こんにちは!Study For.編集部です!
この記事では
「漢文ヤマのヤマってどんな参考書?」
「レベルってどれくらい?」
「自分に適した参考書かな?」
「どう使うのが効率的かな?」
「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」
といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。
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【参考書】漢文ヤマのヤマの概要と使用目的
今回紹介するのは「漢文ヤマのヤマ」です!
この参考書は「漢文初学者の人でもセンターで高得点、東大をはじめとする難関大学の漢文で合格点を取ることを可能にする」参考書です♪
著者の三羽氏は、「漢文」は解き方さえマスターすれば、他の科目よりダンゼン得点しやすいと言っています。
そしてその解き方を、漢文初学者でも取り組めるような形で、全て詰め込んだのが本書「漢文ヤマのヤマ」なのです。
具体的には以下の4部から構成されています。
・「ヤマのぼりの前に」(漢文学習のコツを解説)
・「漢文句法ヤマのヤマ」(66の漢文頻出句形の解説と演習問題)
・「センターヤマのヤマ」(センター対策)
・「読みのヤマ漢ベスト50・意味のヤマ漢ベスト50・漢詩の決まりと文学史のヤマ・思想史のヤマ」(得点源になる知識を身に着ける)
さて、本書の使用目的は「漢文句法の理解」と「センター対策」と「漢字の読み・語の意味・文学史・思想史といった漢文知識の理解」の3つと言えます。
またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。
ステップアップノート、早覚え速答法など他にも参考書がありますが、前者は古文に比べると解説が少なく構成が雑で後者は現代の入試傾向にそぐわない古臭さがあります。
しかしこの参考書は句法が見開き2pで完結してる上に詳しい解説を読んで直ぐに問題演習と言う形式をとっているので知識の定着がしやすく、あまり時間をかけたくない漢文と言う科目のニーズにちゃんとお答えしている上に、漢文学知識と必修単語も収録されているため、これ一冊を仕上げれば漢文の基礎は完璧!
センター過去問演習を除けば160pくらいなので大した労力もかからずオススメの一冊です
Amazon
【参考書】漢文ヤマのヤマの難易度・レベルは
本書の難易度としては「基礎~応用」と言えます。【参考書】
先ほどの述べたように本書は「初学者」から取り組むことが可能であり、しっかりとやりこめば「東大・京大・早稲田といった難関大学」の古文に対応できる力を養うことが出来る一冊です。
【参考書】漢文ヤマのヤマの対象者は
ここからは「漢文ヤマのヤマ」を使う対象となる人について紹介して行きます。
漢文初学者
本書では、本当に漢文の基礎の基礎である「返り点のレ点」から解説しています。
ですので初学者でも安心して取り組むことが出来ますよ♪
センター(共通テスト)で高得点を取りたい人
本書の内容を身に着ければセンター漢文で高得点がとることが可能です。
加えて、本書では巻末に「センターのテクニック」と「センターの過去問5題」が載ってます。
こちらにも取り組むことで、“安定して”センター漢文で高得点が取れるようになりますよ♪
東大などの旧帝大やMARCH・関関同立・早稲田などの難関大学で合格点を取りたい人
これは冒頭でもお話したことですが、本書をやり込めば上記の大学の漢文で合格点を取るために必要な素養を身に着けることが出来ます。
本書の次に使いたい参考書は、受験校の試験形式が「記述式」か「選択式」かで異なってきます。
それについてはこの記事の一番最後の「漢文ヤマのヤマの次に使いたい参考書」のセクションをご参照ください♪
【参考書】漢文ヤマのヤマの特徴
ここからは「漢文ヤマのヤマ」の良い点・悪い点といった特徴について紹介していきます。
概要としては以下のようになります。
・漢文の必要な知識を網羅的に収録!これが「漢文早覚え即答法」との違い!
・講義調で分かりやすい解説!
・センター対策もばっちり!
・別冊で復習が効率よくできる!
では早速、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
漢文の必要な知識を網羅的に収録!これが「漢文早覚え即答法」との違い!
本書の第一の特徴として「漢文の必要な知識を網羅的に収録している」ということが挙げられます。
漢文の参考書で、しばしば本書と比べられる参考書に「漢文早覚え即答法」という参考書があります。
↓漢文早覚え速答法について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
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【必見】東大生がオススメする漢文早覚え速答法の使い方・勉強法・評価・レベル
この参考書の特徴は「受験で超大事なところを超効率よく覚える」というものであり、多数の受験生から指示される参考書です。
しかしこの参考書は「超大事」なところに絞りすぎて、「まぁまぁ大事」程度の内容が収録されていません。
ですが本書「漢文ヤマのヤマ」では、「まぁまぁ大事」なところもしっかりと網羅的に収録されています。
ですので、本書はセンター受験生だけでなく、それよりもより深く漢文を学ぶ必要がある、難関私大や難関国公立受験生の人にもお勧めの一冊なのです♪
講義調で分かりやすい解説!
次にあげる特徴としては「講義調で解説されているので読みやすい」ということです。
著者である三羽先生は以下のように称される先生です。
東進ハイスクールの超人気講師。
その独特の講義は「ストーリー漢文」と呼ばれ、例文の時代背景や登場人物を語るとき、先生はいつの間にやら作中人物になり切ってしまうため、楽しみながら句法と例文が頭に入ってしまう。
漢文ヤマのヤマ
本書はこのユニークな三羽先生が講義調で解説を書いてあるため、非常にわかりやすく、非常に内容が頭に入ってきやすいです!
