動画映像授業・通信教育

通信教育や映像授業は本当に効果がある?メリット・デメリットを徹底解説

2021年3月15日

こんにちは、StudyFor.編集部です。

私たち編集部のメンバーは予備校講師や現役難関大学生(東大・京大・早慶など)で構成されており、学習指導および学習のプロとしての視点から「映像授業の効果とメリット・デメリット」について記します。

この記事は映像授業の利用を検討している小学生~大学受験生のお子さんを持つ保護者向けに書かれています。

この記事の要点
・映像授業は学力向上の効果が確実にある

・映像授業の利用者数は急上昇しており、今後の学習サービスの定番となる

・映像授業のデメリットはかなり解消されつつある。

・映像授業はデメリットよりもメリットの方が大きい

・映像授業の多くは「無料体験が可能」や「入学金無料」という特典に加えて、授業料が安いので失敗しても損失が小さい

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映像授業は本当に効果があるのか?

「映像授業は本当に学力向上や成績向上の効果があるのか?」と疑問や不安を持っている人は多いと思います。

結論から言うと、塾や予備校と同様に効果はあります。

映像授業の質は、塾や予備校の授業の質と同等以上です。

なぜなら映像授業で教えているのは、指導実績のある有名講師だからです。

さらに映像授業に効果があることの証拠として映像授業サービスの実績を紹介します。

映像授業で一番有名なスタディサプリ(運営会社はリクルート)の実績だけでも下記の通りです。

2018年6月時点で、有料会員数が33.3万人運営会社リクルートの決算書にて公表)

2016年3月時点で、全国約5,000の高校のうち約700校で導入総務省のレポートにて運営会社リクルートが公表)

