英語

【東大生おすすめ】ビジュアル英文解釈の使い方・勉強法・評価・レベル

こんにちは!Study For.編集部です!

この記事では

「ビジュアル英文解釈ってどんな参考書?」

「レベルってどれくらい?」

「自分に適した参考書かな?」

「どう使うのが効率的かな?」

「この参考書が終わったら次は何をすればいい?」

といった皆さんの知りたいことを全て掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。

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目次(項目をクリックするとジャンプできます)

ビジュアル英文解釈の評価やレベルとおススメの人

参考書の概要

今回紹介する「ビジュアル英文解釈」は英文の読み方の技術といえる英文解釈について学ぶ参考書だ。

「直読直解」といって英語を決して帰り読みせずに、左か右へと順に読んでいけるようになることを目的に作られた参考書でもある。

皆さんも過去に一度は、英文がすべて自分の知っている英単語で構成されているにもかかわらず、「単語はわかるけど英文の意味は分からない」・「うまく訳せない」・「変な日本語になってしまう」という経験はないだろうか?

たとえばこの英文はすべて簡単な英単語で構成されているが意味が分からない人が多いのではないだろうか?

At the time which we talk of the boy was very poor.

まさにこの時に必要な力が、英文の主語・動詞・目的語・補語・副詞(SVOCM)を正確に読み取り、訳を含めた英文の意味を正確に理解する「英文解釈」の技術である。

ビジュアル英文解釈にはPart1とPart2の二つがあるが、それぞれレベルが異なるので詳しく説明していこう。

Part1

前提となるレベル:中学レベルの英文法・英単語を理解し覚えている(高校受験時の英語の偏差値50が目安となります)

対象となる人:英文解釈の基礎を学びたい入門者。単語と文法が分かっていても長文が苦手な人。センター受験者、関関同立・GMARCH・地方国公立大学を目指す人。

到達後のレベル:英文をスムーズにかつ正確に意味をつかみ柄読むことができるようになり和訳や長文に強くなる。センター8割、関関同立・GMARCH・地方国公立大学への合格学力が獲得できる。

Part1では主に高校1,2年生の中学英語を理解している人向けに書かれている。英語の偏差値が50前後の人にお勧めだ。

本著は中学レベルの英文法については当然知っているものだとして書かれているため、もし「中学英文法がわからない」・「中学英単語を覚えていない」という人はこの参考書を読んでも理解に苦しむと思うのでまずはそれを克服してからにしよう。

中学英語の復習は以下の参考書がおすすめである。

Part1をマスターすればセンター試験では8割の160点以上はとれるようになるはずである。また本著とは別に高校英文法・英単語を学べば関関同立・GMARCH・地方国公立大学といった中堅大学の英語でも合格点が取れるようになる。それほど優れた英文解釈の参考書である。

またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。

伊藤和夫先生の代表的著書のひとつです。

大学受験の英語の参考書は、毎年新しい本が出版され、書店の本棚にひしめき合っています。

しかし20年もの間、変わらずそこに存在し、かつその評価の高さを保ち続けている本は、この本を含め数えられるほどしかありません。

この事実が、本書の英文解釈論の有効性・学習の姿勢の正しさを証明していると思います。

考えてみてください、20年です。20年もの間通用しているのです。

時代とともに変わる英語ですが、その中で本書が生き続けている理由は、本質を捉えているからと言う他ありません。

僕は当時、偏差値50を下回るような、いわゆる劣等生でした。本書との出会いはまさに偶然でしたが、伊藤氏の論理的な気迫に心強さを感じ、「まえがき(本書の利用法など)」にあるとおりに学習を始めました。

具体的には、一文一文を和訳し、伊藤氏の解釈の流れと比較し、その方法論を身に着けていくという形です。1日1テーマずつ、しかしじっくりと、それでも一ヶ月程度でパート1を終えました。

この段階で、英文の見方が根本から変わり、その構造が「見える」ようになりました。これをきっかけに、英文を読むことが楽しくなり、偏差値は70を超えられるようになりました
Amazon

Part2

前提となるレベル:Part1レベル 英語の偏差値が60以上

対象となる人:単語と文法が分かっていても長文が苦手な人。東大・京大・東工大・一橋大・早慶上智・医学部を目指す人。

到達後のレベル:英文をスムーズにかつ正確に意味をつかみ柄読むことができるようになり和訳や長文に強くなる。東大・京大・東工大・一橋大・早慶上智・医学部への合格学力が獲得できる。

