こんにちは、京大農学部一回生の「ぱろり」です。
今回の記事はセンター化学についてですね、それではさっそく見ていきましょう!
私は、センター化学の勉強法は至ってシンプルだと思っています。
ズバリ、重要問題集をわからない問題がなくなるまで解くことです。
重要問題集に限らずとも、標準レベルの化学の問題集を一冊完璧にすることが大事です。
しかし、難関大学を目指している人であれば、基本的には二次試験対策をしていれば自ずとセンター化学も高得点がとれるようになっているはずです。
難しい問題が解けるようになるには、基礎ができていないといけませんからね。
目次(項目をクリックするとジャンプできます)
理論化学(配点は48点)
センター化学大問1、2は理論化学で構成されています。
全分野の問題が出るため、まんべんない対策が必要です。
模試の結果をふまえ、自分が失点しがちな分野を教科書や問題集でおさらいしましょう。
無機化学(配点は24点)
無機化学に関しては、二次試験対策に加えた対策が必要かもしれません。
というのも、センター試験の無機化学分野ではマイナーな内容を問う問題が多く出てくるからです。
教科書に載っている事項を覚えるのはもちろんのこと、化学の新研究といった網羅型参考書を勉強の合間に眺めたりするといいでしょう。
内容をきちんと覚えているかは、問題集を解いて確かめましょう。
↓化学の新研究について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【レビュー】「化学の新研究」シリーズの使い方・レベル・評価・勉強法
有機化学(配点は19点)
大問3は有機化学です。
基本知識はもちろんのこと、計算により分子式を導いたり実験結果を考察したりと多種の問題が出されますが、その大体は重要問題集といった標準レベルの問題集の類題です。
理論化学同様、苦手分野は問題集でおさらいしましょう。
高分子化合物(配点は9点)
高分子化合物の分野は、大問5と大問6(合成高分子)、7(天然高分子)とに分かれています。そして、合成高分子か天然高分子かを選んで解答することになります。
大問6か7かを選ぶのは自由ですが、大問5で合成高分子と天然高分子いずれも問われる可能性はあるため、偏った学習はよくありません。
大問の選び方としては、試験ごとに自分が確信をもって合っているといえる方の分野を選択すればいいと思います。
まとめ
私の受験経験から言うと、過去問を解くなどといったセンター化学そのものの対策を始めたのはセンター試験本番三日前くらいからでした。
それまではずっと京大化学の勉強をしていましたね。
それでも本番では90点とることができたので、もう少し早くから過去問演習を始めてセンター化学慣れしていればもっと高得点もとれたかもしれません。
センター化学の勉強にどのくらいの時間を費やすかは、自分の志望大学のセンター配点を鑑みて決めてくださいね。