数ある映像授業サービスの中の1つだけでも上記のような実績を誇るのです。
【学習のプロ集団が徹底比較】映像授業はどれがおすすめ?【学年別】

また、利用者の中には映像授業では成績が上がらない人もいますが、その人の成績が上がらない原因は映像授業ではなく利用者本人にあります。

これは映像授業に限らず塾や予備校でも同じことで、良い授業を受けるだけでは成績は上がりません。

成績が上がるのは授業を受けている時でなく、その後の自学自習で授業で学んだことを知識として定着させた時です。

大事なのは授業を受けることではなく、その後の自学自習なのです。

映像授業であれば塾や予備校よりも自学自習の時間を多くとることが出来ます。

なぜなら映像授業では塾や予備校までの通学時間が浮くだけではなく、「必要な授業だけ、受けたい時に、倍速など高速で効率的に授業を受けることが出来る」からです。

つまり映像授業では質の高い授業を受けることが出来るだけでなく、自学自習の時間も多く取ることが出来るため、塾や予備校と同等以上の効果が期待できます。

映像授業とライブ授業(塾)の違い

ここからは映像授業とライブ授業(塾や予備校など対面の授業)の「違い」と、それぞれの「メリット・デメリット」について説明していきます。

ライブ授業(塾)とは

ライブ授業とは、生徒が講師と対面して受ける授業のことです。

一般的な塾や予備校の授業はこの形式です。

映像授業とは

映像授業とは、生徒は講師と対面せずにパソコンやスマホなどを使って映像で受ける授業のことです。

映像授業と言っても大きく分けて次の3種類があります。

・場所を問わずにパソコン、スマホ、タブレットで視聴するタイプ

・塾や予備校の教室のパソコンで視聴するタイプ

・上記の2つを混ぜ合わせたタイプ
【学習のプロ集団が徹底比較】映像授業はどれがおすすめ?【学年別】

このように映像授業にも種類があり、それぞれのメリット・デメリットは少し異なります。

例えば、一般的に映像授業と言えば「質問が出来ない」というデメリットがありますが、塾や予備校で受ける映像授業では質問が出来ます。

(追記)最近では自宅で受ける映像授業でも質問が可能になってきています。

ライブ授業(塾)のメリット・デメリット

ここからは、塾や予備校と言ったライブ授業のメリット・デメリットについて説明していきます。

メリット

ライブ授業のメリットは主に次の3つです。

  • 授業に臨場感・緊張感がある
  • 講師にすぐに質問ができる
  • 学習仲間やライバルができる

それぞれについて詳しく説明していきます。

授業に臨場感・緊張感がある

ライブ授業では授業に「臨場感・緊張感」があります。

生徒の目の前に講師が立って授業をするため、映像授業よりも授業の迫力があります。

集中力が切れている時は授業の内容を聞き逃してしまう恐れがあるため、生徒は授業中に気を抜くことはできません。

その代わりに、授業に集中することが出来ます。

講師にすぐに質問ができる

ライブ授業では、授業で分からなかったことを授業中に、または授業が終わった直後に講師に質問することが出来ます。

一方で、映像授業はその場に講師はいないため、映像授業に設置されている質問機能を使って質問しても、すぐには回答が返ってこないこともあります。

学習仲間やライバルができる

ライブ授業では同じ教室で一緒に授業を受ける人がいるため、彼らと交流を作ることが出来れば「学習仲間やライバル」を作ることが出来ます。

学習仲間やライバルがいれば、お互いに励まし、切磋琢磨しあうことができます。

映像授業では学習仲間やライバルを作るための機能が普及しつつありますが、この機能がついていない映像授業も多いです。

デメリット

ライブ授業のデメリットは主に次の3つです。

  • 授業を受ける時間と場所に制限がある
  • 入学金など初期費用が高く、塾を辞めにくい
  • 講師の質が映像授業に比べると低い可能性が高い

それぞれについて詳しく説明していきます。

授業を受ける時間と場所に制限がある

ライブ授業では、授業が始まる時間や授業を受けられる場所が決まっています。

しかし、他の習い事や部活動をしており、時間の都合上、授業を受けられない人もいます。

また、お住いの近所に塾や予備校がない人もいます。

このような人にとってはライブ授業はおすすめできません。

一方で、映像授業であれば時間や場所に関係なく「好きな時間に好きな場所で」授業を受けることが出来ます。

入学金など初期費用が高く、塾を辞めにくい

塾や予備校では入学金などの初期費用が高額です。

そのため授業内容に満足できない場合でも「すでに高いお金を払ってしまったから、辞めてしまうと勿体ない」と感じてしまい、授業内容に不満を持ちつつも、その後も高い授業料を払い続けてしまいます。

一方で、映像授業の多くは入会金・入学金が無料であることが多く、さらには月々の授業料も塾に通うよりも安いため、もし授業内容に満足できなかったとしてもスパッと辞めることが出来ます。

講師の質が映像授業に比べると低い可能性が高い

塾や予備校の講師は、映像授業の講師に比べると指導実績が少なく、授業の質が低い可能性が高いです。

なぜなら、映像授業の講師は基本的に、指導実績が豊富で実力派の講師が集められているからです。

そうしなければ塾や予備校に比べると、まだできたばかりで知名度の低い映像授業に生徒を集めることが出来ないからです。

そして彼らのような指導実績豊富の実力派の講師は、日本中の講師の中でもごく少人数です。

つまり、日本中の講師の多くは映像授業の講師と比べると、指導実績が少なく実力も低いということです。

言い換えれば、塾や予備校に通った場合、映像授業の講師よりも指導実績が少なく実力も低い講師の授業を受けることになる可能性が高いということです。

映像授業のメリット・デメリット

ここからは映像授業の一般的なメリット・デメリットについて説明します。

デメリットに関しては映像授業サービスの質が向上しており、デメリットが解消されつつありますが、ここでは解消されつつあるデメリットも含めて紹介します。

メリット

ここからは映像授業のメリットを説明していきます。

主なメリットは次の5つです。

  • 料金がとても安い
  • 講師の質が高く、ハズレの講師が少ない
  • 時間と場所を問わずに授業が受けられる
  • 動画は繰り返し再生、早送り、スロー再生、巻き戻しが可能
  • 自分のペースで予習・復習・先取りが可能

