国語

【塾講師が書いた】マドンナ古文常識の使い方・レベル・評価・勉強法

2019年9月22日

こんにちは!shirocanです!

私は大学1年次から進学塾・予備校にて約10年以上大学受験生を中心に指導にあたってきました。

その経験を生かして高校生や受験生および保護者の方向けに有益な情報を発信しています。

この記事では「マドンナ古文常識」について、

「どんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「いつから取り組むべき?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

【参考書を使って効率良く成績を上げる方法】

塾や予備校に通わず古文の成績を上げるためには

どのような参考書を

どのような使い方をして

どのような順序で勉強すると良いのか

について詳しく知りたい方は下記ページもご覧ください。
【短期間独学で偏差値30→70】古文のおすすめ参考書と勉強法【大学受験】


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「マドンナ古文常識」はどんな参考書?

マドンナ古文常識は『マドンナ古文』シリーズの内、古典の文章を読む上で必要な背景知識を整理した受験用テキストです。
※シリーズには古文の文法書でもっとも有名な『マドンナ古文』や単語帳『マドンナ古文単語』があります

古文常識と聞いて、ピンと来ない受験生もいるかもしれませんが、ひとえに古典と言っても執筆された時代は様々で、各時代の背景知識なしに読むことはできません。

現代文であれば、受験において頻出キーワードの周辺知識をまとめたテキストを勉強することがありますが、古文においても背景知識を事前に頭に入れておくと文章を読む前からアドバンテージを得ることが可能です

本テキストは受験生として押さえておくべき古文における常識が詰まっています。

「マドンナ古文常識」はどんな人におすすめ?何のための参考書?

一般的に古文の勉強おいて、単語力や文法力がある程度つくと読解の勉強に移行すると思います。

読解を始めると文法がしっかりと身についていないことで文章の内容が分からないなど力不足を感じることも多々あるかと思いますが、文法の知識ではなく古文常識が足りていないことが原因で文章の内容が分からない可能性もあります。

ですので、本テキストは読解の勉強に取り組み始めたという受験生や既に取り組んでいるという人におすすめです。

「マドンナ古文常識」の難易度やレベルは?取り組むための前提レベルは?

上述の通り、本テキストは読解の段階に入った受験生にとって有効なテキストですので、まだ古文の勉強そのものを開始したばかりの中学生や高校1年生にはおすすめできません。

また、古文単語や文法への理解が足りておらず、読解において内容把握が不安定で設問にも本格的に取り組むことができないという段階の場合でも、本テキストに手を出すには早い段階と言えるでしょう。
※目安としては偏差値55以上あれば問題なく取り組めるでしょう

古文単語や古文文法の学習については本テキストと同様のシリーズである『マドンナ古文』と『マドンナ古文単語』がおすすめです。


↓『マドンナ古文』について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】マドンナ古文 パワーアップ版の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】マドンナ古文 パワーアップ版の使い方・勉強法・評価・レベル


↓『マドンナ古文単語』について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】マドンナ古文単語パワーアップ版の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】マドンナ古文単語パワーアップ版の使い方・勉強法・評価・レベル

本テキスト(『マドンナ古文常識』)は古文を読むのに慣れてきて「少し深く勉強したい」、「過去問演習に向けて古文常識なるものを+αとして頭に入れたい」という人にとって大変有用です。

「マドンナ古文常識」の特徴は?良い点は?微妙な点は?

解説が分かりやすく読みやすい

本テキストは解説がとても分かりやすく古文が苦手な人でも読みやすいテキストです。

古文というと、まずどうしても文法を勉強しなければならず、そこでつまずいて古文自体が嫌いになってしまう生徒も多いと思います。

その点、本テキストは古文の参考書とはいえ、イラストがあったり、興味をそそるような表現も散りばめられていてとても読みやすいです。

勿論、文法の参考書ではないので、このテキストを読み終えても、助動詞をはじめとした基本的な文法事項が頭に入るわけではありませんが、読解力がかなりついてきた受験生にとっては少し気分を変えて楽しみつつ勉強できるテキストと言えるでしょう。

文学史の覚え方についての記載がある

古文の入試問題では最後の設問で文学史の問題が問われることが多々あります。

文学部国文学科など、大学入学後に古典を本格的に勉強するような学部学科であればより多くの問題が出題される可能性がありますが、多くの入試問題では1問程度です。

しかし、いざ文学史を勉強しようとすると、学校で教科書準拠として用いるような資料集を頭から読むなどといったとても時間のかかる非効率な勉強法がまず浮かびます。

その点、本テキストは古文常識だけでなく入試によく出る文学史を語呂合わせなど覚え方もセットで掲載されているので、効率的に入試対策で必要な箇所を覚えることができます。

読解にもつながる幅広い知識を身につけることができる

本テキストでは背景知識の説明の中で「名の知れた偉人などの登場人物が○○した」など、有名な古典文章の内容を紹介しているので、問題演習などで様々な古典の文章に触れていく中で「本テキストに載っていたストーリーだ」と気づくことが多々あるでしょう。

本テキストは、古文における常識を説明する過程で、時代背景が前の時代からどのように変わったかなどの背景についても詳細に説明されるので、その流れを知ることにより、読解においても「この時代の背景を考えると、○○とはこういうことなのでは?」と推測する力もつきます。

古文は主語が省略されるなど、文章の内容を把握するのに苦労することも多いと思いますが、背景知識を知ることで内容が理解しやすくなるという効果も実現できます。

センターレベルであれば必要性は低い

本テキストをどの学力段階で利用するかという話にも関連しますが、古文においては「単語」・「文法」・「読解」が最重要ですので、古文常識を勉強する時間のある受験生は正直なところ限られるでしょう。

