、このような世界経済をリードしうる新たな経済人の育成を目指しています。

確かな基本の実践のために
経済学部の教育目標は、経済学の基本原理に対して、しっかりとした知見をもち、その上で応用・実践できる能力を養うこと、さらに、経済学だけに特化するのではなく、幅広い領域の学識を身につけた人材を育てることです。そのために、例えば、経済学を学ぶことで国際的なエコノミストとしてどのように活動できるのかといった、理論を実践へと高めていく能力を開発できる教育を積極的に展開しているほか、さらなるカリキュラムの改革に取り組んでいます。

変化を先取りした取り組み
日本最古という伝統を持ちながら、積極的に新しい教育に取り組んできた経済学部。時代の流れを取り入れて、思いきったカリキュラムの見直しも行っています。例えば、国際社会で活躍できる人材を育成するために、英語による経済学教育や海外の大学との「ダブルディグリー・プログラム」を推進しています。また、自分で考えをまとめて世界に発信していく能力を身につけてもらうために、自ら研究テーマを選び、1年かけてじっくりと論文を執筆する「研究プロジェクト」や2年間にわたり学友と切磋琢磨できる「研究会(ゼミナール)」などの少人数教育にも力を入れています。

歴史

1858(安政5)年慶應義塾誕生と同時にその教育がスタート。1890年ハーバード大学から、文学、法律学の教授とともに、経済学の教授を招いて、前身である慶應義塾大学部理財科が発足。1920年大学令によって経済学部に。

定員

4800

法学部

学科・専攻一覧

法律学科
政治学科

特色や教育内容

複雑な社会現象を考察する、2つのアプローチ
法学部は、法律学科と政治学科から構成されています。法律学科では、法律家を育てるだけでなく、社会現象を法律的にとらえる能力=リーガルマインドを育てることが目標です。政治学科では、政治家や公務員を育てるといった狭い目的だけではなく、個別の行為や現象を全体との関連で適切に位置づける能力=組織の指導者に問われるジェネラリストとしての資質の涵養を目標としています。両者は車の両輪のような協力関係にあり、研究、教育面での融合に努力しています。

充実多彩な専任教員と科目
両学科合わせて100名を超える専任教員を揃え、現代社会の変化に対応した多様な専門科目を用意しています。法律学科では、伝統的な法律分野に充実した教員と科目を揃えると同時に、国際取引法、知的財産法、環境法など社会的に注目され始めている法現象に対応した科目を積極的に開講。政治学科は我が国の政治学科の中で最多の教員数と科目数を誇り、行政・政策研究、国際政治・外交、現代社会・(マス)メディア研究、諸外国の地域研究など、多様な取り組みが可能です。

より高度な社会ニーズに対応
社会が発展し、複雑化するにつれ、より高度な専門教育を受けた人材に対するニーズが高まっています。そこでプロフェッショナル・スクールとして大学院を充実させることを目指しています。大学院進学の奨励策として、①成績優秀な4年生に入試の一次試験を免除、②3年生に受験資格を与える、いわゆる飛び級制度、③成績優秀者は1年間で修士取得可能などを実施。最短4年間で修士課程まで修了することができます。

歴史

法律学科は、1890(明治23)年創設。
政治学科は、1898(明治31)年創設。
1920年大学令により両学科からなる法学部が誕生。1922年学部機関誌『法学研究』創刊。

定員

法律学科…2400
政治学科…2400

商学部

学科・専攻一覧

商学科

特色や教育内容

「実学」の精神で、未来の組織リーダーを育成
商学部の教育・研究の特色は、「実学」という言葉に象徴されます。「実学」とは、福澤諭吉の実学の精神を継承するもので、「現実の社会現象の解明または実社会での実践のために、合理的・実証的精神に基づいて、既存の知識体系を再構成すること」と定義しています。現実の諸問題を解決するための創造的な発想をも兼ね備えた、時代の一歩先を見通せる組織のリーダー。そうした人材を養成することが、商学部の教育目標です。

産業社会を科学する4つの視点
慶應の商学部は、多くの他大学の商学部とは異なる特徴を持っています。それは、「商学」の研究対象を現代の産業社会全般ととらえているためで、非常に幅広い領域に多様な教育・研究が展開されています。コアとなる領域は、①企業活動を経営的側面からとらえる経営、②お金の動きから経営活動をとらえる会計、③商品の流通過程を研究する商業、④企業活動の総体としてのマクロ経済や個々の産業分野を研究する、経済・産業の4つに分類されます。

時代に応えるカリキュラムに再編
商学部では、時代の進展に対応したカリキュラムを実施しています。現在の目的は、①少人数制の演習形式の科目を大幅に増やし、問題発見・解決能力、情報発信能力、コミュニケーション能力などの知的鍛練を強化する、②外国語科目と総合教育科目を一層充実し、国際性と豊かな教養を養うことを目指す、③入学後の早い段階から商学各分野の専門科目を学べるようにカリキュラムを編成する、④現代社会の新たな課題に対応する複合的・学際的科目を設置する、です。

