こんにちは!Study For.編集部です!
この記事では
「ステップアップノート30古典文法基礎ドリルってどんな参考書?」
「レベルってどれくらい?」
「自分に適した参考書かな?」
「どう使うのが効率的かな?」
「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」
といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。
高校大学受験講座は14日間の無料お試しが利用できます!
約4万本の映像授業が見放題のスタディサプリ!!過去の学年も含めて苦手な個所は繰り返し学べて、先の学年も含め予習もバッチリ可能!!超有名講師による神授業が分かりやすく、楽しみながら学べます!
詳しくはスタディサプリを無料で体験する方法をご覧ください
無料体験だけでなくキャッシュバックなどの入会特典の実施状況を知りたい方は【2023年2月最新】スタディサプリのキャンペーンコード・クーポン情報をご覧ください
夏のキャンペーン実施中
月額3,278円(税込)とリーズナブルにTOEIC対策が出来るプラン!
今なら最大2,976円お得に!
TOEIC® L&R TEST 20回分の問題を繰り返し解くことができ、解説や講義を見てさらにトレーニングをすることができます!
これらを繰り返し取り組むことで、だんだんと実力が身についていきます!
詳しくはスタディサプリを無料で体験する方法をご覧ください
キャッシュバック・無料体験などの入会特典の実施状況を知りたい方は【2023年2月最新】スタディサプリのキャンペーンコード・クーポン情報をご覧ください
目次(項目をクリックするとジャンプできます)
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの概要と使用目的
今回紹介するのは「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」です!
本書は「めんどくさい古文文法を短期集中でササっと攻略してやろう!」という参考書です。
著者がこの参考書を書いた際のコンセプトは以下のような感じです。
正直言って「受験古文」ってつまらない。
「古文を読むために、意味不明な文法を覚えないといけないし、単語も覚えないといけないし、でも英語と違って実用的なものでもないし」といった感じで。
でも「古文」は「愛」とか「恋」とか現代人が好むエピソードがたくさんある(源氏物語とか安倍晴明とか)。
それなのに「受験古文」がつまらない理由は、、、
「意味不明でめんどくさい文法だ!」
というわけでそんな文法を「短期集中で学習してしまおう!」
というのが著者がこの参考書を書いた際のコンセプトです!
ですので、この参考書の使用目的は「短期間での文法の暗記」となります。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの難易度・レベルは
次に本書の難易度・レベルですが「基礎~標準」です。
本書の基礎と標準レベルの文法事項を全て暗記すれば、どこの大学の古文にも対応できる力をつけることが出来ます。
しかし「基礎」ではありますが、初学者向けではありません。
本書は短期集中型に特化しすぎており、文法の説明が「要点のポイント」のみしか載っていないので、文法事項の解説は詳しくは載っていません。
「要点だけ教えるから、後はとにかく問題をたくさん解いて「ふーん、ポイントで言っていたのはそういうことか。」と納得してくれ!」
というスタンスの参考書です。
ですので「ある程度文法を学んだけど覚えられていない」という人向けの参考書です。
そもそも文法事項を覚えられないのではなく、理解できていない段階の人は「古文の伝説の参考書」といわれる「古文上達45」を使うことをお勧めします!
↓古文上達 基礎編 読解と演習45について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
-
-
【東大生おすすめ参考書】古文上達の使い方・勉強法・評価・レベル【基礎編 読解と演習45】
繰り返しになりますが、本書はあくまでも「ある程度文法を学んだけど覚えられていない」という人向けの参考書です。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの対象者は
ここからは「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」を使う対象となる人について紹介して行きます。
古文文法を一通り学んだけど覚えられていない人
これは先ほども述べた通り、本書を使う対象となる人は「古文文法を一通り学んだけど覚えられていない人」となります。
本書ではとにかく問題を解いて解いて解きまくって、頭だけじゃなく「体で文法を覚える」といった感じです。
数学で、問題を解くうちに解法が身につくのと同じように、本書も古文文法問題を解きまくって文法を身に着けるといった仕組みになっています。
ここで、Amazonにて皆さんの参考になりそうなレビューがあったので引用しておきますね♪
古典文法の基礎知識をしっかりと身につけた人には最適の問題集、参考書だと思います。
古典文法の参考書と言えば活用がダラダラと書いてあったり分厚い物が多いですが本書は100ページ未満で古典文法の大部分が完成します。
河合塾出版と言うことで非常に優れています。さすが教材の河合塾と言われるっているだけあります
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの特徴
ここからは「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」の良い点・悪い点といった特徴について紹介していきます。
概要としては以下のようになります。
・短期集中で文法を覚えられる
・頭だけでなく体で覚える仕組み
・解説は要点だけで初学者には厳しい
・受験生が躓きがちなところをしっかりフォロー
では早速、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
短期集中で文法を覚えられる
まず最初に挙げる特徴として、この記事の冒頭でもお話ししたように「短期集中で文法を覚えられる」ということが挙げられます。
ページ数はたったの“82ページ”(解答解説除く)なので、1日10ページ強のペースでやれば1週間で終えることが出来ます。
とは言っても1周やっただけでは、完全には文法は身につかないので最低でも3周は繰り返す必要があります。
ですがそれでも3週間ほどで終えることが出来るので、時間のない受験生にはかなり効果的な参考書ですよ♪