Part2はPart1よりもぐっとレベルが上がり、偏差値60以上の学力が前提となってくる。そのためこの参考書をお勧めする人は、最難関大学といわれる旧帝大や早慶・医学部を目指す人である。Part2をマスターしたころには大学受験英語においてどの大学であったとしても合格点が取れないということはなくなるだろう。

例えば、ずっと東大E判定だった人がビジュアル英文解釈Part2と速読英単語上級を3か月やっただけで東大模試における英語の偏差値が70を超えたという話もある。

またAmazonのレビューには下記のようなレビューもあり、良書であることが伺えます。

この本に出ている文章をパッと見て訳せるまでのレベルにすれば、東大も可能と著者が仰っている。また、当時の東大よりも今は構文が多少簡単になっているので、カンペキに仕上げたのなら、解釈力はOK!あとは、長文の量をこなすようにしたほうがよい。音読も欠かさずに!私はこの本のおかげで、河合模試の偏差値が80を超えました。信じてボロ雑巾のように使い果たしてください。
Amazon

ビジュアル英文解釈の特徴・メリット・学習効果

英文解釈の王道ともいわれるビジュアル英文解釈はしばしば他の参考書でも参考にされています。ここからはそんなビジュアル英文解釈の特徴について書いていきます。

直読直解をモットーに英語を左から右へと順に読めるようになる。社会人にもおすすめ。

ビジュアル英文解釈では「直読直解」がモットーとなっている。この直読直解とは、英語を左から右へと順番に読んでいき、決して前に戻って読み直したりせずに、正確に意味を読み取っていくことである。

つまりネイティブと同じように英語を読むようになることを目的とした参考書である。

この直読直解を身につけることで、英語の文章を日本語の文章を読むのと同じ感覚で読むことができるようになるのだ。

また英文を前に戻って読み戻すという手間をなくすことができるようになるため、長文問題で「時間が足りない」ということは無くなるはずです!

難関大学合格やTOEIC高得点ためには必須の技術ともいえるので、ぜひビジュアル英文解釈を使って習得しよう!

分かり易すぎる解説

ビジュアル英文解釈が出版から長い時を経て今もなお名著と呼ばれるのは、解説の分かりやすさの所以です。

まずは「ビジュアル」英文解釈というだけあって、豊富な絵によって内容のイメージが湧きやすく、先生と生徒の会話形式によって書かれているため視覚的に見やすい参考書となっています。(著者は「授業が見える」をコンセプトにしているそうです)

また「多くの人がつまづきやすいところ」「勘違いしやすいところ」を長年予備校教師をやられていた著者が、重点的にわかりやすく指摘してくれます。

私自身もビジュアル英文解釈を使って学習している際に、「んーここがいまいちピンと理解できないなー」っと思っていたら、次のページでまさしくそのことについて解説してくれたことを今でも印象強く覚えています。

自然と復習ができる仕組み

ビジュアル英文解釈では、一つの構文についてページ数の間隔を空けて複数回学習するため、ビジュアル英文解釈を読み進めていくことで、自然と学習事項を復習できる仕組みとなっています。

たとえば、参考書を進めていると「あっこの so that構文を前に勉強したけど、どういう内容だったっけ?忘れちゃったなー」って思うことがあると思います。

ビジュアル英文解釈では同じ構文がどこで出てきたかを教えてくれる仕組みになっているため、すぐにどこのページを見直したらいいかわかります!

単語が難しすぎない

ビジュアル英文解釈は、読者が「英文解釈」のみに集中できるように、例文での英単語は比較的簡単なものになっています。

たとえばビジュアル英文解釈Part1では中学レベルの英単語と文法を知っていれば理解できるように作られています。

このように英単語が難しくないため、わざわざ辞書を手元に置いて調べるというめんどくさい手間が不要です!!

