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【レビュー】関正生の英語長文ポラリスの使い方・レベル・評価・勉強法

投稿日:2019年8月14日 更新日:

こんにちは、StudyFor.編集部です。

この記事では「関正生の英語長文ポラリス」について、

「どんな参考書?」

「レベルはどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「本書に取り組み終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

【参考書を使って効率良く成績を上げる方法】

塾や予備校に通わず英語の成績を上げるためには

どのような参考書を

どのような使い方をして

どのような順序で勉強すると良いのか

について詳しく知りたい方は下記ページもご覧ください。
【短期間独学で偏差値30→70】英語のおすすめ参考書と勉強法【大学受験】


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「関正生の英語長文ポラリス」はどんな参考書?

大学受験英語のスペシャリスト、関正生先生によって書かれた英語長文読解の参考書です。

関正生先生は大学受験の各科目のスペシャリスト達の講義が安価で受けられることで大人気のインターネット予備校「スタディサプリ」の先生です。

大人気の講師が集まっているスタディサプリ講師陣の中でも特に指示を受けている関正生先生は、「丸暗記」を極力少なくし英語の「本質」を理解させるという講義をしています。

この参考書は、そんな関先生のエッセンスが詰まった参考書となっています。

「関正生の英語長文ポラリス」はどんな人にオススメ?何のための参考書?

まずこの参考書シリーズの良いところは参考書ごとにレベル別に分かれているところです。

つまりは自分が行きたい大学のレベルがしっかりと分かっている人にとっては非常にオススメで、その大学のレベルにちょうどあった英語長文の勉強ができるので非常に効率よく勉強できます



日東駒専レベルを志望する人は標準レベル、MARCHレベルを志望する人は応用レベルを選ぶなどといったことができます。

そしてこの参考書は質のいい長文に触れ、今後様々な長文を読む際に必要となる読解スキルを身につけるための参考書です。

優れた解説、全文にSVOCが振られているなど他の長文参考書と比べ豊富な解説が加えられています。

一般的な英語長文参考書というのは基本的には長文の数をこなす実力試し、今までやってきたことの総仕上げのような意味で使われることが多く、解説は今後長文を読む際の参考になる解説とは言い難いです。

しかしこの参考書は細かいところまで解説をしており、英単語や英熟語のルールなども解説してくれているので長文を解くだけではなく繰り返し音読したり、新しい知識を覚える参考書としても活用できます

「関正生の英語長文ポラリス」の難易度やレベルは?取り組むための前提レベルは?

この参考書はレベル別に別れています。

レベル1(標準レベル)は中堅私立大学(関東の日本、東洋、駒澤、専修大学や関西の京都産業、近畿、甲南、龍谷大学など)とセンター試験レベルの長文が12問収録されています。

レベル2(応用レベル)は上位私立大学レベル(明治、青山、立教、中央、法政、学習院)や標準レベルの国公立大学の長文が12問収録されています。

レベル3は難関国公立、早稲田慶応上智といった難関私立大学の長文が12問収録されています。

この参考書は国公立、私立の長文がバランス良く織り交ぜられているので私立専願の人にとっては本番で別傾向の問題が出ても対応できる実力、国公立志望の人は癖のある長文を勉強できるといった風に一石二鳥の効果を生む参考書となっております。

どの英語長文の参考書でも言えますが、参考書に取り組む前には英単語や英文法、英文読解の知識などを絶対に頭に入れてから取り組んでください。

この参考書はレベル別に分かれているので、レベル1に取り組む場合は英単語ターゲット1400くらいの英単語の知識を、レベル2に取り組む前にはターゲット1900の知識を入れておき、レベル3に取り組む時はそれ以上に語彙を増やしてから臨みましょう。


↓英単語ターゲット1400について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
ターゲット1400
【塾講師が書いた】英単語ターゲット1400の使い方・レベル・評価・勉強法


↓英単語ターゲット1900について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】ターゲット1900の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】ターゲット1900の使い方・勉強法・評価・レベル

英文法に関しては関先生が英文法ポラリスという英文法バージョンの参考書を出しており、それもレベル分けされているので志望大学のレベルに合わせて使ってください。



「関正生の英語長文ポラリス」の特徴は?良い点は?微妙な点は?