頭だけでなく体で覚える仕組み
次にあげる特徴としては「頭だけでなく体で覚える仕組み」ということが挙げられます。
これも冒頭で述べた通りです。
本書では、文法を詳しく解説して読者に理解してもらうのではなく、
要点だけ説明して、後は問題をたくさん解きまくる過程で「あー、こういうことか」、「ふーんなるほど」という形で理解してもらうことを目的としてます。
ですので、「頭で覚える」というよりは問題を解きまくって「体で覚える」仕組みと言えます♪
解説は要点だけで初学者には厳しい
次にあげる特徴としては「解説は要点だけで初学者には厳しい」ということです。
とにかく“要点だけ”しか解説していないので、初学者にはとっつきにくい参考書です。
初学者がこの参考書に取り組むと、
「えっ、解説はこれだけ!?もう問題演習!?ええええええええ、無理だよそんなの~~~」
といったことになるでしょう。
ですので、古文初学者の人は「古文の伝説の参考書」である「古文上達45」に取り組んでから、本書に取り組みましょう♪
↓古文上達 基礎編 読解と演習45について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
-
-
【東大生おすすめ参考書】古文上達の使い方・勉強法・評価・レベル【基礎編 読解と演習45】
受験生が躓きがちなところをしっかりフォロー
最後に挙げる特徴として、本書は「受験生が躓きがちなところをしっかりフォローしてくれている」ということが挙げられます。
本書は井上先生を始めとし、6人の河合塾の先生たちによって書かれています。
そのプロの先生方が、予備校の授業や答案の添削の際に気づいた“受験生が躓きがちな部分”について、本書ではしっかりと解説してくれています。
例えば
語幹のない「得」「寝」「経」の三語は、その活用形の読みが問われることがあるので、注意しよう。
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル
といった具合です。
他にも受験生が躓きがちなところをたくさん解説してくれているので、使う受験生としては非常に助かりますよ♪
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの使い方・勉強法
ここからは「ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの効果的な使い方・勉強法」について紹介していきます。
最低「3周」繰り返すことを心得よ
まずは参考書を使う大前提として1周するだけでは、その内容の2割ほどしか身につかないということです。
1周しただけで10割すべて身につく人はよっぽどの天才です。
実際に、東大をはじめとする難関大学合格者は一冊の参考書を何度も何度も繰り返して学習しています。
これは難関大学に合格する彼らであっても、参考書を1周するだけではその内容の全てを身に着けることが出来ないからです。
では何周すればいいかというと、私の指導経験から言うと
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】
「ステップアップノート30古典文法基礎ドリルは最低3周」やれば、ほぼ完ぺきに内容を身に着けることが出来ます。
ですので必ず「3周」やるということを念頭に置いて、勉強のスケジュールを立てましょう。
ポイントを読む。理解は大体でOK
さてスケジュールを決めた後は早速、本書を開いて読んでいきましょう。
まずは「ポイント」の欄に目を通してください。
ここでは本当に文法事項の要点しか書かれていないので「へーそうなんだー」くらいの感覚で読んでいきます。
内容の理解は大体でOKです。
なぜなら内容の理解は「問題を解きながら」していくからです!
基本ドリルと練習ドリルを解く
ポイントにざっとを目を通した後は、「基本ドリル」を解いていきましょう。
この際は先ほどの「ポイント」を見ながら解いていきます。
問題を解くことで、「あっ、こういうことか」と納得したり、理解したりすることになると思います。
基本ドリルを解き終わったら解答を見て丸付けをし、解説を読んでいきましょう。
そのあとは「練習ドリル」を解いていきます。
この際は、先ほどの「基本ドリル」とは違って「ポイント」を見ずに問題を解いていきましょう。
ここでも「ポイント」を見ていてはいつまでたっても文法事項を覚えることが出来ません。
「基本ドリル」は「文法の理解」が目的であるので「ポイント」を見ながらで良いのですが、「練習ドリル」は「文法の暗記」が目的であるので「ポイント」を見てはいけません。
さて、これも解き終わったら解答を見て丸付けをし、解説を読んでいきましょう。
2周目以降はスピーディーに復習
さて1周目を終えた皆さんはこのように思うのではないでしょうか?
「1周するのに結構時間かかった。。。これを7周もするのか、、、」
と。
でも安心してください!
2周目は1周目の約3分の2の時間で読み終わることが出来ますし、周を重ねるごとにどんどん短い時間で読み終えることが出来るようになります。
なぜなら1周目はどうしても書かれている理解するのに時間がかかりますが、2周目以降は1度理解したものを読むので、1周目よりも早く読むことが出来るからです!
【プロ講師が書いた】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル【完全版】
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルの次に使う参考書は
この参考書で文法を覚えた後は「古文単語の暗記」or「古文読解力の向上」をやるべきでしょう。
「古文単語」の参考書は「マドンナ古文単語」がおすすめです。
↓マドンナ古文単語230 パワーアップ版について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
-
-
【東大生必読】マドンナ古文単語パワーアップ版のおすすめな使い方・勉強法
「古文読解力」の参考書は「マドンナ古文」or「古文解釈の方法」がおすすめです。
↓マドンナ古文 パワーアップ版について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください
-
-
【東大生必読】マドンナ古文 パワーアップ版のおすすめな使い方
ステップアップノート30古典文法基礎ドリルのまとめ
・めんどくさい古文文法を短期集中で攻略できる
・頭だけでなく、体で覚えるスタイル
・初学者向けではない
・古文文法は本書をマスターすれば、どこの大学でも対応できる