「堅苦しい文章を読むのが嫌だ」、「勉強が苦手」という人でも取り組みやすい参考書ですよ♪
センター対策もばっちり!
本書ではセンター対策の特設コーナーが設けられており、これをしっかりとやればセンターで安定して高得点を取ることも難しくありません!
この特設コーナーでは「センター試験のテクニック」と「センター試験の過去問が五題」収録されています。
しっかりと本書の句法や重要知識を覚えたのであれば、この問題演習で、スラスラと漢文が解ける喜びを味わうことが出来るはずです♪
別冊で復習が効率よくできる!
最後に挙げる特徴として「別冊で復習が効率よくできる!」ということが挙げられます。
本書には「別冊」として「本書で解説された重要な66の句法と漢文の重要語を24ページにまとめた」小冊子がついています。
これは非常に薄くて軽いので持ち運びに便利ですし、覚えるべき要点だけが載っているのでスピーディーに、効率よく本書の復習をすることが可能です!
【参考書】漢文ヤマのヤマの使い方・勉強法
ここからは「漢文ヤマのヤマの効果的な使い方・勉強法」について紹介していきます。
最低「7周」繰り返すことを心得よ
まずは参考書を使う大前提として1周するだけでは、その内容の2割ほどしか身につかないということです。
1周しただけで10割すべて身につく人はよっぽどの天才です。
実際に、東大をはじめとする難関大学合格者は一冊の参考書を何度も何度も繰り返して学習しています。
これは難関大学に合格する彼らであっても、参考書を1周するだけではその内容の全てを身に着けることが出来ないからです。
では何周すればいいかというと、私の指導経験から言うと
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】
「漢文ヤマのヤマは最低7周」やれば、ほぼ完ぺきに内容を身に着けることが出来ます。
ですので必ず「7周」やるということを念頭に置いて、勉強のスケジュールを立てましょう。
解説を読んでいく
スケジュールを決めた後は早速本書を開いて解説を読んでいきましょう。
ここではとにかく解説を理解しながら読むだけで大丈夫です!
演習ドリルは書き込まない
さて解説を読み終わったら、その横に「演習ドリル」があると思うので、それに取り組んでいきましょう。
この際に、絶対に本書に答えを書き込まないようにしてください!
参考書の解説に補足のメモをするのは良いですが、問題に答えを書き込んではいけません!
なぜならこれから7周は復習するのですから、その復習の際に問題の答えが見えていてはその効果が半減するからです。
必ず、答えはノートに書くか、頭に思い浮かべるかにして、本書に書き込むことはしないようにしましょう。
毎日30分別冊で復習
本書を読み、演習ドリルを解いた後は“毎日”別冊で復習していきましょう。
覚え方は英単語帳と同じで、毎日見て、声に出すだけで大丈夫です。
別冊の24ページ全てを一通り声に出して覚えても30分もかかりません。
暗記の際はとにかく毎日やることが重要ですので、かならず毎日やるようにしてくださいね!
30分もかかりませんので!
2周目以降はスピーディーに復習
さて1周目を終えた皆さんはこのように思うのではないでしょうか?
「1周するのに結構時間かかった。。。これを7周もするのか、、、」
と。
でも安心してください!
2周目は1周目の約3分の2の時間で読み終わることが出来ますし、周を重ねるごとにどんどん短い時間で読み終えることが出来るようになります。
なぜなら1周目はどうしても書かれている理解するのに時間がかかりますが、2周目以降は1度理解したものを読むので、1周目よりも早く読むことが出来るからです!
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】
漢文ヤマのヤマの次に使う参考書は?
さて本書の次に使う参考書は受験校によって異なってきます。
「MARCHや関関同立・早稲田と言った私立大学」を受験する人は「センターの過去問」→「志望校の過去問」
センターの過去問は基本レベルなので本書で学んだ知識をアウトプットすることに適しています。
知識はアウトプットすることで「知識が整理され」、「理解が深まり」、「忘れにくく」なります。
ですので知識を覚えるだけでなく、必ず問題演習をして知識をアウトプットするようにしてください。
センターの過去問が終わった後は、志望校の過去問に取り組む以外にすることはありません。
「東大を始めとした二次試験で記述式の漢文が出題される国公立大学」を受験する人は「センターの過去問」→「漢文道場」or「漢文得点奪取」→「志望校の過去問」
センターの過去問に取り組む理由は上記の理由と同じです。
センターの過去問が終わった後は「漢文道場」or「漢文得点奪取」のどちらかに取り組みましょう。
↓漢文道場について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
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【塾講師が書いた】漢文道場の使い方・レベル・評価・勉強法
これらは「漢文の記述」に焦点を置いたものですので、二次で記述が出るという人は必ずやっておきましょう。
これも終わったら後は、志望校の過去問をやれば十分です!
漢文ヤマのヤマのまとめ
・初学者が取り組んでも東大漢文に対応できる学力をつけることが出来る
・早覚え即答法よりも収録事項の網羅性が高い
・最低7周は復習する必要がある
・本書が終わったらセンターの過去問を解いていこう