英語

【英文法・英語参考書】全解説頻出英文法・語法問題1000の使い方・レベル・評価・勉強法

2021年9月20日

こんにちは、Hirokiです。

私は家庭教師、塾講師そして現在オンライン英会話講師として3年以上英語を指導しております。

その経験に基づきこの記事では「全解説頻出英文法・語法問題1000」について、

「どんな参考書?」

「レベルはどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「本書に取り組み終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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「全解説頻出英文法・語法問題1000」はどんな参考書?

最初に結論を伝えると大変優れた学習参考書になっています。

問題数は1000以上あり、この参考書の問題が全て解けるようになればどの大学の文法問題でも満点、もしくは受験生が絶対に解けない悪問や難問以外は完答できるようになるでしょう。

また、この参考書の特筆すべき点は別冊の解答解説に厚みがありそれが非常に詳しいということです。

それは、まるで文法辞書であるかのようです。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」はどんな人におすすめ?何のための参考書?

本書をおすすめ出来る人ととしては私立文系などの英語で高得点が必要な受験生や関関同立、GMARCH、早慶上智、ICU、国公立大などの難関大学を志望している受験生です。

上記の大学郡の入試問題は長文読解が中心になっていますが、文法問題も比重が小さいとはいえ出題されています。

また、そもそも文法を使って読み、文法を使って英作文を書くわけなので全ての難関大志望者に是非使って欲しい文法問題集です。

また、余談も含まれてしまいますが、この参考書で身に付けた文法知識はTOEICの英文法を解く上でも高得点源になります。

多くの学生が大学入学後にTOEICを受験することとなりますし、TOEICは就職活動でも役に立つので大学受験生のうちからTOEICにも通じる英語力をつけておくのも良いでしょう。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」の難易度やレベルは?取り組むための前提レベルは?

難易度としましては、標準から最難関レベルです。

本書を利用するにあたり最低限必要なレベルはおおよそ偏差値55です。

まずは一冊、英文法・語法の問題集を完璧にしてからではないと本書の難易度が非常に高く感じることでしょう。

本書が難しいという人には本書に取り組む前に『Next Stage』という文法問題集を利用することをおすすめします。


↓Next Stageについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方と勉強法

「全解説頻出英文法・語法問題1000」の特徴は?良い点は?微妙な点は?

本書の特徴は問題冊子と解答冊子に分かれており、問題冊子が薄く、解答解説冊子が非常に分厚く解説が丁寧であるということです。

また、難易度が高い問題ばかりを扱う傾向にあるので、初心者にはお勧めできる参考書にはなっていないということです。

以下でその詳細に踏み込みます。

良い点

解説が本当に詳しい

解答解説の冊子が分厚く、解説が非常に詳しいです。

それはあたかも文法辞書のようであり、疑問点を解決できる可能性が非常に高いと思います。

私自身、受験生の頃、文法を丸暗記していた時があったのですが、この参考書の解答解説を読み込むことで、英文に息が吹き込まれたような気になりました。

それは無機的に感じられていた英語が有機的になるかのようでした。

英語を現在教えている筆者も実はまだこの英文法参考書を使って未だに英文法を勉強しており、この参考書に書かれていることを学ぶことでやりたいと思えば、その後の人生であなたも英語指導者になれるかもしれません。