先述の通り、本テキストはとても読みやすく一度手に取るとどんどん読み進めたくなってしまうと思われるので、使い方には注意が必要です。

具体的には、私立難関大学を目指す受験生や、文学部を志望する受験生にとっては大変有用で、是非とも利用すべきですが、センター試験レベルであればここまでやる時間はないでしょう。

入試で受験する古文のレベルがセンター試験レベルの人であっても、本テキストを利用することにより内容理解が進むというメリットもありますが、自分の志望校の過去問を解く中で、古文常識と言われるような知識を都度、身につけていくほうが他教科の勉強とのバランスを考えても効率的でしょう。

「マドンナ古文常識」の評判や口コミはどう?

良い評判や口コミ

平安時代の風俗は案外知られていない事が多いので、文法は勉強しても内容がいまいち良くわからないという学生にはうってつけだと思います。

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本の内容はすばらしいです。
面白いです。古文嫌いの僕でも読めます。
しかも分かりやすいし、古文の理解力も高まります。

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古文常識は入試の追い込み期(秋から)に読むものと思っていましたが、もしかすると、はじめに読んでおくと古文に対する興味が湧いてくるように思えました。

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「わかりやすい」、「古文への興味が湧く」などポジティブな意見が見られますね。

文法は読解のために必要ですが、文法を知っただけでは古文は読めません。

語彙力もさることながら、背景知識のインプットが内容理解を確実に助けてくれます。

本テキストは古文嫌いの人にとっても特効薬になりますので、状況を見て使ってみましょう。

微妙な評判や口コミ

索引がないためどのページにあったか確認するのに時間がかかる可能性がある

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ただし、折角のイラストがひどい。平安時代なのに男性がさかやきを剃った姿でいたり、裃を着ていたりとあまりにも時代考証がデタラメでガッカリです。

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古文常識は、大切ですが、ここまで普通は必要ないきがする。難関大学には必要だが、ある程度なら、授業や問題を解いていく間に身につく。

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体裁など構成面の意見もありますが、やはりレベルや使い時の話が中心になるでしょう。

本テキストは、古典に興味を持つには格好の材料ですが、使い時によっては志望校合格に向けて必ずしも必要でないことを覚えてしまうことにもなりかねません。

あえて絞るならば私大文系志望の受験生対象と言えるでしょう。

「マドンナ古文常識」の効果的な使い方や勉強法は?

本テキストをどのような順序で進めるのが効果的かについて説明をしていきます。

読みたい箇所から読み進め理解をする

最終的には本テキストの9割方が頭に入った状態で入試を迎えたいですが、取り組み初めから完璧に暗記をしなければならないと考えると単語の暗記と同様で、長続きしないでしょう。

ですので、取り組み初めは一番最初のページから読むでもいいですし、気になるページから読むでもいいので気楽に読み進めて理解に努めましょう。

読解演習をしながら適宜参照し暗記する

読解演習を通して様々な時代の文章を読んでいると、前提知識として知っていたほうが良い知識があることに気が付くはずです。

その際は面倒とは思わず、必ず本テキストを参照し、その場で暗記してしまいましょう。

知識は単体だけで暗記しようとしても頭に残りにくいですが、何か別のもの(この場合は読解している文章)と結びつくことにより頭に残りやすくなります。

読解という過程を経ることより、あの文章とあの古文常識が結びつくという形でリンクしていきますので、1回1回の演習を通して知識を増やしていきましょう。

過去問演習の際にも参照しつつ、スキマ時間で復習

本テキストを一通り学び終えたら、過去問演習をやりながら、分からない個所や気になる箇所があればしっかりと本テキストの該当箇所を参照して知識を入れていく作業を続けていきましょう。

特に過去問演習を通して、出やすい時代や、問われやすい文学史も見えてくるかと思います。

そうした情報をもとに、スキマ時間を使って忘れないための行動をとっていきましょう。

「マドンナ古文常識」にはいつから取り組むべき?

古文の勉強が他教科との関係でどれほど進んでいるかにもよりますが、早くとも高校3年生の春、基本的には高校3年生の夏から使い始めれば十分でしょう。

受験勉強においては、9月から過去問演習に入ることが理想です。

と考えると、本テキストに取り組む時間が十分に取れない場合には、過去問演習の段階で並行して用いるという手段もあるでしょう。

あくまでも、演習の段階で参照するというのが有益な使い方ですので、基礎力が付き本格的に読解演習が可能となった段階で使いましょう。

「マドンナ古文常識」の参考書の次に取り組むべきことは?

古文常識というジャンルであれば別のテキストはやる必要がありません。

本テキストをやり切れれば十分です。

あとは過去問演習を徹底的に行いましょう。

また、少し違った角度からのお話ですが、過去問演習を通して文学史の知識など、資料集を調べて知る情報も出てくるかと思います。

せっかく調べた情報は残しておかなければもったいないので、1つの方法として本テキストの類似箇所に書き足す形で情報を残すことがよいでしよう。

情報を集約し、入試前日や当日にサッと見返すことのできる状態を作っていきましょう。

【参考書を使って効率良く成績を上げる方法】

塾や予備校に通わず古文の成績を上げるためには

どのような参考書を

どのような使い方をして

どのような順序で勉強すると良いのか

について詳しく知りたい方は下記ページもご覧ください。
【短期間独学で偏差値30→70】古文のおすすめ参考書と勉強法【大学受験】

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