それぞれについて詳しく説明していきます。

料金がとても安い

映像授業の一番のメリットは塾や予備校に通う場合に比べて、料金が圧倒的に安いことが挙げられます。

授業の料金は映像授業サービスや塾ごとに異なりますが、ここではスタディサプリ(月額2178円)を例に考えてみると、

出典:スタディサプリHPより

高校生向けの塾や予備校と比べた場合、年間で約49万円の差があります。
(高校生の塾の費用の相場は約50万円)

中学生向けの塾と比べた場合、年間で約39万円の差があります。
(中学生の塾の費用の相場は約40万円)

このように映像授業を受ける場合と塾・予備校に通う場合では費用に大きな差があります。

講師の質が高く、ハズレの講師が少ない

「料金が安いということは、授業の質も低いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

ですが、多くの場合「映像授業の質は塾や予備校の授業の質と同等以上」です。

なぜなら映像授業の講師の多くは指導実績豊富な有名講師だからです。

気になる映像授業サービスがあれば、ぜひその講師陣をチェックしてもらいたいのですが、

例えば、スタディサプリであれば「英語の関正生さん」

関先生は英語講師であり、大学在学中から予備校の英語講師を務め、全国の予備校で250人の教室を毎回満席にし、生徒たちは関先生の授業を受けるために朝6時から授業の整理券に並ぶというまさに伝説の講師です。

また代表的な著書の「世界一わかりやすいシリーズ」などの参考書を手掛け累計発行部数は70万部を超える人気です。
【学習のプロ集団が教える】スタディサプリの効果・評判・口コミ

↓関正生さんについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

N予備校であれば「数学の坂田アキラさん」

坂田アキラさんは「受験参考書のレジェンド」と呼ばれており、「数学が面白いほどわかる本」シリーズ(数学が苦手な人に大人気な参考書)など数十冊の参考書を執筆をしている実力は講師です。

このように映像授業をしている講師の多くは指導実績豊富な有名講師であるため、映像授業の質は高いです。

このような有名講師は講師の中でも極めて少人数であるため、世の中のほとんどの講師は彼らよりも授業の質が低いです。

もし塾や予備校に高い費用を払ったのにもかかわらず、運悪く、指導実績の少ない講師の授業を受けることになってしまった場合は非常にショックですよね。

映像授業であれば、このようなショックな事態を避けることが出来ます。

時間と場所を問わずに授業が受けられる

映像授業はスマホやタブレット、パソコンがあれば場所を問わずに授業を受けられます。

*代々木ゼミナールなどのように、塾に設置されたパソコンでしか授業を受けられない場合もあります。

そのため、学校への通学などの移動時間や隙間時間でも授業を受けることが出来ます。

また塾や予備校まで通う必要がないため、その移動時間を勉強など他のことに使うことが出来ます。

動画は繰り返し再生、早送り、スロー再生、巻き戻しが可能

映像授業のメリットとして「授業を繰り返し再生、一時停止、早送り、スロー再生、巻き戻しできる」ことが挙げられます。

このメリットのおかげで、ライブ授業の次のようなデメリットが解消されます。

ライブ授業のデメリットその1「授業で学んだ内容を忘れてしまっても、もう一度同じ授業を受けることが出来ない」

映像授業であれば、一度受けた授業を何度でも繰り返し再生することができます。そのため、授業を受けてから時間が経ち、学んだことを忘れてしまっても、また授業を受けることで復習が出来ます。

ライブ授業のデメリットその2「先生の雑談が長かったり、先生が話している内容は既に理解しているため、その時間がもったいなく感じる」

映像授業であれば、映像を見たいところまでスキップしたり、早送りすることができます。そのため、得意な科目など早送りでも授業内容が理解出来るのであれば、早送りすることで短い時間で効率的に勉強できます。

ライブ授業のデメリットその3「先生の話しているスピードに生徒の理解のスピードが追いつかず、授業のスピードについていけない。授業中に重要な箇所を聞き逃してしまい授業の内容が理解できなくなった」

映像授業であれば、一時停止やスロー再生、巻き戻しができます。そのため、授業のスピードについて行けなくなった場合は、一時停止して巻き戻し、またはスローで再生することで、授業の内容を取りこぼさずに理解することができます。

このように映像授業であれば「授業を繰り返し再生、一時停止、早送り、スロー再生、巻き戻し」が可能であるため、塾や予備校のライブ授業のデメリットを避けることができます。

