こんにちは国語の記述模試で全国7位だったマルコムです!
この記事は、大好評の記事「短期間で英語の偏差値を30→70に上げる勉強法と参考書・本」の”古文版”です!
この記事にたどり着いた皆さんは以下のようなことにお悩みではないでしょうか?
「古文の成績が上がらない」
「古文の勉強の仕方がわからない」
「古文の単語が覚えられない」
「古文の読み方が分からない」
「古文の偏差値が上がらない」
これらの悩みについては自分もよくよく分かります!
なぜなら私は「中高6年間ずっとテストの順位は最下位」、「高3の夏の偏差値は30台」という人間でしたので、上記の悩みをすべて経験したことがあるからです。
この記事を読み終わるころにはこれらの悩みの解消法をあなたは知ることができますよ♪
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マルコムの受験時代
まずは「誰でも必ず古文の偏差値を30から70に上げることが可能である」と実感していただくために、簡単にマルコムの受験生時代のお話をしますので少々お付き合いください。
詳しくは【実録】短期間の独学で英語の偏差値を30→70に上げる勉強法と参考書【おすすめ】にて語っておりますので、お時間がありましたら、この記事を読み終わった後にでもお読みくださいm(__)m
簡単に、お話ししますと
・高3の夏の時点で国語の偏差値は30台。浪人の4月の国語の偏差値は40台
・当時は古典の文法を習ってもルールが意味不明すぎてキレそうだった
・単語も意味不明だった。例えば「をかし」という単語の現代訳が「趣がある」と言われても、そもそも「趣がある」ってどういう意味や?意味わからんわ!!といった状況
・浪人の際に予備校に通うも授業のスピードの遅さに耐えられず、自習室にて自学に励む
・浪人の12月の記述模試では国語で全国7位の結果を残す
・その経験を活かして今は大学受験生の学習指導をしており、低偏差値からの難関大学への逆転合格者を多数輩出
といった具合です♪
非常に簡単な説明ではありましたが、ここでは「誰でも必ず古文の偏差値を30から70に上げることが可能である」ということをお伝えしたかったのです!
では前置きが長くなりましたが、ここからは具体的な「短期間の独学で古文の偏差値を30→70に上げる勉強法と参考書・本」について紹介してきますね♪
まずは大学受験のゴールを決める
最初にやることはゴールを決めることです。
ゴールを決める前にいきなり参考書に取り掛かってはいけません。
ここでいうゴールとは、「どこの大学を目指すのか、いつまでに偏差値をどれくらい上げるのか」ということです。
そしてそのゴールを決めてからそれを達成するために、何をいつまでにやるのかという、日ごとの、週ごとの、月ごとのスケジュールを決める必要があります。
もしこのゴールを決めなければ、あなたの勉強はダラダラしたものになりいつまでたっても終わらないでしょう。
ですので、まずはゴールを決めて、「それを達成するためには何をいつまでに終わらせたらいいか」のスケジュールを立ててください。
それでは、偏差値に応じた勉強法とその際に使用する参考書を紹介していきます。
偏差値50以下の人は「マドンナ古文」と「マドンナ古文単語」
まず偏差値が50に達していないという人は「単語」と「文法」が覚えられていません。
ですが、その単語と文法を学ぶのってすごくつまんないですよね。
だってどの参考書も「とにかく覚えろ」としか書かれていないから。
そんなひとにお勧めなのが「マドンナ古文」と「マドンナ古文単語」です。
これらの参考書の著者である萩野氏は、「古文は現代人にとって外国語」であり「単語や文法が覚えられないのは授業や教材がつまらないことが原因」としており、勉強が苦手で、勉強をやろうとしてもいつも三日坊主になってしまう人向けの古文参考書を数多く書かれています。
ここで紹介する「マドンナ古文」と「マドンナ古文単語」も同様に、古文が苦手な人に向けて書かれています。
ですので、偏差値が50を下回っている人はまずはこの2冊の参考書に取り組みましょう。
具体的な使い方などは以下を参考にしてください。
【東大生必読】マドンナ古文 パワーアップ版のおすすめな使い方
【東大生必読】マドンナ古文単語パワーアップ版のおすすめな使い方・勉強法
ここまでやれば絶対に偏差値50を超えることが出来ますよ♪
偏差値50台の人は「古文上達45」と「古文解釈の方法」と「センターの過去問」
「マドンナ古文」が終わった後は文法事項をより深く学ぶために「古文上達45」に取り組みましょう。
「マドンナ古文」は古文が苦手な人向けの「古文文法・読解の導入」の参考書であるため、「文法を詳しく、網羅的に理解する」ための参考書ではありません。
そこでより詳しく・体系的に文法を理解するための参考書として「古文上達45」を使うのです。
古文上達についてはこちらを参考にしてください♪
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【東大生おすすめ参考書】古文上達の使い方・勉強法・評価・レベル【基礎編 読解と演習45】
この参考書は古文の文法を基礎から応用まで一冊に盛り込んだ参考書であり、初学者でも取り組める参考書であるため「古文の伝説の参考書」と呼ばれています♪
本書には問題演習として45題の古文長文が付いており、解説がめちゃくちゃ丁寧であるため、文法だけではなく、古文読解の参考書としてもかなり有用です!
