国語

【東大生徹底レビュー】現代文と格闘するの使い方・勉強法・評価・レベル

2021年3月15日

こんにちは!Study For.編集部です!

この記事では

「現代文と格闘するってどんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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現代文と格闘するの概要と使用目的

参考書の概要

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今回紹介するのは「現代文と格闘する」です!

この参考書は「現代文の読解」に必要な「現代文キーワード」・「文章に読み方」を学び、「実践問題」を通してそれを身に着けることを目的としています。

この参考書での「文章の読み方」とは決して、小手先のテクニックではない、明確な読解プロセスのことです。

そして、この参考書は私が見てきた現代文の読解に関する参考書の中で一番といえるほど“読解力”を身に着けてくれる参考書です!

現代文と格闘するの難易度・レベル・評価は

この参考書の難易度・レベルは「標準~発展」と言えます。

この参考書のレビューについて、「偏差値60以上が必要」などと書いているサイトがありますが、それは「嘘」です。

そのサイトの執筆者は「本当にこの参考書を読んだことがあるのか」と思わず疑ってしまいたくなります。

実際に読んでもらえばわかりますが、高校生であれば偏差値は50あれば十分理解することは可能です。

ですので、現代文が苦手という人も変な情報に騙されず、ぜひ使っていただきたい参考書です♪

まだ「偏差値が50に達していないよ」という人は、「船口のゼロから読み解く最強の現代文」or「田村のやさしく語りかける現代文」を使えば確実に偏差値50を超えることが出来ますよ!

難易度で言えば「船口のゼロから読み解く最強の現代文」の方が上ですが、偏差値が50以下の人のほとんどの人は十分取り組めるほどわかりやすく書かれているのでこちらがおすすめです。


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【東大生おすすめ】船口のゼロから読み解く最強の現代文の使い方・勉強法・評価・レベル
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もしこちらが難しいと感じたら「田村のやさしく語り掛ける現代文」を使いましょう。

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【東大生おすすめ】田村のやさしく語る現代文の使い方・勉強法・評価・レベル
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現代文と格闘するの対象者は

対象者

ここからは「現代文と格闘する」を使う対象となる人について紹介して行きます。

センター試験で評論と小説において高得点を取りたい人

この参考書は「センター試験で評論と小説において高得点を取りたい」という人にお勧めです。

「センターの問題ってフィーリングで解いてるから、点数が良い時もあれば悪い時もあって点数が安定しないんだよなー」という人は多いのではないでしょうか?

そのような人は今すぐにこの参考書を使って、現代文をフィーリングで解くということはやめましょう。

もしフィーリングで解いていると、受験本番で大失敗してしまい、「目標点数を取れなかった」・「国公立の足切りをくらった」なんてことになってしまう可能性が高いです!

これだけは何としても避けたいですよね?

ですので、今すぐにこの参考書を使って、“現代文の読解法”をしっかりと身に着けてください。

そうすればセンターの現代文で“高得点”を“安定”して取ることが可能ですよ♪

ここで、一つAmazonのレビューを引用しておきます。「参考になった」との評価が多いレビューですので、ぜひ皆さんにとって参考になると思いますよ。

現代文って何なのかわかった本

投稿者adagio2016年12月11日

形式: 単行本

中学のときから国語は苦手で、

高校生になっても、現代文は何をどう勉強していいのかわからない、

つかみどころのない教科でした。

現役受験時もセンター国語Ⅰ・Ⅱは4割。最悪でした。

浪人の時に出会った本がコレ。

理系の私にとっては、なかなか骨の折れる勉強でしたが、

この本を通して、「読むとはどういうことか」

「要約の大切さ」がわかりました。

おかげで、浪人時のセンターは8割。感謝です。
amazon

MARCHや関関同立、早稲田、上智と言った難関私大を志望校とする人

この参考書は「MARCHや関関同立、早稲田、上智と言った難関私大を志望校とする人」にもお勧めです。

上記の大学では、一般的な高校生が理解するには難しい「難解なテーマ」の文章が出題されますが、この参考書でしっかりとした“読解法”を身に着けることで、文章の主張などを掴むことができ、合格点を取ることが出来ます。

またこの参考書についている別冊の演習問題では「上記の大学」の過去問や、次に対象として挙げる「難関国公立」の過去問が演習されているので、著者は主にこの層をターゲットとしているのかもしれません。

東大・京大など二次試験で論述が出る難関国公立を志望校とする人

この参考書は「東大・京大など二次試験で論述が出る難関国公立を志望校とする人」にもお勧めのです。

上記の大学で出題される記述問題は、ラッキーで正解することもある選択式の問題とは異なり、確実に文の内容を理解していないと解けません。

また、文章のレベルも非常に難解なものが多いです。(特に東大国語の問4)

そのような問題を解くためには、小手先のテクニックではなく、確固とした読解法を身に着ける必要があります。

そしてそれは、この参考書をしっかりとやり込めば身につくので、ぜひ「現代文と格闘」してください!