自分のペースで予習・復習・先取りが可能

映像授業では受ける授業を生徒が選択できるため、生徒一人一人に適したペースで学習が可能です。

例えば、

英語が苦手な高校生は、過去の学年や中学生の内容の授業を受けて、苦手の原因を克服することが出来ます。

数学が得意な中学生は、まだ学校の授業では学んでいない内容の授業を受けて、どんどん先取りや予習が可能です。

中高一貫校の生徒は、中学生であっても高校生の内容の授業を受けることが出来ます。

このように映像授業では受ける授業を生徒が選択できるため、生徒に最適なペースで学習が可能です。

デメリットとその解消法

ここからは映像授業のデメリットを説明していきます。またそれぞれのデメリットの解消方法も紹介します。

主なデメリットは次の4つです。

  • 学習ペースを自分で管理する必要がある
  • モチベーションを自分で管理する必要がある
  • 授業を受けて分からなかったことを質問できない
  • 授業の緊張感が欠ける

それぞれについて詳しく説明していきます。

学習ペースを自分で管理する必要がある

一般的な映像授業では学習ペースや学習スケジュールを作成して、学習の進み具合を管理してくれる先生などはいないため、自分で管理する必要があります。

ですが、中学生や高校生が自分で学習スケジュールを作成し、その進み具合を管理することは簡単なことではありません。

理由は2つあります。

1つは、学習者が自分のゴール(志望校合格や定期試験で90点を取るなど)と現状の成績の差を分析して、ゴールを達成するために「いつまでに何をすべきか」を明確にすることが難しいためです。

塾・予備校・映像授業の講座や学習参考書には非常に多様な種類があります。

これらの中から、自分に最適なものを見つけて、それをいつまでに終わらせるべきかを自分で判断できる中学生や高校生は少ないです。

自分で学習ペースを管理することが難しいもう1つの理由は、人間は基本的に楽なことを選択するため、ついついサボりがちになってしまうことです。

学習の進み具合が作成したスケジュールより遅れていたとしても、それを指摘したり、催促してくれる人がいないため、ついつい楽な方に逃げて、勉強をサボってしまいます。

しかし最近ではスタディサプリの合格特訓コースなど、映像授業であっても学習者に専属の担任やコーチがついて、学習スケジュールの作成や進み具合の管理をしてくれるサービスも増えています。

ですので、この「学習ペースを自分で管理しなければならない」というデメリットは解消されつつあります。

また自分で学習ペースを管理する場合は「スタディプラス」という無料の学習管理アプリがおすすめです。

このアプリでは日々の学習を、どれくらいの時間、何を勉強したのかを記録することができ、この記録をSNSで他人と共有することが出来ます。

このアプリは学生だけでなく社会人も資格勉強などの際に使っており、2018年4月時点で300万人が利用する人気アプリとなっています。

当サイトStudyFor.のライター「京都大学生のパロリ」もスタディプラスの利用者です。

私の受験期の一番の相棒はStudy Plusというアプリでした。

これは端的に言えば勉強時間を記録できるSNSのアプリ、ですね。

一日の頑張りが可視化されますし、各勉強に対する感想だったりも書けるため日記代わりとしても使っていた節もあります。

それから、同じく京大を目指す仲間とも友達になれたのも大きかったです。

その人の勉強法を参考にしたり、たまには励ましあったりと、なかなか京大志望の受験生がいなかった私の生活環境ではそういった友達は貴重な存在でした。

勉強時間のグラフ
【独学・現役】京都大学農学部の合格体験記♪【参考書や勉強法など】

モチベーションを自分で管理する必要がある

映像授業のデメリットとして「モチベーションを自分で管理しなければならない」ということがあります。

塾や予備校に通っているのであれば、勉強へのやる気が下がっている場合は先生や担任が生徒の相談に乗って、生徒を励ましてくれます。

さらに塾や予備校では他にも通っている生徒がいるため、彼らと学習仲間になったりライバルになったりして、お互いに励まし合うことが出来ます。

また彼らの頑張ってる姿を見て、自分も頑張らなければ、と自分を奮起することも出来ます。

一方で、一般的な映像授業では、相談に乗ってくれるような担任はおらず、勉強も一人で映像授業を見ながら行うため、やる気を高めてくれる学習仲間やライバルは作ることが難しいです。

