英語

【塾講師が書いた】基礎英語長文問題精講の使い方・レベル・評価・勉強法

2019年8月16日

こんにちは!shirocanです!

私は大学1年次から進学塾・予備校にて約10年以上大学受験生を中心に指導にあたってきました。

その経験を生かして高校生や受験生および保護者の方向けに有益な情報を発信しています。

この記事では「基礎英語長文問題精講」について、

「どんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「いつから取り組むべき?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

【参考書を使って効率良く成績を上げる方法】

塾や予備校に通わず英語の成績を上げるためには

どのような参考書を

どのような使い方をして

どのような順序で勉強すると良いのか

について詳しく知りたい方は下記ページもご覧ください。
【短期間独学で偏差値30→70】英語のおすすめ参考書と勉強法【大学受験】


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「基礎英語長文問題精講」はどんな参考書?

入門・基礎・標準の3レベル構成となっている入試対策用の長文問題集です。

基礎英語長文問題精講は基礎とありますが中級編にあたり、分野も含め様々なタイプの長文が収録されています。

サイズも見開きB5サイズでコンパクトゆえに持ち運びもしやすいため、テキストに直接書き込むなどの使い方をすれば、電車やバスなど移動時間にも取り組むことができます

内容面も、改訂を重ね昔から受験生に愛されているテキストゆえに、知識をつけるという観点からも勉強になる長文が多く掲載されています。

「基礎英語長文問題精講」はどんな人におすすめ?何のための参考書?

語彙力も文法力もある程度付いてきて、いよいよ長文にチャレンジしたいという生徒におすすめです。

入門編は、本書基礎長文問題精講が出版された後に世に出たもので、大学受験生というよりも中学生を含め本当に入門編というレベル設定・構成になっています。


↓入門英語長文問題精講について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
入門英語長文問題精講
【東大生おすすめ】入門英語長文問題精講の使い方・勉強法・評価・レベル

ゆえに、受験を見据えた場合には、まずは本テキストに取り組み、目指す大学の偏差値レベルに応じて標準編に取り組むべきかを判断すれば良いでしょう。

「基礎英語長文問題精講」の難易度やレベルは?取り組むための前提レベルは?

上記で説明をしましたが、必ずしも入門編に取り組む必要はありません。

しかしながら、基礎編とはいえ中身は入試問題の抜粋で構成されていますので、最低限の語彙力・文法力は必要でしょう。

語彙力も文法力も完璧というレベルはありませんので、一例として英単語ターゲット1400、Nextstage(文法・語法問題集)をひと通りやれば、十分に本テキストに取り組めるでしょう。


↓英単語ターゲット1400について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
ターゲット1400
【塾講師が書いた】英単語ターゲット1400の使い方・レベル・評価・勉強法


↓Next Stageについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方・勉強法・評価・レベル

「基礎英語長文問題精講」の特徴は?良い点は?微妙な点は?

長文レベルが適切

長く受験生に愛用され、現受験界においても重宝されているという点から考えても、掲載されている長文のレベルが適切です。

基礎という名称からすると少しズレはあるかもしれませんが、語彙レベル・設問レベルが、長文読解初心者にとってはとても適切で、読み解くことで文法事項含め総合的な復習ができる形式・レベル設定になっています。

また、ジャンルという意味でもあまり偏らず、エッセイも含め色々なタイプの文章に触れることができることも大きなメリットです。

設問タイプが豊富

最近の入試問題では長文問題にて内容一致のみを問うなど、要旨を把握できたかを問う形式も多いですが、本テキストでは設問を必要に応じて元の入試問題から改変し、1つの長文を通して内容理解は当然のこと、文法の知識や英作文力に至るまで幅広く力をつけられるような構成になっています