良い点

長文の質

この参考書良い点その1は、関先生が選ぶ英語長文の質が非常に優れている点です。

関先生の講義の特徴は「英語の本質を理解する」という点と先述しましたが、その本質理解のために適した長文を用意してくれています。

内容を理解しにくいものであったり、曲解がある英語長文も受験英語には存在しますが、関先生の選んだ英語長文たちは論理構成がしっかりしており導入部分から結論部分までしっかりと一本の幹で構成されている評説の英語長文や、小説であればキチンと長文を読めばストーリーを理解でき、起承転結がはっきりしているなど、まさにお手本のような英語長文を選んでいます。

このようなお手本英語長文こそが長文読解のスキルを身につける基礎練習として最適なのです。

毎年様々な大学の受験で出題された英語長文に目を通している関先生だからこそできる技とも言えます。

解説の丁寧さ

良い点のその2は、解説が非常に丁寧な点です。

設問ごとに非常に分かりやすく、受験生がしっかりと納得できる解説をされています。

受験生の抱く「何故なのか?」という疑問に対しここまで真摯に答えてくれる解説はなかなか他の参考書では見られません。

参考書はあくまでも学校で使用されるテキストではなく、基本は自分一人でやるものなので解説を見てもわからなかったとこは先生に聞けるとは限りません。

参考書学習は解説を見たとしても解説の分かりにくさが理由で疑問が残りやすいことがデメリットなのですが、この参考書は丁寧で論理的な解説でそういったデメリットを極力減らしてくれる参考書となっています。

これは参考書学習をする受験生にとっては非常に大きいメリットとなります。

実力試しや数をこなしたいという人にとっては他の安価でたくさんの英語長文問題が含まれている参考書をオススメしますが、英語長文一つ一つをひたすら反復し自分の血肉としたい受験生にとってはこれ以上の英語長文の参考書はないでしょう。

SVOCが一文ごとに書かれている

SVOCというのは英語の基礎の基礎とされる部分で、S(主語) V(動詞) O(目的語) C(補語)といった風に一文一文の中でそれに適応する英単語を見つける勉強は大切です。

しかし受験生はこの基礎の部分を疎かにしてしまいがちです。

これを疎かにするとどういった事態に陥るのかというと、一文一文を正確に訳せなくなる可能性があります。

「どこまでが主語なのか?どれが動詞なのか?」

これがわからないと一文一文は訳せません。

基本的に英語長文の参考書はSVOCが文章に割り振られていることは少ないので、SVOCをしっかりと書いている英語長文ポラリスは一文一文を正確に訳す力を養える機能も搭載されてい
ると言えます。

またそのSVOCが書かれた文を何度も反復することで、似たような文が出てきたときに瞬時にSVOCを見つけることができます。

センター入試や難関大学などでは非常に文量が多い英文が出題され、英語長文は時間との勝負です。

そのときにSVOCを瞬時に見つけ、正確に文を訳すスピードが早ければ早い分周りのライバルたちに差をつける事ができます。

↓SVOCを把握することの重要性について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

音声CDが付いているため音読が出来る

本書は音声付きのCDが付属しており、これを聴きながら音読ができます。

音読の方法及び効果に関してはこの後の方で解説します。

微妙な点

解説を理解するために必要なレベルが高い

先述のようにこの参考書は非常にわかりやすく解説がなされていますので、文に対する疑問等は解説を読めば解消されます。

しかし解説が詳しいからこそ、前提条件のハードルが高いです。

例えば「この文はSVOCの第四文型です」と書かれた解説を見ます。

SVOCを知っている人は「なるほど!」と思いますが、知らない人は「なにそれ...」となってしまいます。

解説が詳しいのに、そういった細かい点については覚えていることが前提とされている部分が大きいのでそこが残念だなと思います。

この参考書の効果をフルに発揮するためにも、取り組む前に英語の基礎知識は身につけておきましょう!