問題数が豊富

難関大志望者にとっては、演習を繰り返すことで英語が高得点源になり、過去問の最後に完璧に仕上げる英文法・語法問題集として非常に有用でしょう。

また基本問題の掲載数自体は少ないのですが、標準レベルの問題や発展レベルの問題が多数入っているので問題演習をするのは、ある程度実力がついていれば非常に効果的です。

また、大学入学後もこの文法参考書で覚えた文法知識はTOEICなどの別の英語試験を受ける際にも非常に有効になってきます。

それだけ、この参考書が扱う英文法の内容には汎用性があります。

正誤判定問題数も豊富

問題数が豊富で正誤判定問題も含まれており、正誤判定問題を出す大学の試験対策にもなるでしょう。

正誤判定問題を出題する大学の学部は一部ではありますが、正誤判定問題には文法的な間違いと意味的な間違いを探す問題に大きく分かれます。

本書では両者に対応しており、正誤判定問題対策としての穴が見つかりません。

また、正誤判定問題が出題されない大学の学部を受験する受験生も解答解説に関しては熟読しておくとよいかもしれません。

それが後に読解や英作文に活かされることもあるからです。

微妙な点

難易度が高く、使う人を選ぶ

難易度が高い問題が多く、この問題集を始めるタイミングを受験生が見極めるのが困難でしょう。

入試科目数は私立志望者であれば計3科目、国公立志望者であれば、計5教科7科目もあります。

他科目の勉強もしなければならない受験生にとって、そもそもこの問題集が必要かどうかに迫られる可能性があります。

ここまでやるなら、別の勉強に回す選択肢もある

出題頻度の低い問題も含まれており、ここまでやる必要があるのかという問題も含まれています。

入試は総合得点で合否が決まるものです。

身近にいる頼れる先生やチューターなど相談できる人にこの問題集を使うべきかどうかを聞いてみると良いでしょう。

この問題集に取り掛かっている時間を長文読解の演習に回した方が良い可能性もあります。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」の評判や口コミはどう?

良い評判や口コミ

文法はこれ1冊で十分だと思う。
フォレストのような文法の辞書的な参考書と照らし合わせながら勉強するのが一番効果があったと思います。

英須1000は解説がものすごく詳しい。それも全て大学入試で出題された問題が全部です。
問題のレベルとしては、基礎〜早慶上智までがランダムに出題されていて、色々な大学のレベルや傾向もありますし、解説がとても詳しいのでやりやすかったです。
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受験当時にこの本を使っていました。
当時「即戦ゼミ3」も人気が高く、どちらにしようか
迷いましたが、こちらのほうが理解させる問題が多く、
こちらを選びました(他方は暗記項目が多い印象)。
何度も回した結果、文法問題はこの一冊で十分で、どの
大学でも通用すると思います。
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文法の詳しいところまで問題として記載され、解説もとてもわかりやすい。
似たような、または同じ文法の問題が2,3問出題されることもあり、覚えた解法をすぐに利用できので、復習になる。
ただ、ある程度文法を理解してから臨んだ方がいいと思います。
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以上のように、良い評判が目立ちますし、筆者自身の使用経験でも同じことが言えます。

それに加えてですが本書で覚えた英文法、語法の知識は、読解にも有効ですし、その後仕事などで英語を使う人にも役に立ちます。

例えば、本書で筆者が覚えた英語表現に「food, clothing or [and] shelter」があります。意味は「衣食住」です。

私は受験生時代にこの表現を本書で知ることができましたがこの受験生時代に覚えた表現を今でも英語を話す際に使うことがあります。

微妙な評判や口コミ

英語の基本がわかってないとちんぷんかんぷんになってしまう参考書です。
易しいレベルからの参考書を購入して基礎を確実に固めてからこちらに移りましょう。
基礎固めは馬鹿にされがちですがかなり大切なことです。
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短問の連続なのに解答が別冊になっているので使いにくい。
こういう暗記問題集は、何度か解いて間違えた問題に印を付けておき、
時々パラパラとページを捲りながら弱点を再確認して、記憶に定着させて
いきたいのだが、解答別冊だと机の上に広げなければならず、
気軽に復習することができない。
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解答解説編には様々な文法用語が出てくるので、確かに受験生がどれだけの文法用語を知っているのかという点は筆者としても非常に重要なファクターであるように思います。

本当に使うレベルとタイミングが重要だと思います。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」の効果的な使い方や勉強法は?