歴史

1957(昭和32)年慶應義塾創立100年の機に、大学6番目の学部として創設。
1980年会計研究室設立。

定員

4000

医学部

学科・専攻一覧

医学科

特色や教育内容

高い倫理観と実践力を、人類の福祉のために
医学部は1917年、北里柴三郎を初代学部長として発足しました。世界的な細菌学者として知られる北里博士は、若い頃から民衆のための医学を志し、かつて受けた福澤諭吉の恩顧に報いるため医学部創設に尽力しました。以来97年の歴史を刻んできた医学部が目標とするのは、豊かな人間性と深い知性を有し、確固たる倫理観に基づく総合的判断力を持ち、生涯にわたって研鑽を続け、医学・医療を通して人類の福祉に貢献する人材の育成です。

良き医療人としての Medical Professionalism の修得
医の倫理、医療人としての責務、Patient-centered Medicine(患者さん中心の医療)の実践を入学から6年間一貫して学ぶ独自のプログラムです。医療や医学研究に関わる生命倫理や医療に関する法の理解の遵守、医師としての行動規範(医道)の修得、ヒューマニズムの実践、コミュニケーション能力の向上、生涯学習の姿勢を確立するなど、良き臨床医、優れた医学研究者となるために最も大切な資質である、「Medical Professionalism」を身につけます。

リサーチ・マインドをもつ臨床医の育成
世界に羽ばたく、「独立自尊」の精神を有した医療人を育成するために、海外留学実習や外国人教員による実践医学英語教育、iPad、eラーニングを活用したICT教育、臨床技能を修得するシミュレーション教育、チーム医療の一員として診療に参加する臨床実習を積極的に進めています。また、「臨床医を目指す者にも研究能力を賦与する基礎づくりに力を注ぐ」伝統的な教育方針のもと、臨床実習の時間を豊富に用意するとともに、日本の医学部で初めて学生研究プログラム「自主学習」を設置。研究、臨床の第一線で活躍する教員の研究室に加わり、自分で選んだテーマで研究に挑戦することで、創造的な問題解決能力を養います。

歴史

・1917年 医学科創設
・1920年 大学令により医学部となる(初代学部長:北里柴三郎)
・1994年 大学院に修士課程(医科学専攻)を設置。2001年総合医科学研究棟竣工。

定員

678

理工学部

学科・専攻一覧

機械工学科(学門1【物理】・学門4【メカニクス】から進級可能)
電子工学科(学門1【物理】・学門5【情報】から進級可能)
応用化学科(学門3【化学】・学門4【メカニクス】から進級可能)
物理情報工学科(学門1【物理】・学門3【化学】から進級可能)
管理工学科(学門2【数学】・学門4【メカニクス】から進級可能)
数理科学科(学門2【数学】から進級可能)
物理学科(学門1【物理】から進級可能)
化学科(学門3【化学】から進級可能)
システムデザイン工学科(学門4【メカニクス】・学門5【情報】から進級可能)
情報工学科(学門2【数学】・学門5【情報】から進級可能)
生命情報学科(学門3【化学】・学門5【情報】から進級可能)

特色や教育内容

先進の体制で切り拓く、次代の最先端
科学技術の発展とともに、理工学は高度に専門化、細分化する道を突き進んできました。一方で、こうした個別の学問では、現代社会が抱える複雑にからみ合った諸問題を解決することが不可能になってきています。そこで理工学部では2000年4月、未来の理工学の姿を目指し、学部・大学院全体が専門の壁を超えて有機的に協力し合える、柔軟で多彩な教育研究組織体制をスタートさせました。さらに2014年に創立75年を迎え、理工学部のさらなる進化は続きます。

未知の扉を開く鍵「創発」
理工学部が目指す理想の教育研究のキーワードのひとつが「創発」です。創発とは、新たな科学技術を生み出すために、お互いが協力・啓発し合い、より高次の成果を発現する、開かれた創造の場を言います。理工学部では、各学科が自らの専門領域の研鑽に励むと同時に、学問の枠にとらわれない未知の学際領域の諸問題を、より自由に、より多面的に、共同究明しています。そうした研究環境が学生のフロンティア精神を育み、秘めた創造的能力を最大限に引き出しています。

「次」を見据えた教育と人材育成
日々刷新し、最新の知識がすぐに色褪せていく科学技術の世界。理工学部では、現在の最先端を学ぶのではなく、「次の最先端を切り拓くための基礎を学ぶこと」をモットーとしています。また国際社会の様々な舞台で活躍するためには、確固たる専門知識・技術はもちろん、グローバルな視野や適切な判断力で人を動かす指導者としての資質が強く求められます。広い視野や柔軟でバランスのとれた思考を養うために、専門教育と並び、総合的な人間教育にも力を入れています。