現代文と格闘するの特徴

ここからは「現代文と格闘する」の良い点・悪い点といった特徴について紹介していきます。

概要としては以下のようになります。

・語彙と読解と実践の三位一体構成

・評論だけでなく、小説の読解も学べる

・例文のレベルが高く、決して読みやすくはない。だがそれには理由がある

・「知の扉」というコラムが秀逸

では早速、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

語彙と読解と実践の三位一体構成

まずは本書の構成について紹介しましょう。

第一部「『ことば』をイメージする」

第二部「文章を読みつなぐ」

第三部「文章と格闘する」

となっており、それぞれは以下のような内容になっています。

第一部「『ことば』をイメージする」

本書ではこの部に関して以下のように説明されている。

現代文を読解するためのキー・ワード群を精選し、それらのイメージアップを図った。「ことば」の意味や用い方をただたくさん暗記するのではなく、いくつかの重要な「ことば」に焦点を当て、その「ことば」のつながりや周辺のテーマをも見通しながら、生きた理解ができるように試みた。
現代文と格闘する

ここでは、現代文で頻出の重要キーワード(知識・認識・意識など)について、その意味と、その用語が出てきやすいテーマ(近代科学など)を解説している。

この語彙力は難関大学合格を目指すものであれば、英単語と同様に必須の要素であるので、ぜひ押さえておきたい。

また本書では超頻出の言葉しか扱われていないが、それ以外の重要キーワードについても学びたいという人は同じ著者が共著として書いている「ことばはちからダ!」を使うと良い。

第二部「文章を読みつなぐ」

本書ではこの部に関して以下のように説明されている。

現代文を読解するための方法「読みつなぐ」ということについて説明する。「方法」と書いたが、「定石」や「テクニック」と呼ばれるような煩雑で、いかめしい「やり方」を強制しようというのではない。むしろ、文章を全体としてつかもうとする思考の流れに沿った「読みつなぎ方」を、君自身が自在に編み上げていけるように、いくつかのシンプルな「視点」を提案しようというものだ。
現代文と格闘する

この部は、本書で一番の核となる部分である。

この「文章のよみつなぎ方」は、センターであろうが、東大であろうが、どんな文章でも理解して読めるようになる方法である。

また本書では「テクニック」を卑下しているように思われるが、“小手先”のものではなく“本質的”なテクニックについては豊富に掲載されており、これは非常に参考になる。

例えば「記述問題の取り組み方」・「心情説明の問題」などが掲載されている。

第三部「文章と格闘する」

本書ではこの部に関して以下のように説明されている。

「演習編」では、いよいよ君に鉛筆やシャープ・ペンシルを持って実際に、入試頻出のテーマを追った例題と取り組んでもらうことになる。「解説編」では、例題ごとに一つのガイドラインとしての「読みつなぎ方」を視覚的にも示すことで、君が自分の「読みつなぎ方」と照らし合わせて、読解上の問題点を自分でたやすく発見できるようにしている(自分の弱点を知ることが飛躍への秘訣だ!)
現代文と格闘する

この部は、第2部で学んだ読解法を実践する場である。

ここで実際に取り組む演習問題はどれも決して簡単なものではないが、読解法を身に着けるための実践としてはすごくよい題材ばかりである。

つまり、この参考書の大きな特徴はこの一冊で、現代文の読解に必要な「語彙力・読解方法・実践力」の3つを全て習得することが出来るということだ!