本書の効果的な使い方を説明します。

まず前述の通りは本書は偏差値がおおよそ55前後になってから、使うことをおススメします。

そして、その後この問題集を何周もすることが大切です。

よく勉強法として「一分野、一レベル一冊」と言われることがありますが、これは非常に的を射ていると思います。

この問題集を極めると決めたら、大切なことはその問題集以外の問題集には手を出さないことです。

この参考書は文法問題集ですので、この文法問題集を使えるレベルになったら、文法問題集に関してはこの問題集だけをやることが重要です。

以下で具体的にこの参考書の使い方を解説していきます。

問題に取り掛かり、間違えた問題をチェックする

最初に全問題を頭から解いていきましょう。

そして不正解だった問題をシャーペンで解答解説編と問題編にチェックをします。

この際、運良く正答した問題にもチェックをしましょう。

そして、チェックが終わったら解答解説の熟読を忘れずにやりましょう。

いきなり、1000問以上を解くのは大変なので、単元ごとにこれをやっていくことをおススメします。

私は初めてこの参考書に取り掛かった際に始めから最後まで解きましたが、時間がかかりすぎて逆効果であった面もあったように思います。

なので、受験生の皆さんにはぜひ単元ごとに進めていくことををおススメします。

2周目でも同じことをする

この問題集の難易度からして、多くの受験生がかなりの問題数を一周目では間違えることになるでしょう。

ただ、心配しないでください。

それは、あなたが悪いわけではなく、この問題集の難易度が高いことが理由なのでしょうがないことです。

次は問題編に記載された一周目でチェックを付けた問題を解いていきましょう

二周目において一周目で間違えた問題を全問正解することもとても大変なことです。

また同じく、間違えた問題に関しては、解答解説編を熟読し、なぜ間違えたのかをよく考えましょう。

また、この際、2周目で正答できた問題のうち二度と間違わない自信があるものは消しゴムで問題編からはチェックを消しましょう。

3周目でも同じことを行い、それを全問正解できるまで繰り返す

3周目もすることは大きく変わりません。

2周目までで正答できなかった問題を解いていきます。

ここで全問正解できる受験生もいるかもしれませんが、それはごく少数です。

ここでできなければ、このサイクルを4周目、5周目と続けていきましょう。

愚直に全問正解ができるまでこのサイクルを回してみてください。

そして、全問正解できる実力が付けば定期的にこの問題集を何周もやりましょう。

全問正解できる状態で目安としては3日で一周を心がけてください。

この状態になっていれば、大学受験の英文法・語法問題で失点することはなくなっているはずです。

また、英語の長文を読むときに仮に読めない時があっても、それは文法力不足が原因ではなく、語彙力の不足によるものや内容の抽象度が高いことが原因であると考えられるようになります。

英作文に関しても同様です。英語の書き方は習得できているはずなので、書けないとすれば和文英訳なら語彙力や国語力、自由英作文ならばアイディアの不足が原因です。

なぜなら、文法は完璧なのですから。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」にはいつから取り組むべき?

具体的にいつからというよりは、難易度が一段階下がる同系統の参考書を一冊、完璧にしてから本書に手を出すことをおススメします。

具体的には「スクランブル英文法」や「ネクストステージ」などです。


↓Next Stageについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方と勉強法

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他にもあるかもしれませんが、これらの参考書から一冊を選び、まずはそれを完璧にしてください。

そうすることで、この参考書の取り組むハードルをかなり下げることができます。

GMARCH、関関同立、早慶上智、ICU、国公立大学などの難関大学を志望する受験生は夏休みが終わる前に「スクランブル英文法」や「ネクストステージ」を完璧にし、早ければ早いに越したことはないですが遅くても9月には本書にとりかかりたいところです。

「全解説頻出英文法・語法問題1000」の参考書の次に取り組むべきことは?

この参考書を完璧にしたら、次に取り組むべきは志望大学の過去問です。

この次に取り組むべき参考書は文法・語法分野においてはもう存在しないでしょう。

過去問を解くというアウトプットをしながら、間違えた問題は本書の解答解説に戻るというインプットが非常に大切になってきます。

過去問自体には9月ぐらいから取り掛かって良いと思うのですが、入試日が近くなればなるほど本書に取り掛かる時間を減らし、過去問を解く本数を増やしていきましょう。


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