歴史

1939(昭和14)年藤原工業大学として創設(機械工学科、電気工学科、応用化学科)。1944年工学部として慶應に寄贈される。1971年現在地(矢上)に移転。1981年理工学部に改組。1996年学科改組。2002年生命情報学科増設。

定員

3728

総合政策学部

学科・専攻一覧

総合政策学科

特色や教育内容

領域を越える新しい「学び」と「創造」
現代社会は既存の学問のみで向き合うにはあまりにも複雑です。多くの問題は日々、刻々と変化し、その解決策は時として不確実性の高いものとなっています。既存の教科書に解答はありません。そんな中で、教室にこもって知識を受身で学ぶだけでは、SFCが目指す社会人としての真の力はつきません。総合政策学部は、問題の本質を発見し、政治、法律、経済、社会、文化、テクノロジー、心と体などさまざまな領域を取り込みながら、学生と教員が一体となって解決を目指すところです。また、キャンパスにとどまる必要もありません。国内外の現場に飛び込み、社会との関わりを直接に体験しながら学びを深めることも大切です。みなさんは環境情報学部と一体となった100以上もの専門領域の研究会(ゼミ)を軸に、卒業プロジェクトを完成させていきます。幅広い視野と得意領域をあわせ持つことにより、みなさん一人ひとりの「学び」と「創造」を実現できるのです。

往来自由・文理融合の両学部
総合政策学部と環境情報学部の学生は、2つの学部の授業や研究会を自由に行き来して学ぶことができます。そのため、入学後は幅広い研究領域から自らの問題を発見し、その解決を目指すことができます。高校では文系や理系に分かれて学習することが多いと思いますが、SFCでは、両学部を文・理に区別して考えていません。研究領域の分野から、総合政策学部は「理に融合した文系」、環境情報学部は「文に融合した理系」と言うこともできますが、両学部一体となって21世紀社会の抱える問題に取り組んでいます。両学部のカリキュラムは、進級・卒業の条件の一部が異なるのみで大きな違いはありませんが、取得できる学位は、「学士(総合政策学)」「学士(環境情報学)」と異なります。

現代社会の問題を自ら発見し解決できる人材の育成
SFC(湘南藤沢キャンパス)では、「問題が与えられ、正解を教わる」教育ではなく、「何が問題かを考え、解決方法を創出する」人材の育成を目指しています。総合政策学部は、国家や社会の問題に関わり、解決策を編み出す実践的な活動を通じて、政策のプロフェッショナルを育成します。また、環境情報学部は、最先端のサイエンス、テクノロジー、デザインの先駆者となり、希望にあふれる人と社会の未来を創り出す人材を育成します。

歴史

・1990年 創設
・1994年 大学院修士課程、政策・メディア研究科設立
・1996年 大学院政策・メディア研究科に博士課程設置

定員

1700

環境情報学部

学科・専攻一覧

環境情報学科

特色や教育内容

先端科学とテクノロジーを前提に、未来のグローバル社会を創造
宇宙空間から地球を観察する映像をみると、昼の地球は青い海と緑の陸地、夜の地球は都市の光を浮かび上がらせ、自然と科学と技術によってできている人と環境に思いをはせることが出来ます。その地球を情報の空間で包んだのがインターネットの環境です。環境情報学部では、生命、心身の健康、環境とエネルギー、デザイン、防災やメディアなどの新しい課題に、先端のサイエンスと、総合政策学部と一体となった社会科学のアプローチを力として、21世紀のグローバル情報社会を創造します。SFCには、夢、面白いこと、楽しいこと、解きたいこと、変えたいことなどに夢中になる人が沢山います。多様性のある一人ひとりの個性が尊重されるSFCでは、好きなことをいっぱいやってほしい。そして、既存の学問領域にとらわれない多様な人達の強い絆と連携で未来を開拓する新しい人材が育っています。

往来自由・文理融合の両学部
総合政策学部と環境情報学部の学生は、2つの学部の授業や研究会を自由に行き来して学ぶことができます。そのため、入学後は幅広い研究領域から自らの問題を発見し、その解決を目指すことができます。高校では文系や理系に分かれて学習することが多いと思いますが、SFCでは、両学部を文・理に区別して考えていません。研究領域の分野から、総合政策学部は「理に融合した文系」、環境情報学部は「文に融合した理系」と言うこともできますが、両学部一体となって21世紀社会の抱える問題に取り組んでいます。両学部のカリキュラムは、進級・卒業の条件の一部が異なるのみで大きな違いはありませんが、取得できる学位は、「学士(総合政策学)」「学士(環境情報学)」と異なります。