SVOCの基礎知識をつける参考書としては『英文読解入門基本はここだ!』がおすすめです。


↓英文読解入門基本はここだ!について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
【東大生おすすめ】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル
【東大生おすすめ】英文読解入門基本はここだ!の使い方・勉強法・評価・レベル

「関正生の英語長文ポラリス」の批評や口コミはどう?

良い評判や口コミ

「文章が旬でよい。構造分析も全文ある。これを繰り返せば、相当の力が付く。」

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まさにこの通りで、この参考書を繰り返しやれば必ず英語長文に対応する力がついていきます。

この参考書を単なる長文問題の演習参考書と捉えず、一つ一つの長文を何も見ずに自然に出てくるくらい反復し自分のものにしましょう。

この参考書は非常にユニークな題材のものまで取り扱っています。

癖のある文章にも慣れていき、本番でどんな文が出ても対応できるような力をつけましょう。

微妙な評判や口コミ

「今の有名な長文の参考書なんてどれでもいいんですけど、スタディサプリが分かりやすかったので買ってみました。
他の参考書はどうか知りませんが、文法などの解説は殆どないです。
文法がままならない人はまず文法を完璧にすることをお勧めします。
あと難関大学レベルの単語が出てるのにも関わらず、訳が書いてないことが多々あります。
その都度調べるのが面倒くさい…」
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私が指摘した事と同じですね。

この参考書に臨む前にしっかりと英単語や英文法といった英語の基礎を固めておきましょう。

「長文問題集の解説は”日本語訳だけ”とかの本が多い気がしますが、この本は構文もしっかり取ってますし、非常に詳しい解説になってます。ただ、ダウンロード用の音声が遅すぎる気がします。音声スピードは”受験生が入試本番で読む理想の速さ”になっているようですが、”聞く”のにかなりの時間を費やしてしまいます。プラチナルールのように、2パターンの音声スピードがあったらより良いのですが...」

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音声に関しては再生アプリによって自分で調整できるので個人的にはあまり不満はありません。

何より長文反復のためにネイティブイングリッシュを聞けるCDが付属しているというのは非常に大きいメリットです。

「関正生の英語長文ポラリス」の効果的な使い方や勉強法は?

問題とは別に、まず長文自体に取り組む

せっかくSVOCや文構造の説明が豊富な参考書ですので、一般的な英語長文の参考書とは違った使い方をしてみましょう。

問題を解くために長文を読むのではなく、まずは問題文の何も書かれていない文にSVOCを振りそれを元に頭の中で簡単に一文一文訳してみましょう。

そのあとに設問を解いていき、解説を見て設問に対しての答えがあっているかどうかだけでなく、自分が正しくSVOCを振れているかを確認しましょう。

このようにすることとで単純に長文を読んで設問を解いて…という一般的な英語長文参考書のやり方ではなく、SVOCの練習もプラスすることができ、英文を一文一文精読する力(=英文読解力)を身につける参考書としての使い方もできます。

長文を解いただけで終わらせない

一般的な英語長文参考書は解説が薄く、どちらかというと長文演習の数をこなして長文問題に慣れるための参考書というものです。

そのような参考書は解説が薄いので設問の答えや簡単な意訳しか乗ってない場合もあり、「この英文をどう訳したらこの訳になるのか?」という疑問が晴れないままになりがちです。

そんな状態の英語長文を反復練習しても効果が薄いです。

しかしポラリスは扱っている英文の質が高く、SVOCがしっかり振られつつ英文構造分析がされており、英文に対してのアプローチが非常に優れているので反復練習にはもってこいです。

さて、反復練習というのはいったいどうやるのか?

