英語

【塾講師おすすめ!】全解説実力判定英文法ファイナル問題集の使い方・レベル・評価・勉強法

2022年2月16日

こんにちは!shirocanです!

私は大学1年次から進学塾・予備校にて約10年以上大学受験生を中心に指導にあたってきました。

その経験を生かして高校生や受験生および保護者の方向けに有益な情報を発信しています。

この記事では「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」について、

「どんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「いつから取り組むべき?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」はどんな参考書?


英文法ファイナル問題集は、標準編と難関大編の2冊分冊の英文法問題集です。

各々、各回50問ずつ計10回という構成になっており、2冊合計で1000題の演習が可能です。

各回配点付きで、テスト形式になっているので、時間を計って取り組むことでより実戦的なトレーニングが可能です。

「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」はどんな人におすすめ?何のための参考書?

レベルは2つに分かれていますが、入試本番までに時間があまりないという場合を除いては、文法演習の1冊目に本テキストを選ぶことは得策ではありません。

なぜなら本テキストは各分野の問題がシャッフルされているため、入試本番を想定した演習には適していますが、英文法を分野ごとに学ぶ際の学習には適していません

文法分野別に並んでいるよくある文法問題集を使って分野ごとに問われる問題をしっかりと解けるようにした後の、最終チェック・まとめとして用いることをおすすめします。

文法の分野別に並んでいる文法問題集としては「Next Stage」がおすすめです。


↓Next Stageについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】Next Stage(ネクステージ)英文法・語法問題の使い方と勉強法

上記の様な基本文法問題集を8-9割方仕上げた段階で、学年に関係なく本テキストにチャレンジしましょう。

「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」の難易度やレベルは?取り組むための前提レベルは?

先述の通り、1冊目に本テキストに取り組むのは難しいです。

学校や塾・予備校で、一通りの文法説明を受け、問題演習を通して「〇〇の分野では△△が問われることが多い」といった受験頻出の典型問題をしっかりと解けるようにすることが先決です。

例えば、時制であれば「現在完了形・過去形のどちらを用いるか」「時・条件を表す副詞節(when節・if節)」などが代表的でしょう。

テーマや具体的な問題を見たときに瞬時に正答できるレベルに持っていくことが必要です。

Nextstage(ネクステージ)というテキストは、英文法ファイナル問題集と同じ会社が発行しているので、流れを作る意味でも事前に取り組むのが良いでしょう。

「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」の特徴は?良い点は?微妙な点は?

問題が厳選されている

各冊500題ずつという構成ですが、いわゆる受験で問われる典型問題が広く確実に網羅されている点、非常に信頼できます

とりわけ、500題を無理に抽出するのではなく、上記時制の例で出したような典型問題については、500題の中で何度か登場します。

志望校のレベルにもよりますが、いわゆる典型問題をどれだけ押さえることができているかにより、目指すことのできる大学のレベルは変わってきます。

学ぶべき文法事項は多いですが、やはり重要度には差があり、濃淡をつけて勉強をする必要があります。

その点、本テキストを通してその濃淡を直に感じることができるはずです。

テスト形式になっている

英文法ファイナル問題集の前にやるべきと説明をした問題集は、分野別に問題がられつされているだけなので、1日に何問・何ページと自分で決めない限り、ダラダラと取り組んでしまったり3日坊主で終わってしまう恐れがあります。

それに対して本テキストは、全10回のテスト形式になっているので、点数をつけてその推移を見ることも可能ですし、1日1回分と決めれば10日で1周することができます

受験生の多くは英語のみで受験するのではなく、他教科の勉強も計画的に進めていく必要があります。

ゆえに、入試配点を考えると最重要科目と言える英語についてもダラダラと長い時間をかけて取り組むのではなく、メリハリをつけ限られた時間の中で最大の成果が出るよう取り組むべきです。

その点、本テキストは使い勝手が大変良いと言えます。

レベル別になっている

標準編と難関大編の2冊構成となっているので、目指すレベルに応じてどこまでやるべきかを選択できることはメリットです。

もっとも、早稲田・慶應といった最難関大学を目指す場合であっても、分野別の基本問題集を解き、英文法ファイナル問題集標準編を解いた上で難関大編に取り組みましょう。

一般論ではありますが、最難関大の入試問題が難問だけで構成されているはずはありません。

基本問題をしっかり解けた上で差がつく問題としていわゆる難問が出題されます。

難しい問題に目が行き、解けるようにしなければと焦る気持ちは痛いほどわかりますが、段階を踏んでレベルアップしていきましょう。

会話文の収録問題数が少ない

問題のタイプは、4択の穴埋め問題・語句整序・同義文作成など多岐に渡りますが、全体のバランスを考えると会話文の収録がやや少ないです。

近年は英語4技能が叫ばれ、話す・聴く力の養成が求められています。

そうした流れの中で、今まで以上に会話文の出題や、コミュニケーションの要素を含んだ読解問題が増えてくると考えられます。

そうした流れを考えると、本テキストとは別に必要に応じて会話文の演習問題を解いていくべきでしょう。

難関大編のレベルが高い

難関大編ということで、レベルの高い問題が多いのは当然ですが、後ろに行けば行くほどかなり細かい、受験においてはいわゆる捨て問に該当するような問題が多く収録されています。

余程時間的な余裕がない限り、英語単体でこのレベルの問題まで解けるようになる必要はないと思います。

典型・標準問題を確実に解けるようになることを目的としてテキストを利用し、プラスアルファの知識として難問を解くのに必要な文法知識を頭に入れていきましょう。

「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」の評判や口コミはどう?

