センター試験対策

センター試験物理で9割を取るための勉強方法・対策とおすすめ参考書

2022年6月15日

こんにちは。慶應義塾大学理工学部1年の「りん」です。

今回は自分が実際に行い、本番のセンター試験物理で9割を得点した勉強方法・参考書を紹介します。

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まずはセンター物理を知ろう

すでに模試や過去問を経験した人は気づいたと思いますが、センター物理は1問あたりの配点がとても大きいです。


大学入試センター 平成29年度本試験の正解

上の表は平成29年度のセンター物理の解答なのですが、「配点」の部分に注目すると分かるように

全ての問題が4点もしくは5点の配点となっています。

このような点数の配点は他の教科にはあまりなく、センター物理の特徴だと言えます。

よって、9割を取るためには「2問しかミスは許されない」のです。

大問ごとに特徴を把握し、対策を考える

次に大問ごとに特徴と勉強方法を解説していきます。

【第一問:小問集合】

物理、物理基礎の全分野からの小問が出題されます。

ここでは受験用の問題集などではあまり見られない問題が出題されることがあります。

問題集のみを解くのではなく、教科書や物理の原理、本質の理解が求められます。

【第二問:電磁気】

電磁気は高校物理でも後半に習う分野で、苦手とする学生が多い分野です。

また、公式が多いことも原因です。

そのため、「なぜこの公式が成立するのか、どのような問題設定の時に利用するのか」

ということを常に意識しながら勉強しましょう。

暗記物理の人が1番痛い目にあうのはこの電磁気だと言っても過言ではありません。

【第三問:波動・熱】

波動は公式や覚えるべき事項は比較的少なく、作図能力や問題経験の有無が影響してきます。

問題パターンもそこまで多くはないため、演習を多く積んで対策しましょう。

熱もまた、苦手とする学生が多い分野です。

その原因は「問題で何をやっているのかが把握できていない」というところにあります。

問題で要求されていなくても、p-vグラフやイラストを書いて

常に問題の状況を把握しながら解くことが大切になります。

この分野もまた、演習が効果を発揮します。

【第四問:力学】

力学に関してはそこまで難しい問題は出題されません。

苦手としている学生は少ないため、この大問は基本的に満点を取る必要があります。

【第五問:波動or熱】(第六問との選択問題)

第五問か第六問のいずれか一方を選択して解答します。

特別に簡単な問題が出題されない限りは、第六問を選択することをおすすめします。

(理由は後述)

【第六問:原子】(第五問との選択問題)

第五問か第六問のいずれか一方を選択して解答します。

基本的に高校物理で扱う原子分野は基本事項のみで、他の分野に比べて圧倒的に簡単です。

二次試験でも出題の頻度が高くなってきたため、「原子分野を捨てる」ことは絶対にしないようにしましょう。

教科書等の内容をしっかりと理解し、確実に満点を取りたい分野です。

◆気になる記事!
【物理】参考書の使い方・勉強法・評価・レベル【大学受験】

対策・勉強方法

ここからは主に国立2次試験、私大入試でも物理を使う人向けに書いていきたいと思います。

自分がおすすめする勉強方法としては、

2次試験に向けて勉強を進め、センター2ヶ月くらい前からセンターの過去問を解き始める

という方法です。

基本的に2次試験のほうが難易度が高いため、

2次試験に対応することのできる力を身につければ、センターは少し対策するだけで高得点が取れる

からです。

よって、2次試験を目標にこれから紹介する勉強方法を実践することを強くオススメします。

まず物理を勉強する上で大切なのは最終的に「物理を理解している」という状態に達することです。

ここで「理解」というのは単に

「物理の知識がある」(公式や問題の解法パターンなどを知っているということ)

とは全く異なります。

「なぜ公式や原理が成り立ち、何を意味しているのか」を教科書等を見ずに全て自分で説明できる

というのが本当の理解です。

「物理の知識がある」だけでもある程度問題は解けますが、

大学が望むのは「物理を理解している」生徒です。

ゆえに、問題を作成する教授は「物理を理解している」人のみが解ける問題を出題してきます。

(センター試験も最近、このような問題の出題が目立ってきました。)

そのためにまずは学校や塾での授業をしっかりと聞き、①教科書レベルの理解を徹底しましょう。

次に問題集に取り組みましょう。

ここでは②今まで培ってきた物理の理解を元に、「入試問題を解く」力を鍛えることを目指します。

さらに③問題集と並行して、不足していた理解を補うことも大切です。

以上の①〜③の作業を分野ごと(力学、波動、熱、電磁気、原子)に進めて行きます。

その後に2次試験やセンター試験の過去問を解きましょう。

オススメの参考書・問題集

最後に①〜③の作業それぞれに対応するおすすめの参考書・問題集を紹介します。

ネット等のレビューを参考にしながら、自分に合った参考書・問題集を探しましょう。

①でオススメの参考書

②でオススメの問題集(難易度順に並べてあります。)

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~Study For.編集部のコメント~

物理の重要問題集についてはこちらも参考にしてください♪
【受験生のバイブル】物理重要問題集はいつから使うべき?使い方とレベル

③でオススメの参考書

①〜③はセンター試験対策としてはオーバーワークです。

しかし前述の通り、

2次試験の対策をきっちり終えてからセンターの過去問に取り組むことが大切です。

最低5年分はセンターの過去問を解き、センター試験特有の出題形式に慣れましょう。

まとめ

今回の記事の中で最も大切なことをまとめると・・・

センター物理は1問の配点が大きく、9割を取るためには2問しかミスは許されない

何も見ずに全てを自分で説明できるようになるまで物理の「理解」を深める

2次試験を目標に勉強する。センターは直前期に追い込むのが最も効率が良い

以上の3点になります。

今回の記事を参考にして、みなさんがセンター物理で9割を突破し、無事に第一志望に合格することを願っています。
ありがとうございました!

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