英語が大学受験における最重要科目とはいえ、勉強時間は有限ではありません。

長文読解は復習まで含めれば1本をやりきるのにかなりの時間を要しますので、1つの長文から多くを学べるのはとても効率的です。

長文量に比してサイズがコンパクト

上でも書きましたが、長文問題集というと解説も含めどうしてもテキストが分厚くなりがちです。

本テキストは解説も非常に詳しくコンパクトにまとめられていますが、持ち運びに便利なのは受験生にとってメリットです。

他教科含め問題集やテキストを多く持ち運ばざるを得ないと思われますし、スキマ時間をいかに使うかが受験成功の鍵です。

スキマ時間というと、単語帳を開いたり、自作の単語カードを見たりということが多いと思いますが、長文の中で単語や熟語・イディオムを覚えていくことで語彙力は飛躍的にアップします。

内容理解を深めた上で語彙力増強のためにも本テキストを有効活用しましょう。

基礎力がないと難しい

基礎と書かれてはいますが、内容は入試問題の集合体であり、英文解釈力がそれなりにないと自力で使うには難しいかもしれません。

そうした場合に備えて入門編が発行されたという背景もありますが、例えば中高一貫校に通っていて進度が早い場合であっても、中学生や高校1年生であれば無理に本テキストから始めるのではなく、入門編からじっくりと取り組んだ方が良いでしょう。

また、基礎的な英文解釈力を身につける参考書としては「英文読解入門基本はここだ!」・「入門英文解釈の技術70」がおすすめです。


↓英文読解入門基本はここだ!について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル


↓入門英文解釈の技術70について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】英文解釈の技術の使い方・勉強法・評価・レベル【入門70・基礎100・無印100】
【東大生おすすめ】英文解釈の技術の使い方・勉強法・評価・レベル【入門70・基礎100・無印100】

文章が古い

この点については考え方次第の所もありますが、近年の入試問題では出題されなさそうな古い内容の長文や、分野的にニッチで一部の専門学部でしか問われないであろうタイプ・内容の文章も紛れています。

入試問題の長文は、雑誌や論文から抜粋されることが多いため、内容はより新しいものが多くなりますので、古い文章ゆえ入試対策としては不適切という考え方も成り立つでしょう。

「基礎英語長文問題精講」の評判や口コミはどう?

良い評判や口コミ

前期10題,中期20題,後期10題の合計40の英長文に接することができる。またそれぞれに重要類題として短文がついていてこれも合わせると80ということになる。さらに巻末に10の長文例題、典型誤訳構文24題で、全部で114の英文になる。税込み1050円だからひとつあたり9.21円。さらに巻末の語法文法インデックスが非常に充実していて語法辞典としての使い方もできる。裏表紙には和洋の名言名句の英文訳もついている。びっちりと中身の濃い稠密な内容構成の本。1994年初版,改訂版2005年。最近の入試傾向に沿うように改訂された。
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題材となっている長文の質はよいです。また、重要な文法事項や単語がある程度解説されています
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解説が少ないという人がいますが、基本的な文法が出来てれば十分です。これが分からないならまず、文法を仕上げるべきです。
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質が良いという意見はかなり見られました。

やはり長く受験生に愛用されているだけあり、受験参考書として洗練されていると言えるでしょう。

また、より詳細な内容面として、前期中期後期の3部構成になっています。設問のタイプや文量が異なるため、場合によっては、後期から取り組むなどの使い方の工夫もできるでしょう。

微妙な評判や口コミ

長文問題が50題と類題の和訳問題が40題、計90題という非常にボリューミーな問題集である。

文法、構文、などの一通りの知識がマスターできていて、直読直解の速さを鈍らせないための問題集といっていいだろう。

逆にいえば、あまり英語に自信がない人、まだ実力が十分に備わってない人は使うべきではない
というのも全ての設問に解説がついているわけではなく、また一つ一つの解説は非常に簡素だからだ。
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問題数も多く一つ一つが個人的に読んでいて面白い。ただ設問自体は軽く解き流すくらいでいいと思う。発音や細かい文法問題は現行の入試から少しズレていると思うから。自分は一周目は設問を解き、2周目以降はひたすら長文だけを読み込むという形にした。このお陰かセンターは8.5割を下回らなくなった(平行して他の参考書もやったが)。もちろん最低限の単語文法能力が無いと一周するのすら地獄だと思う。実際自分も下地が無い頃に手を出してこの本を床に叩きつけた。たけどある程度の実力がついたらこの本はやる価値があると思う。
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やはりある程度の基礎力がないと使いにくいという意見が多く見られました。