しかし最近の映像授業サービスでは、担任やコーチが生徒について学習スケジュールの作成や学習の進み具合を管理してくれるものが増えてきています。

ですので、この「モチベーションを自分で管理する必要がある」というデメリットは解消されつつあります。

またモチベーションを自分で管理する場合は、スタディプラスまたはTwitterなどのSNSの活用が友好的です。

当サイトStudyFor.の京大生ライター「パロリ」はスタディプラスで京大を目指す仲間とお互いを励ましあうことが出来て、彼らは貴重な存在であったと言っています。

最近では多くの学生がTwitterで「勉強用アカウント」を作成しており、日々の学習状況や悩みなどをツイートして学習仲間を作っています。

授業を受けて分からなかったことを質問できない

映像授業のうち、自宅で授業を受けるタイプのものは「授業を受けて分からなかったことを質問できない」ことが多いです。

映像授業は指導実績が豊富な実力派の講師が分かりやすく授業しているとは言えども、やはり生徒には理解できないことや、分からない疑問が生じることがあります。

そのような際に、塾や予備校であれば授業中や授業が終わってから質問することが出来ますが、映像授業では出来ないことが多いです。

しかし、最近では映像授業であってもコーチや担任、講師が質問に回答してくれる映像授業も増えています。

例えば、スタディサプリの合格特訓コースではコーチが質問に答えてくれますし、N予備校ではリアルタイムで配信される授業はリアルタイムで質問し、それに講師が答えてくれます。

また、SNSやヤフー知恵袋を使って質問する方法もあります。

TwitterなどのSNSでは学生同士が勉強を教えあうことがしばしばあります。

さらにヤフー知恵袋では勉強で分からないことを質問すれば、すぐに回答が返ってきますし、すでに同じ質問をしている人も多くいるので、検索すればすぐに質問の答えを見つけることが出来ます。

授業の緊張感が欠ける

映像授業では、生徒の目の前に実物の講師がいるわけではないため、どうしても「緊張感の欠ける授業」になりがちです。

緊張感の欠ける映像授業を受けている間についつい眠ってしまったりします。

これはしばしば映像授業のデメリットとして挙げられていますが、居眠りをすることは必ずしも悪いことではありません。

脳が眠気を感じている状態で授業に集中しようとするよりも、いったん居眠りして脳をリフレッシュした状態で授業を受けたほうが集中できるからです。

これを応用しているのが、福岡県の名門公立高校「明善高校」(偏差値は約70)です。この明善高校では、昼休みに学校全体で「昼寝」の時間が設定されています。これは午後の授業を眠たい状態で受けることを避けて、一度昼寝をして脳をリフレッシュさせるためです。

授業授業では、授業中に居眠りして脳をリフレッシュさせてから、また映像を巻き戻して授業を受けることが出来ます。

これは映像授業のメリットとも言えます。

映像授業はデメリットよりもメリットの方が大きい

ここまで、ライブ授業と映像授業それぞれのメリット・デメリットについて説明してきましたが、いかがでしたか?

「映像授業はデメリットよりもメリットの方が大きい」と感じた人が多いと思います。

そしてこれは多くの人が感じていることであり、映像授業サービスの1つであるスタディサプリだけでも有料会員数が30万人を超えていることがこれを裏付けています。

また、これからますます映像授業が学習サービスの主流になることは間違いありません。

映像授業の多くは無料体験することができるので、まずは体験してみてはいかがでしょうか?

また入学金が無料の場合が多く、授業料も安いため、万が一授業の内容に満足が行かなかった場合も、塾に比べて損をせずに済みます。

もし、おすすめの映像授業を知りたい方は↓のページで、小学生から大学受験生までの学年ごとにおすすめの映像授業を紹介してますので、ぜひご覧ください。

↓映像授業だけでなく紙のテキストを用いた学習も含めて通信教育について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

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