ですので、本書の使用目的は「古文文法の理解」と「古文の読解力向上」の2つといえます。
文法に関しては「古文上達45」をマスターすれば、東大でもどこの大学でも十分対応できるようになりますよ♪
さて次は、「古文読解」について学んでいきましょう。
古文の基本的な読解については「マドンナ古文」でも学びましたので、次はもうワンランク上の「古文解釈の方法」に取り組んでいきましょう。
英文解釈の有名な参考書であるビジュアル英文解釈の「古文バージョン」とも言われる参考書です。
これをしっかりとやり込めばセンター試験で安定して8割を取ることが出来ますよ♪
さて「古文解釈の方法」を学んだあとはそれを身に着けるために問題演習をする必要があります。
なぜなら「古文解釈の方法」を身に着けるには、参考書を読んで理解するだけではだめでして、問題演習をして「慣れる」ことが必要だからです。
ここで使いたい参考書は「古文上達45」と「センターの過去問」です。
「あれ?古文上達45ってさっきお勧めしてた“文法”の参考書じゃないの?」
と思われる人も多いでしょう。
実は、この参考書は「文法の解説」だけでなく「古文の長文演習問題」も充実しており、この「古文の長文演習問題」がかなりの優れモノなんです!
なぜなら解説には、全文和訳と全文の品詞解説が載っているからです!
これは先ほど学んだ古文解釈の方法を自分が正しくできているかの確認として非常に重宝します!
古文上達45が終わったら演習量を増やすためにも、ちょうどよいレベルの「センターの過去問」を解きましょう。
ここまでしっかりと学習してきたのであれば、安定して8割ほど得点できる実力が付いているはずですよ♪
偏差値60台の人は「中堅私大古文演習」と「ライジング古文」
偏差値60台の人は、私立を受けるのか国立を受けるのかで使う参考書が異なってきます。
私立を受験する人は「中堅私大古文演習」を
↓「中堅私大古文演習」について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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【塾講師が書いた】中堅私大古文演習の使い方・勉強法・評価・レベル
国公立を受験する人を「ライジング古文」を
両方を受験する人は両方を使いましょう。
「中堅私大古文演習」はタイトルの通り中堅私大であるMARCHや関関同立レベルの問題が収録されています。
中堅私大を受験する人には必須の一冊です。
また早稲田を受験する人にとっても早稲田の過去問をやる前にやっておきたい一冊です。
「ライジング古文」は旧帝大や一橋を受験する人にお勧めの一冊です。
このレベルの参考書は他にはないのですが、実はこの参考書は絶版になっているので、中古であったとしても手に入れるのが難しいです。
この参考書はとにかく上記の大学で出題される問題について非常にわかりやすく解説をしているため、過去問を解く前の一冊として非常におすすめです。
偏差値70台は「過去問演習」
ここまで来たら、後は過去問演習をやるのみです!
過去問演習の際は以下の二つのポイントを意識しながらやりましょう。1、全科目ではなく一つの科目を過去数年分まとめて解く
2、過去問はまた出る問題である
全科目ではなく一つの科目を過去数年分まとめて解く
まずは「全科目ではなく一つの科目を過去数年分まとめて解く」ようにしましょう。
これはなぜかというと、1つの科目(例えば数学)を過去5年分解いてみると
「あれこのパターンの問題、一昨年も出てたぞ!」
「毎年、大門4では○○が出ている!」
といったように、科目ごとの出題傾向が見えてきます。
ここでしっかりと頻出の問題や分野を見つけることが出来たら、そこを重点的に復習するようにしましょう♪
受験のゴールは「合格すること」ですので、「全分野を完璧にすること」よりも「志望校で頻出の分野を完璧にすること」を優先してください!
過去問はまた出る問題である
つぎに意識してほしいポイントは上述と被るのですが、「過去問はまた出る問題である」ということです。
受験生の中には次のようなことを言う人が多くいます。
「過去問と同じ問題が出ることはないから、過去問って何回もやる必要ないんじゃない?」と。
しかしこれは間違いです!
確かに過去問と全く同じ問題が出ることは稀です。
しかし「過去問と同じパターンで解ける問題が出題されること」や「過去問と同じテーマから出題されること」は良くあります!
ですので、過去問も問題集の演習と同様に「出来るようになるまで」繰り返し復習しましょう!