また、文章の内容面のみならず、設問も現代にそぐわないという意見もありました。

ただ、英語4技能と叫ばれ、話す・聴くという能力が今後問われていくという時代の流れを考えれば、発音を重視している本テキストの特徴はポジティブに捉えられるかもしれません。

「基礎英語長文問題精講」の効果的な使い方や勉強法は?

前期中期後期と3部構成になっている点も踏まえつつ、どのように使っていくのが効果的でしょうか。

以下で説明をしていきます。

時間を計って解く

せっかくの長文読解ですから時間を計ってまずは解いてみましょう

時間については20分から30分を目安にして取り組みましょう。

受験は点取りゲーム的な側面があり、長文についても読めたかではなく解けたかが問われます。

本テキストは先述の通り、様々なタイプの設問が並んでいますので、まずは設問を見て長文を読まずに解ける問題から手を付けるという姿勢で、全問解き切れれるよう時間配分も意識して取り組みましょう。

採点をし文法事項含め幅広く復習

実際に長文を読み解き、採点をすると様々な知識の抜けや知らなかったことが見つかるはずです。

せっかく見つけた穴をそのままにしておくことは大変非効率です。

前提として、単語帳や文法問題集に取り組んでいるはずです。

自分が勉強してきた、ないし勉強しているテキスト・問題集の該当箇所に必ず戻り、1つ1つ穴を埋めていきましょう。

何度も音読する

英語は外国語ですから、五感をフルに活用して長文そのものが頭に入るまで音読しましょう。

そもそも英語と日本語は語順が異なり、簡単に言えば英語は主語動詞の後に様々な情報が付け加えられていく構造になっています。

受験というレベルにおいても、返り読みをせず、左から右へと読み進めながら情報が頭に入ってくるレベルにまで持っていく必要があります。

そしてこれは音読をすることで可能となります。

何度も読み返すことで、発音・アクセントなど、初めは気にならなかったことも気になり始めるでしょう。

音読を繰り返し1つ1つの長文を自分のものにしていきましょう。

「基礎英語長文問題精講」にはいつから取り組むべき?

取り組む時期としては早いに越したことはありませんが、やはりある程度の基礎力が要求されるため、学年で言えば高校2年の春からスタートできれば理想的でしょう。

目指すレベルにもよりますが、もう1つ上のレベルである標準編にも取り組むことを想定するならば、高校2年で基礎編とは、高校3年で標準編というながれになるでしょう。

今高校1年や中学生という場合には、先にも述べましたが入門編をおすすめします。

「基礎英語長文問題精講」の参考書の次に取り組むべきことは?

早稲田や慶應といった最難関大を目指す場合には標準編に取り組みましょう。

もっとも、詳しい説明は割愛しますが、標準編のレベルはとても高いです。

ゆえに、無理に取り組むのであれば、中途半端にならないためにも、本テキストと同レベルの長文を扱っている問題集を解くか、一気に過去問に入り、各大学の問題傾向をつかみつつ、実戦力を高めていくのが良いでしょう。

【参考書を使って効率良く成績を上げる方法】

塾や予備校に通わず英語の成績を上げるためには

どのような参考書を

どのような使い方をして

どのような順序で勉強すると良いのか

について詳しく知りたい方は下記ページもご覧ください。
【短期間独学で偏差値30→70】英語のおすすめ参考書と勉強法【大学受験】

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