音声がない、、、

ビジュアル英文解釈には付属CDなどの音声がないのがちょっと残念ではあるが、内容は優れているためCDがなくても神参考書である。

ビジュアル英文解釈のページ数・例文数

ビジュアル英文解釈Part1
【ページ数】282ページ
【例文数】35文

ビジュアル英文解釈Part2
【ページ数】281ページ
【例文数】26文

ビジュアル英文解釈の使い方・勉強法

使い方・勉強法

大きな流れとしては以下となります。
「焦点」→「review」→「SVOCMの振り分けと和訳」→「研究」→「音読」

ではそれぞれの段階について詳しく見ていきましょう。

まずは「焦点」で概要を学習

まずは各章の先頭にある「焦点」で、今からどのようなことを学ぶのかを確認します。

ここでは、今から学ぶ英文に出てくる英文法や構文に関する説明がされています。

ここで完全に理解できなくても、そのあとに出てくる構文を見たり、章の最後の解説を見ることで理解できることも多々あると思うので、理解できないものがあってもあまり深く悩まず先に進みましょう。

「review」で重要構文を復習

4章以降からは各章に頭のほうに「review」というものが出てきますので、ここもしっかりと読みましょう。

この「review」とは、前の章までで学んできた重要な構文が再度出てくる際に、その構文を簡単に説明しているものです。

これを読むことで以前に学んだ構文を復習することができ、その構文の理解・暗記が深まります。

SVOCMの振り分けと和訳(ノートを使うことを推奨)

次は、英文にSVOCMを振り分けて、実際に和訳をします、

この際に参考書に直接書き込むと、2周目以降の復習の際に間違った書き込みを正しい答えと勘違いしてしまう恐れがあるのでやめましょう。ぜひノートを使うことをお勧めします。

また、SVOCMの振り分けとはそれぞれ、S(主格)・V(動詞)・O(目的格)・C(補語)・M(副詞)のマークを英文に書き込むということです。これらを振り分けることが英文解釈上達の近道です。

これらが終わった後に、英文を和訳します。ここはあまり時間をかけすぎずに分からないものがあったとしても最長5分で打ち切って、次の解説を見るようにしましょう。

考えることに時間をかけることもいいのですが、分からないものには早く見切りをつけて解説を読んで理解し復習したほうが、受験本番までの時間が限られてる受験生には得策です。

「研究」で疑問点の解消

和約が終わったら、「研究」で英文の解説を見ていきます。

ここが一番大事なのところなので、解説のすべてを理解するように集中しながら取り組んでください。

先生と生徒の会話形式で読者が間違いやすい・躓きやすいところを的確に解説してくれています。

音読で直読直解を習得

これで一つの章が終わったからといって、次の章に移る人がいますが、それは絶対にNGです!

英語の学習において音読は欠かせませんので、その章で学んだ例文を必ず20回は音読するようにしましょう。

なぜなら音読をすることによって、本著が目的としている「直読直解」が可能になるからです。

音読しながら頭の中で英文解釈を行うことで、英文がだんだん左から右へと、前に戻ることをせずにスラスラと読めるようになっていくのです!

1か月ほど(長くても3か月)毎日これを繰り返しいれば、初めて目にする英文でも直読直解が可能になります!!

そしてこれは難関大学に合格するには絶対に必要な能力なので、もしあなたが難関大学を目指すのであれば必ず音読しましょう!!

また、英文解釈の勉強法について詳しく知りたい方は↓をご覧ください。

ビジュアル英文解釈の次に使いたい参考書

次に取り組むべきこと

ビジュアル英文解釈Part1の後に使いたい参考書は速読シリーズがおすすめ

センター8割以上を目指す人、関関同立・GMARCHを目指す人、地方国公立大学を目指す人は「英文解釈」の次の参考書としては、
基礎英文解釈の技術100がおすすめです!

ビジュアル英文解釈Part2はPart1とレベルの乖離が大きいので、その間に基礎英文解釈の技術100を挟んでからPart2に取り掛かるのが良策です。


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英文解釈を実践的に使っていくための参考書としては、長文と単語がセットになった速読英単語・速読英熟語(速読シリーズは付属の解説書で全長文の解説がされており、SVOCMを振り分けも記載されています。)がおすすめです。


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ビジュアル英文解釈Part2の後に使いたい参考書はポレポレがおすすめ

東大・京大・阪大・一橋大・東工大・早慶を目指す人は、「英文解釈」の続きの参考書としては「ポレポレ」or「英文読解の透視図」をお勧めします。

この二つのどちらもレベルがほとんど同じなので好きなほうを使うといいでしょう。

個人的にはビジュアル英文解釈と同じ「直読直解」に重点を置いたポレポレがおすすめです。

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英文解釈を実践的に使っていくための参考書としては、志望校の過去問や「やっておきたい英語長文シリーズ」や「ハイパートレーニング英語長文シリーズ」などの長文問題集がおすすめです。

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