一番効果的なものは「音読」です。

音読の有用性についてはみなさんも何処かで聞いたことがあり、疑問を持つかもしれませんが正しいやり方を実践すれば必ず効果が出ます。

次は私も受験生時代に行った音読練習のオススメのやり方を書きたいと思います。

音読のオススメのやり方

まずはSVOCと意訳を書き込んだ英文を音読しましょう。

この際に気をつけるのはただ何も考えず英文を読んではいけないことです。

一文一文を読みながらSVOCの位置を意識しながら頭の中で一文一文を流暢な日本語に訳すのではなく、前から順に直訳していきます。

例えば「私はカーナビのついた車が欲しい」という日本語を英訳すると

I want a car which has a GPS navigator. となります。

この時SはI、wantがVでcarはOで、which以下がcarを修飾しています。

音読の際は文を読みながら「私は欲しい、車が、~を持った、カーナビ」といったように前から訳していきましょう。

なぜこのやり方がいいかというと、受験の英語長文というのは全ての文を訳していると設問を解く時間が無くなりがちです。

設問を解いて点数を他の受験生より多く稼ぐことが合格へ近づく道なのに、英語長文を完璧に訳すことだけに集中しても意味がありません。

設問で指定されていないような関係ない部分は軽く読んで簡単に訳す程度で十分なのです。

SVOCを完全に理解して初見の英文でもSVOCを瞬時に割り振ることができれば、その文の大まかな意味は掴めるのです。

皆さんも是非音読を繰り返し英文を読むスピードをアップしていってください。

ここからは音読の際の注意点についても説明します。

音読の際に陥りがちな悪いこととしては、早さにこだわりすぎてしまい、キチンと頭の中で文を理解できないまま音読を繰り返してしまうことです。

最初のうちは「ゆっくり、正確に」を心がけて音読していきましょう。

慣れていけば徐々に読むスピードが上がり、同時に英文を正確に理解できる能力が身についていきます。

そして最後には何も書いてない白文の状態の英文を音読しましょう。

ここにはSVOCも何も書いていない状態なので音読しながら「この単語はS、この単語はV」と頭の中で文を読みながら確認していきましょう。

「関正生の英語長文ポラリス」はいつから取り組むべき?

英語長文の参考書すべてに取り組む前に言えることですが、英語の基礎知識をしっかりと身につけてから取り組むべきでしょう。

ここでいう基礎知識とは英単語、英熟語、英文法、英文読解の知識の4つです。

浪人生の方や現役生の方、もしくは高校1年生から先を見据えて受験勉強に取り組む人もいるなど受験を始めるタイミングは様々ですので、「夏から始める」「秋から始める」というように時期で決めるのではなく、長文を解くのに必要な知識を蓄えてから始めましょう。

特にポラリスは英語長文の参考書でも難易度が高い方なのでしっかりと英語の知識を蓄えてから取り組む必要があります。

「関正生の英語長文ポラリス」の参考書の次に取り組むべきことは?

長文演習というのは、受験英語において最後に取り組む集大成の勉強となります。

ポラリスを終えた後は志望校の過去問に手をつける、また別の英語長文の参考書に取り組むなどが良いでしょう。

また、今まで読んだことのない英語長文を読むと、自分の弱点がわかります。

「英単語がまだまだ足りない」、「文法もまだ覚え切れていない」といったように英語長文は自分に足りていないものを分からせてくれるものでもあるのです。

ポラリスを含め、様々な英語長文を読むことで弱点を見つけ補強し本番まで隙のない実力を身につけていってください。



【参考書を使って効率良く成績を上げる方法】

塾や予備校に通わず英語の成績を上げるためには

どのような参考書を

どのような使い方をして

どのような順序で勉強すると良いのか

について詳しく知りたい方は下記ページもご覧ください。
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