評論だけでなく、小説の読解も学べる

また本書では「評論」だけでは「小説」の読解についても学ぶことが出来る。

現代文の読解に関する参考書では「評論」に重点を置いたものが多く、「小説」を疎かにしているものも少なくない。

しかし受験では「小説」も頻出であり、「小説は読めているつもりだが問題は解けない」という受験生も多い。

だから「小説」の読解に関してしっかり学ぶことは重要であり、本書ではそれが可能である。

例文のレベルが高く、決して読みやすくはない。だがそれには理由がある

ここで、受験生にとってネガティブに思われてしまう本書の特徴としては「例文の内容が難しい」ということだ。

しかしこれには理由がある。

なぜなら、例文が簡単であれば読解力がなくても読むことが出来てしまい、本書で解説されている読解法の効果が実感できないからである。

本書で解説されている読解法をきちんと踏まえて読めば、難しい例文ですら読めてしまうということをぜひ実感してほしい!

「知の扉」というコラムが秀逸

本書では計14個の「知の扉」というコラムが収録されている。

この「知の扉」というのは、現代文で頻出のテーマに関する概要を解説しているものだと思ってくれればよい。

例えば「アイデンティティについて」や「自文化中心主義と文化相対主義をめぐって」、「文化・文明 比較論について」、「身体論をめぐって」などがある。

これらのテーマの概要を知っていれば、その背景知識が読解の手助けをしてくれることが多々ある。

ぜひともすべてのコラムに目を通してほしい。

東大生がオススメする現代文と格闘するの使い方・勉強法

使い方・勉強法

ここからは「現代文と格闘する の効果的な使い方・勉強法」について紹介していきます。

最低「3周」繰り返すことを心得よ

まずは参考書を使う大前提として1周するだけでは、その内容の2割ほどしか身につかないということです。

1周しただけで10割すべて身につく人はよっぽどの天才です。

実際に、東大をはじめとする難関大学合格者は一冊の参考書を何度も何度も繰り返して学習しています。

これは難関大学に合格する彼らであっても、参考書を1周するだけではその内容の全てを身に着けることが出来ないからです。

では何周すればいいかというと、私の指導経験から言うと
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】

「現代文と格闘するは最低3周」やれば、ほぼ完ぺきに内容を身に着けることが出来ます。

ですので必ず「3周」やるということを念頭に置いて、勉強のスケジュールを立てましょう。

第一部と第二部を読む

スケジュールを決めた後は「第一部と第二部」を実際に読んでいこう。

ここはそれぞれ「キーワードの解説」と「読解法の解説」であるので、理解しながら読み進めることが重要だ。

それ以外に特にすることはない。

要約も欠かさず第三部を解く

第一部と第二部を読み終えたら、第三部の演習問題に取り組んでいこう。

この際の取り組み方については、本書で支持されている以下の取り組み方に従おう。

作業1:形式段落の冒頭に通し番号をつける

作業2:問題文の重要な部分にチェックを入れながら読み進める

作業3:意味段落に分け、それぞれに小見出しをつけ、まとめる

作業4:文章全体の論旨を考え、要約する

作業5:いよいよ設問を解く
現代文と格闘する

この作業は一つたりとも疎かにしてはいけない。

なぜならこれが読解力を身に着けるための“一番の近道”であるからだ。

この作業を飛ばしていきなり問題を解くということは絶対にやってはいけない。

それではこの参考書を使った意味がなくなってしまうぞ。

2周目以降はスピーディーに復習

さて1周目を終えた皆さんはこのように思うのではないでしょうか?

「1周するのに結構時間かかった。。。これを7周もするのか、、、」

と。

でも安心してください!

2周目は1周目の約3分の2の時間で読み終わることが出来ますし、周を重ねるごとにどんどん短い時間で読み終えることが出来るようになります。

なぜなら1周目はどうしても書かれている理解するのに時間がかかりますが、2周目以降は1度理解したものを読むので、1周目よりも早く読むことが出来るからです!
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現代文と格闘するの次に使う参考書は

次に取り組むべきこと

本書で読解法を学んだあとは、演習問題に数多く取り組んでいこう。

なぜなら読解法を身に着けるのは、「読解法の理解」と「慣れ」の両方が必要であり、「慣れ」のための演習量は本書の演習問題だけでは足りないからだ。

演習問題としてはまずはセンターの過去問に取り組んでから志望校の過去問に取り組むといいだろう。

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現代文と格闘するのまとめ

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・読解力を身に着けるために必要な「語彙の理解・読解法の理解・それの実践」の3つを一冊で行うことが出来る

・これを身に着ければ東大の現代文もしっかりと対応できる

・これを身に着けるためには最低「3回」は復習する必要がある

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