良い評判や口コミ

あくまでも個人的な意見ですが、センター文法については、nextstageなどに代表される比較的分厚い文法書などは必要なく、本書を回し続けることで対策可能です。
文法において(勿論、文法や英語という分野だけにはとどまりませんが)は問題数をこなすことも重要ですが、数少ない時間の中で必要最小限度の問題の中から「各々の文法の本質」を掴むことができれば、形式が変わっても対応可能です。本書はその基本的な文法の本質を掴むという目的に対し、非常に適切な問題が網羅されていると感じました。
文法にかける時間が減れば、自ずとほかの分野、科目に当てる時間がより確保されることになります。
自分にあった方法で勉強を行うことが一番ですが、分厚い参考書などを使って成績が伸び悩んでいる方、または受験英語文法書にあまり本格的に触れたことがない人にも一度本書を使ってみることをお勧めしたいです。(最初はわからなくても構いません。繰り返しが重要です。)
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英語の語彙力に不安がある人は必ずやった方が良い教材です。
ある程度知識をつけた上で確認として実施するのが良いと思います。
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問題を解いた後、解説が丁寧でわかりやすいので理解しやすいです。
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総じてとてもポジティブな意見が多いですが、テキスト自体も見開きA3サイズで薄く、サクッと取り組むことができることもメリットとして挙げられます。

受験生は英語の専門家になる必要はなく、受験を突破するための英語力を早期につけることが第1の目標です。

分厚い文法書を読み込むのではなく、問題ベースで力をつけていきましょう。

微妙な評判や口コミ

自分の苦手な範囲を付属の表に書き込むと出でくるのは本当に助かりました。
でもこれをやるのはしっかり文法を固めてからじゃないと意味がないですね。
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完全なランダムではなかった。ランダムとは書いてあるが実際は各テストごとに出題される文法が分かれていて、ある程度予想がついてしまうような時もあったため文法の総復習としてやる参考書としてはあまりお勧めしない。ただ文法事項に関してはほとんど網羅されているので、基礎を固めるものとしては有効だと思う。
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やはり基礎が固まっていないと利用価値が下がってしまうという意見が見られます。

全ての参考書について言えることですが、しっかりと情報収集をした上で、適切なタイミングに適切な使い方をすることを意識しましょう。

ランダムさが欠けるという点については、後に過去問を多く解くことで解消されるでしょう。

「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」の効果的な使い方や勉強法は?

先にも述べましたが、まとめ・総仕上げとして使うテキストなので、前提となる基礎知識を身につけることが必須です。

その上で、本テキスト自体をどのように使っていくべきかについて説明をしていきます。

時間を計って解く

まずはテスト形式になっていることを利用し、時間を計って解いてみましょう

標準解答時間も記載されていますが、30分から長くても40分を目安に取り組みましょう。

解く際には解答用紙も添付されているので利用しましょう。

基本的には1問目から解いていくべきですが、入試問題は全体としてみれば長文読解がメインで、文法問題にかけられる時間は少なく、また配点も低いです。

その点も頭に入れ、わからない問題はマークをつけるなどして次へ次へと進むという姿勢で取り組みましょう。

丸付けをすると同時に基本問題集に戻る

「丸付けをすると同時に基本問題集に戻る」というこの点が最も重要で、解いた上で採点をし解説を読むにとどまらず、必ず前にやった基本問題集に戻りましょう。

例えば先に挙げたネクステージでは、見開きで左ページに問題、右ページに解説という構成になっています。

解説箇所には、その問題を解く上での覚えておくべき周辺知識がまとめられているなどすると思います。

覚える必要があると言われても、実際に問題を解く中で必要と感じることがなければ、覚えるという作業はしないと思います。

英文法ファイナル問題集を解くことで、基礎問題集で暗記すべきとされていた事項の重要性を再認識し、暗記につなげていきましょう。

できない問題をつぶす

テキストはやればやるだけ効果的です。

初見で解いた際にほぼパーフェクトに解けているような場合を除いては、瞬時に解けるようになるまで繰り返し解きましょう

よく、何度も解いていると答えを覚えてしまうという声も聞かれますが、ただ答えを覚えるだけでは学習効果は薄いです。

なぜそれが答えなのかというプロセスまでしっかりと答えられるかということを1問1問確認しながら、繰り返し演習をしていきましょう。

全解説実力判定英文法ファイナル問題集」にはいつから取り組むべき?

英語という教科が受験科目の中でもとりわけ重要で、配点も高い傾向にあることからすれば、文法事項は高校2年生までで頭に入れ、3年次は演習に費やしたいところです。

難関大編までやるかにもよりますが、標準編を3年次春にスタートできるよう、2年次までに一通りの英文法に関する学習を終えることが理想です。

他教科にも言えることですが、あまり手を広げず1冊のテキストを自分のものとし、できるだけ多くのことをそのテキストから得られるよう何度も繰り返すべきです。

繰り返しが何よりも大切です。

入試本番までに何周もできるよう早めのスタートを心がけましょう。

「全解説実力判定英文法ファイナル問題集」の参考書の次に取り組むべきことは?

本テキストは英文法の総まとめのテキストですので、やり切ったという段階に至った受験生は、過去問演習に入りましょう。

先述の通り、入試問題全体に占める文法問題の割合は少ないですが、1点が合否を分ける入試においては基本問題の取りこぼしは許されません。

過去問演習を行うことで、レベル感も把握できるとともに、英文法ファイナル問題集に載っていた問題が多く出題されていることに気づくでしょう。

その上でまた必要があれば復習という形で本テキストを引っ張り出して、解いてみるのは効果的でしょう。


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