現代社会の問題を自ら発見し解決できる人材の育成
SFC(湘南藤沢キャンパス)では、「問題が与えられ、正解を教わる」教育ではなく、「何が問題かを考え、解決方法を創出する」人材の育成を目指しています。総合政策学部は、国家や社会の問題に関わり、解決策を編み出す実践的な活動を通じて、政策のプロフェッショナルを育成します。また、環境情報学部は、最先端のサイエンス、テクノロジー、デザインの先駆者となり、希望にあふれる人と社会の未来を創り出す人材を育成します。

歴史

・1990年 創設
・1994年 大学院修士課程、政策・メディア研究科設立
・1996年 大学院政策・メディア研究科に博士課程設置

定員

1700

看護医療学部学部

学科・専攻一覧

看護学科

特色や教育内容

保健・医療・福祉を一体化できる、先導者を育成
複雑な健康状況とリスクの多い現代社会において、人々のよりよい健康・生活のあり方を、既存の保健・医療・福祉の領域を超えて追究できる人材が求められています。看護医療学部では、そのような要求に応える看護の専門性をもち、国内のみならず国際的な視野に立って先導者として活躍できる人材の育成をめざしています。

時代を超えて看護の可能性を拓く
慶應義塾は、大学医学科の創設の翌年である1918(大正7)年に「看護婦養成所」を設置しました。同養成所は、「医学部附属厚生女子学院」、「看護短期大学」へと組織を変え、2001(平成13)年、「看護医療学部」として新たなスタートを切りました。本学部ではこうした95年にわたる歴史を基盤に、時代の要請に合わせた看護教育に取り組んでいます。超高齢化や医療格差が叫ばれる現代社会において、日本国内のみならず、世界全体を視野に入れて保健・医療・福祉の課題に果敢に取り組み、活躍する人材の育成をめざします。

総合大学の特徴を生かした学び
多様なライフスタイルが共存する社会の中で、看護が果たす役割はますます拡大しています。看護の対象である人間とその環境を理解し、人々が健康に暮らすには何が必要か、自分は看護の立場で何ができるかを真剣に考えて実践するためには、看護学だけでなく幅広い分野の学問を学ぶことが重要です。本学部では総合大学の特徴を生かし、講義・演習科目の専門性を高めるために積極的に他学部の教員を招いています。選択科目として他学部の講義を履修することも可能です。また、医療系に医学部・看護医療学部・薬学部を擁する大学として、三学部が互いに連携して保健・医療を追求できる人材を育成しています。2011年度より実施している医療系三学部合同教育プログラムでは、学年ごとに共通テーマのもとグループディスカッションを行い、それぞれの立場を尊重しながら交流を深め、医療を受ける人々を中心においた質の高い医療を提供するための専門職連携のあり方を実践的に学びます。さらに、総合政策学部生や環境情報学部生と同じキャンパスで交流し、幅広い視点を持てることも特徴の一つです。

歴史

2001(平成13)年創設。
2005年大学院健康マネジメント研究科設立。

定員

415

薬学部

学科・専攻一覧

薬学科
薬科学科

特色や教育内容

人類の医療と健康の増進に貢献する薬学人の育成
薬学部は、社会の要請に応えて、薬学に関する教育ならびに研究を行い、すぐれた薬剤師、卓越した薬学研究者を育成することを理念とし、医薬品、食品、医療、環境などの分野において人類の医療と健康の増進に貢献することを社会的使命とします。全人的な薬学教育を通して、これらに応えうる人材を育成することをめざし、主に薬剤師養成の6年制薬学科と、主に創薬研究者養成の4年制薬科学科の2学科を設置しています。

長年の蓄積に基づく新たな薬学教育
薬学部は、薬科大学として77年にわたり教育・研究を行い、優れた成果を挙げてきた共立薬科大学が母体です。これまで培ってきた深い専門性を活かしつつ、他の学問との融合を図りながら新しい薬学教育を展開します。2011年度からは、社会的要請となっているチーム医療に貢献できる薬剤師養成のインターディシプリナリー教育として、慶應義塾医療系三学部の学生が合同で学ぶプログラムをスタートさせています。

他学部との連携で薬学の新しい知を創造
薬学部は、医学部、理工学部、看護医療学部、各種研究機関などと積極的に連携し、薬学に関わる研究領域を広げ、研究水準の向上を図ります。これにより、生命、地球環境、遺伝子組み換え、食の安全や感染症対策など、現代社会の諸課題の新たな解決策を創出します。また、充実した教養教育を通して高いリーダーシップを備えた、広く社会に貢献できる人材を育成します。

歴史

1930(昭和5)年共立女子薬学専門学校として創設。1949年共立薬科大学として発足。1986年大学院博士前期課程、1988年大学院博士後期課程を設置。2008年合併により薬学部、大学院薬学研究科を開設。

定員

薬学科…150
薬科学科…60

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